自立・自律ができること、人と協力し合うこと

今月の研修:社会人が持つべき習慣(私的成功)

自分が責任を持つことで、人の負担を分散できる

皆さんは、普段人と一緒に活動する際、自立した行動を取っているでしょうか?この「自立」とは、人に依存せず自分の力で物事を実行することを指します。

特にプライベートな場だと、自立できていない場面が思い当たるかもしれません。例えば友達と一緒に旅行へ行こうとしたとき、宿の予約や食事の場所決め等、ついつい人に任せてしまうことはありませんか?これではその人の負担が大きくなってしまいますね。

もし、宿の予約と食事の場所決め、遊ぶ場所の手配等を各々が分担して決めるなら、皆の負担は分散できます。もしそれぞれが自分のしたいことを考え、それを組み合わせれば全員にとって最高の旅行が実現できるかもしれませんね。

バーベキューがしたい、星空が見たい、或いは値段を安く抑えたい。各々のしたいことを組み合わせると、キャンプが最適かもしれません。

つまりそれぞれが自立した状態で責任を持って役割を担うことで、負担を分散でき、更には互いに協力・高め合うこともできるのです。これは仕事においても重要な考え方です。自立しているメンバーなら、相互協力・相乗効果が期待できます。一方で自立できていない、依存しているメンバーがいたときには他のメンバーの負担が増えてしまうのです。例えば自分の行動の決断に自身でその責任を負えない人がいた場合、その人がどう行動するかを決め指示する他のメンバーが必要となり、その人の負担を増やしてしまいます。

依存を脱却するために、まずは自分を律する

ここからは、そのような仕事における自立の考え方を同音の別の言葉、自律にも当てはめ、私の経験を例として述べていきます。自律とは、自分で決めたことを自分で管理しながら実行することです。もしあなたがここまでの内容を読んで「自立はできているな」と感じたなら、一方で自律はできているのかどうか、是非見つめ直してみてください。

自律ができていない状態は自立ができていない状態と同様に、メンバーの負担を増やしてしまいます。何故なら自分で決めたことを自分で実行できない状態の場合、その補助を他のメンバーが担うことになるからです。

自立・自律ができていないメンバーは、それができているメンバーに助けられることがあります。これは相互協力ではなく補助。自立・自律ができるメンバーの負担を増やしてしまいます。

自律ができていない具体的な状況として、私は私自身で設定した活動目標を自分の宣言通りに達成できていない場面がありました。宣言した時間通りに活動することができず、目標達成が遅れてしまったのです。

たしかに、自分で活動内容を決め自分の力で取り組んだことだけを見れば、「自立はできている」と言えるかもしれません。しかし一方で自分が宣言した期限を過ぎてしまったという点で、自律はできていなかったことになります。本来私たちのチームでの活動は、各々が自身のできることをやり切った後それを更に高める、相乗効果を生み出す場です。しかし私が活動目標を達成できなかった結果チームでの活動内容が変更となり、私自身の身勝手な行動で周りの足を引っ張ってしまうことになりました。

チームで活動して相乗効果を得るためには、前提として各々が自立・自律を為さなければなりません。私はまず自分で宣言した目標は達成し切るこの習慣を身に付けなければならないことを改めて意識しました。他のメンバーの負担を余計に増やさない、考えてみれば当たり前のことです。それができていなかったことを常に意識し、今後活動していきたいと思います。

これから研修を受ける方々へ

今回の研修では『7つの習慣』(著:スティーブン・R・コヴィー)を基に、A&PROでの「社会人が持つべき習慣」が取り扱われました。複数ある習慣の中から特に「主体性を発揮する」「目的を持って始める」という観点を挙げ、その前提となる考え方について学び、それらをプロジェクト内でどう活用できるかを考えました。

皆さんは何か、生活する上で有用だと思える習慣を持っていますか?

もし持っているならこの研修は、その習慣をより効果的に活かすための考え方を学び、活用できる場面は他にないか、より掘り下げて考えるためのヒントを得られる場になります。

またそのような習慣を持っていないと感じる人にとってこの研修は、どのような習慣を身に付けるべきなのか、どこにそれを活かせるか、それらを学べる機会にできます。現に私は、この研修で自分が習慣にできていないものを見つめ直すことができました。

この研修を通じて、様々な場面に活かせる習慣、逆に直すべき習慣、これらを見つめ直すことができます。是非一度、自分の行動を振り返ってみてください。

研修で学んだこと

  • パラダイムシフト…ニーズと結果の差にアプローチする方向は、パラダイム→プロセス→行動。意識しないと逆になる。
  • インサイドアウト…組織を変える方向は、自分→人間関係→マネジメント→組織。人はうまく行かない原因を人や環境のせいにしたがる。
  • 依存→自立・自律→相互協力・相乗効果
  • 主体性を発揮する
  • 目的を持って始める

この記事の著者/編集者

野澤 一真 東京理科大学 理学部  

大学・学部:東京理科大学 理学部第一部  部活・サークル:吹奏楽団(中学・高校・大学)  アルバイト:飲食 (居酒屋)  趣味:楽器演奏

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