連載ビジネス基礎研修 -実体験に結びつける-

ルールを決めるのは誰?「クレド」というモノの理解を深める

今月の研修:理念とクレド

皆さんはクレドというものをご存知でしょうか?ラテン語で「信条」「志」「約束」を意味し、企業の行動規範を表す場面で使われることが多い言葉です。つまり企業におけるクレドとは、自らの活動をどのように行うかを簡潔に表したルールとなります。また、似た意味を持つ理念(ミッション)という言葉との関係は、例えばコンパスと目的地のようなものだと捉えられます。目的地、つまり理念に辿り着くための道しるべとなるコンパスが、クレドなのです。

この記事では、私が研修でクレドというものを学ぶ中で、特に大切な考えだと感じた

「ルールをはじめに決めるのはリーダーである」

ということについて説明していきます。

この記事を読むことで、皆さんはクレドの持つ意義(よさ)を理解することが出来ます。そしてグループのリーダーとなったときには、この記事の内容を活かしてグループを引っ張ることが出来るでしょう!

クレドは企業理念を達成するための方針を示すもの

「リーダーによるルール作り」がチーム協働のために不可欠。

メンバーが同じ方向を向くためのルール。そしてリーダーがメンバーを導く

今回の研修ではクレドの持つ意味について学びました。そしてそこから、自分の所属するプロジェクトにおいて、A&PROのクレドをどう活かすことが出来るか、今までにどう活かしてきたのかを考えました。

研修を通じて私がもっとも重要だと意識した点は、ルールをはじめに決めるのはリーダーであるということです。
これは、「クレドを決めるのは誰か?」という、研修での話から派生するものです。クレドは(企業活動に対する)行動規範というルールの集まりだということを用いて「ルールを決めるのは誰か?」という話に発展させました。

チームの持つ目的に向かってメンバーが協働するためには、その活動の仕方に対するルールが必要になります。何故なら、そこにルールが無ければそれぞれのメンバーが、目的に異なる方法でアプローチする可能性があるからです。そのときメンバー同士が各々の活動をサポートすることは難しいと言えるでしょう。チームとしてメンバー同士の支え合いを大切にしたいならば、そこにはルールの設定が必要なのです。
そしてこのように考えたとき、ルールの設定をはじめに行うのがリーダーでなければならないことは自明でしょう。リーダーの担う役割は目的に向かってチームを導くことであり、ルール設定がまさにその役割の一部なのです。

リーダーはメンバーを正しい方向へ導くための存在。ルールを作ることで正しい方向への道を示すのです

最初にルールの提示があり、そこからより良いルールが構成できる

ルールを設定することによって得られるメンバーの支え合い、として一つ例を挙げてみます。それは、リーダーが定めたルールを元にして、理念に沿ったより良いものをメンバーが提示出来ることです。

このメリットを、私は研修で行ったグループワークを経て強く意識するようになりました。ワーク内で時間の使い方に関するルール設定をしたことで、効率的に進行することが出来たからです。

グループワークは一人一人のメンバーの考えを元に皆の気づきを共有する形で二回行い、私はグループリーダーを務めました。
ワーク一回目は時間設定を特にせず全員の考えを一つずつ順番に議論していきましたが、結果時間が足りなくなってしまいました。そこで二回目に私が時間設定を宣言したところ、そこに他のメンバーが改善案を提案してくれたのです。

リーダーがまずルールを設定することで、他のメンバーが案を出した際にはチームの目的にとってどちらがよりよいか」を考えられるということを、私は実感しました。

はじめにリーダーがルールを用意することで、よりよいものが何かを選択することが出来るのです

理念を理解し、正対するルールを作る。より良いルールへと改善する。

私は今後この学びを元に、以下の点を意識して行動していきたいと思います。

  • 理念(ミッション)を深く理解する(理念を理解できなければ、そこに辿り着くためのルールは作れない!)
  • リーダーであるとき、その理念に沿うルールを提案する
  • メンバーであるとき、ルールに改善策があれば提示する

特に、今後プロジェクトや研修において私はリーダーの役割を持つことがあります(プロジェクトで言えば後輩育成、研修で言えばグループリーダー等)。その際は理念の元にどのようなルールが適切かを考え、メンバーに対して提示することを大切にしたいと思います。

これから研修を受ける方々へ

この研修では、クレドの持つ意味について深い理解を持てたと同時に、今後A&PROのクレドをどう活かせるかについて具体的に考えることが出来ました。特に今までクレドというものに触れたことのない方にとっては、この記事の内容の他にも多く学びが得られる研修だと思います。この研修の内容を是非リーダーとしてグループを率いる際に役立てて欲しいです。

研修で学んだこと

  • メンバーはクレドに従うことで、自律的に行動が出来る
  • ルールは縛られるためのものではない。その中での最善を練るためにある。
  • クレドは現場に浸透される必要がある。
  • サービスの価値は、その最低値が顧客に伝わる。

この記事の著者/編集者

野澤 一真 東京理科大学 理学部  

大学・学部:東京理科大学 理学部第一部  部活・サークル:吹奏楽団(中学・高校・大学)  アルバイト:飲食 (居酒屋)  趣味:楽器演奏

この連載について

ビジネス基礎研修 -実体験に結びつける-

連載の詳細

頭で理解するだけでは不十分。参加者自ら実践し、習慣化するまで責任を持つ30の研修プログラム。各クライアントの課題・ニーズに合わせて個別に設計。

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