自分の弱みに向き合って信頼されるリーダーへ
2022.03.30
2022.03.30
2022.03.14
単なる就業体験では意味がない。 単なる発表会でも意味がない。 参加者の能力開発にこだわった集中プログラム。 今のうちに自身の限界にチャレンジし、社会で役立つ自身の強みを見つけ、今後の学生生活や就職活動に大いに役立ててほしい。 机上の空論で終わらせない、責任あるリーダーのための特別プログラムです。
加藤 遼
2022年03月14日
■研修を通じて学んだこと■
・学びとは、気づきを提供すること。
・物事は0-100ではなく良い塩梅で考える。
・判断力、決断力と4つの「人ザイ」。
・信頼とは相手との約束を守ること。自信とは自分との約束を守ること。
・知っていることと実践できることは異なる。
・あらゆる仕事がコミュニケーションと結びつけることで豊かになる。
・組織として優秀な人に合わせる。
・知恵を武器に、あるものは全部使え。
・社会人のリーダー像とは「この人の前ではしっかりしたい」と思わせる存在。
・責任、権限、義務を果たす。
・成果で評価しない、取り組みや誠実な姿勢を評価する。
・ノルマをコミットメントに変換して、自分ごとに。
・地図を持ってコーチングをしよう。
・格好良い人とは、弱い自分から逃げない人。
■研修を通じて気付けたこと、今後に役立てられること■
①信頼を得るには相手との約束を守る。自信を得るには自分との約束を守る。
信頼関係を築くには、相手との約束を守り続ける必要があります。積極的に約束を結び、必ず守ることで人からの信頼を積み重ねることができます。また、相手だけでなく自分に対しても約束を守り続けることで、自信を得ることができます。なぜなら、自分との約束を守り続けることは、自分に対して誠実であり続けることだからです。この知識を通して、リーダーとして自信のない自分に必要なことは成果や成功体験ではなく、自分に対する誠実さだと気づくことができました。そのため、信頼されるリーダーになるために相手と自分の両方に誠実であり続けることを守り通したいと思います。
②成果で評価しない、取り組みや誠実な姿勢を評価する。
成果での評価は、相手を見ているようで相手の成果物にしか興味がない状態です。塾講師を例に挙げると、私自身も含めて多くの先生が生徒の努力を判断する際に模試やテストの結果に囚われがちです。しかし、その成果物には生徒自身の努力の過程が反映されにくく、生徒に対する評価を誤る可能性が大いにあります。一方で、取り組みや姿勢を評価することは、相手をよく見ていないと気づけないため、より相手が納得するような評価をすることができます。私は、良かった成果を過剰に褒めてしまうことも問題となることに気づかされました。今後相手を評価する際には、相手自身を見つめる視点を見失わないことを心がけたいです。
③地図を持ってコーチングをしよう。
コーチングとは目標に向かって主体的に取り組めるように導くことです。その「目的地」に向かって地図無しで相手を導くことは難しいことに気づきました。例えば、宿題をやらなかった生徒に対して、多くの先生は頭ごなしに叱ったり、やらなかった理由を問い質したりしています。しかし、この方法は生徒を「宿題を自主的にやってくる」というゴールに対して正しい道順とは言えません。生徒に宿題をやらせたいのなら、やってこないとどのような「苦しい未来」が待ち受けているかを諭した上で、生徒自らが反省する必要があります。このように、コーチングをする上で、目的地まで相手を導くために筋の良い道順を学ぶことが大切です。私自信、塾講師のアルバイトに従事する中で、同じような状況に直面したことが多々あるため、この気づきを行動として実行したいと思います。
■研修参加前後での心境の変化、研修講師やA&PROメンバーへのメッセージ■
本気で私たちに向き合って指導をしてくださった森口さんや、研修がより良いものになるように支えてくださった白石さんや飛翔さんを始めとするA&PROの皆様、2日間大変お世話になりました。この研修に参加して良かったと心から思っております。正直に話すと、この研修を通して研修前よりも自分に対する自信を失ったと感じています。なぜならこの2日間は自分にとって、自身の情けない姿にひたすら向き合い続ける時間だったからです。コミュニケーション研修を通して、自分のコミュニケーションが如何に未熟であることに気づかされました。特に、相手に遠慮をさせない為に取った自分の行動が、却って周りのメンバーに迷惑をかけるような行動だったと森口さんに諭された時は、自分の未熟さに耐えきれない想いでした。自身の弱みに対して、取り繕わずに面と向かって向き合わないといけない時間は、非常に苦しく、思わず逃げ出したくなるような気持ちにも駆られました。しかし、この2日間の研修を終えて改めて振り返った時に、「このまま頼りない自分のままで居続けたくない、森口さんや支えてくださったメンターさんのように人を導ける存在になりたい。」という想いが湧き上がりました。弱い自分から逃げずにひたすら向き合ったことで、周りから信頼されるリーダーになりたいという自身の想いに改めて気づくことができました。このプログラムに本気で取り組んだからこそ味わうことができた経験だったと考えています。改めまして、2日間本当にありがとうございました。
■これからリーダーシップゼミを受ける人へのメッセージ■
この文章だけでは伝えきれないくらい沢山のことが学べますが、同時に自分自身の弱い一面から目を背けられない2日間が待ち受けています。ですから、楽をして気軽にリーダーシップのノウハウを学びたいと思っている人にはオススメできません。しかし、リーダーとして自分に足りないことを本気で学びたいと考えている人にとっては、これ以上ないくらい有意義な時間になると確信しています。受講することを決めた方は、ぜひ2日間全力で取り組んでください。あなたの全力に森口さんは本気で応えてくれます。この文章が、あなたに一歩踏み出す勇気を与えるきっかけになれば嬉しいです。
■推薦してくれた方へのメッセージ■
推薦してくださった飛翔さん、貴重な機会を私に与えていただきありがとうございました。飛翔さんには、これまで就活や将来に関する相談に何度も乗っていただきました。私が就活で露頭に迷わず、目指したい進路を明確にすることができたのは飛翔さんがいてくださったからだと思います。この研修から得た学びを自分の実力として身につけて、飛翔さんのような頼れる存在に少しでも近づけるように精進いたします。飛翔さんが社会人としてご活躍されることを心からお祈りしています!
2022.03.30
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加藤 遼 早稲田大学