あるべきものを、あるべき形で清掃する
2019.11.23
整頓・共有の重要性:清掃はコミュニケーションである
今回、私はA&PROにおけるカフェスペース、ウォーターサーバーの清掃について、その目的と方法について学びました。
この経験を通じて、私は清掃・整頓の重要性について気づきを得ました。汚れているところの清掃をすることは当然必要ですが、整頓(例えば、ものの位置を固定しておくこと)をすることで、そのものに異常がないかを確かめることができます。例えば机の上でペンの位置を固定させていないと、たとえそのペンが無くなってしまっても、整頓しているときに比べてそのことに気づくのに時間がかかるかもしれません。整頓をすることで、その場所で問題がないかを常に確かめることができるのです。
そして、整頓されていることをメンバーに共有することが重要であるということを学ぶことができました。 メンバーそれぞれに必要な情報を共有させることで、メンバーが行動をする際にその情報を生かして行動することが出来るようになります。整頓されている状態を清掃方法と共にメンバーで共有していることで、もしも普段の位置にものが無い(または位置がバラバラになっている)場合、まだ清掃が終わっていないのではないか、何か清掃方法に間違いがあったのではないかと他の人が気づくことができます。整頓するということは、清掃を正しく行えているというコミュニケーションの手段となるのです。
私は今まで、仕事に関してはそれをする人だけ(この場合、清掃をする人だけ)その方法だけ(この場合、自分なりの清掃方法だけ)を知っていればいいと考えていました。しかし、メンバー全員がものの位置と清掃方法を共有していることで、清掃をする人だけでなく、全員が気付いたときにその仕事を手伝うことができたり、アドバイスが出来るということに気づきました。
私は今回、カフェスペースやウォーターサーバーを清掃することの目的から具体的にこれらを学ぶことが出来ました。
メンバー「全員」で、綺麗に保つ

カフェスペースにはメンバーや直営塾ヘウレーカの生徒・保護者から頂いたお茶・コーヒー・お菓子などが並びます。ウォーターサーバーでは、これらのお茶やコーヒーを作るために水・お湯を注ぐことができます。ここにある飲み物やお菓子はお客様やメンバーにお出しするものになるので、清掃の際も衛生面を特に配慮し、綺麗に保つことを心がけています。
この場所は担当者が徹底的に掃除する場所でもありますが、当然ながら、例えばメンバーがコーヒーを注ぐとき、誤ってウォーターサーバーに汚れをつけてしまった場合等にも、すぐにその人が清掃を行える仕組みを作り、その方法をメンバー間で共有しています。
また、カフェスペース、ウォーターサーバー清掃について、「衛生面に気をつけて、綺麗に保つ」という目的をもとに、清掃の際には綺麗なところから掃除、上から掃除を徹底しています。例えば、ウォーターサーバーについては、まず飲み口から拭き掃除をします。ここを他の場所の後に拭きはじめてしまうことは、衛生上避けなければなりません。次に、サーバーの上から拭き掃除を行います。例えば下から拭き掃除を行うと、上の拭き取りをする際には下にホコリが落ちてしまうかもしれません。このような心がけは、考えればすぐに分かることなのですが、実際にそれを活かせている人は少ないのではないでしょうか。
共有という強みを、継続していく
私は、共有の重要性という今回の学びを生かして、今後 A&PROに関わることになるメンバーにカフェスペース、ウォーターサーバーの清掃の目的、方法について積極的に共有していきたいと思います。 またこれによって、情報共有を行っているという強み、よさを今後も続けていくことに貢献していきたいと思います。
研修で学んだこと
- 目的:衛生面に気をつけて、綺麗に保つ
- ウォーターサーバーは注ぎ口をまず拭く(綺麗なところから掃除、上から掃除)
- カフェスペースで、補充の際は新しいものが奥に来るように(下から補充、奥から補充を徹底)
- カフェスペースで、使う際には古いものから使うように
- 清掃後は、目的に沿っているか一度確認
- 誰が見ても、いい印象を持ってもらえるように