精神論ではなく、ロジックで考えることの大切さを知った
2021.08.14
2021.08.14
2021.08.08
花﨑涼香
2021年08月08日
■研修を通じて学んだこと■
・リーダーとは:弱みに向き合っていることができている人
・リーダーはメンバーの人生を預かっている
・不明確なものを仕事として定義すると、全体像とゴールが決まり意義あるものになる
・あらゆる仕事をコミュニケーションと結びつけると豊かになる
・失敗は悪いことではない、次に活かすことが大事
・リーダーとは:メンバー一人一人の想像力を膨らませることができる
・予想と反しても、それを受け止め自分が変える側に徹する
・自分に自信をつけるには、自分との約束にいかに『誠実』に向き合ったかである
・No deal、人の選択を尊重し、リーダーは組織を磨き上げる
・責任を渡すことは、責任を渡す責任がある
・リーダー向いていない人に物事を任せるのは×だが、「実験的」に任せてみるのはあり
・ビジネスにおいては、情報を限られた時間内に
・うまくいっていない時にこそ積極的なコミュニケーションを
・目的・目標とモチベーションを結びつける
・目的・目標が明確になった瞬間、ノルマはコミットメントに変化する
・相手の発言内容を判断するのではなく、その人の存在を認めてあげる
■研修を通じて気付けたこと・今後に役立てられること■
①責任を渡すことは、責任を渡す責任があること
このトピックで気づいたことは「リーダーからメンバーへ仕事を任せることは、『任せた』ということに対する責任と『結果』の責任が生じること」である。私は、リーダーとして組織の先頭に立つ時に、メンバーにどこまで頼れば良いのかわからず自分で抱え込む傾向にあった。特に高校2年生の時に部活のキャプテンを務めた際は、よく先生から「もっと人を頼りなさい。」と言われ、現在所属している就活支援団体のチームリーダーでは、前回の反省からメンバーへの役割分担を意識して取り組んでいる。役割分担の際にメンバーの裁量やモチベーションの向上、コミュニケーションに苦戦していたが、この研修を通じて、メンバーに仕事を渡したら一切放任して良いというわけではなく、リーダーは関わる全てに対して責任を持つことを学んだ。そして、相手に仕事を渡す際は「権限」と「義務」を与えること、自身とメンバーで期待値を設定した上でその取り組み姿勢を評価すること、また、仕事が終了した後はフォローアップをすることの必要性を学んだ。私は経験から、特に期待値の設定とフォローアップが足りなかったことに気づいたため、今後直近にあるセクションの担当領域の統括を進める際に、メンバー一人一人に対してこれらを意識して行動したい。
②真のリーダーとは「弱みに向き合うことができている人」
私は研修を通じて一番の気づきが「弱みに向き合うことが、人の成長に繋がること」である。私は研修の二日間とその後を通じてこれを大いに実感した。自分と向き合うことは非常に勇気と覚悟が必要であり、私は特に苦手で感情的になってしまうが、向き合う度に自分が強くなれた気がした。その理由は、自身が立てた「自分の弱みと向き合い行動する」約束を誠実に取り組んだからだ。そして、その約束に対して誠実に取り組めたのは、講師の森口さんやメンバーがきちんと目をみて話を聞いてくれたり、自身が取り組む姿勢を認めてくれたからこそ、自分の中で遂行することができたということに、この振り返りを書いている中で気がついた。私はその気づきを通して、次はメンバーが弱みや辛い場面にあった時を「成長のチャンス」として向き合っている状態を認め、約束に対してのメンバーの取り組みに誠実に寄り添いたい。今回得た気づきを、メンバーの成長に還元したいと思う。
③No deal「組織を磨き上げる」
私が研修で初めに大きな気づきを得たことが「No deal」である。これは、私が就活支援団体のチームリーダーを務めた際に、活動を共にしたメンバーが辞めた出来事を仲間に共有したことがきっかけで得られた。私は今までメンバーが組織を辞めたことに対する責任や過去の行動に焦点を置いていたが、No dealの「人にはそれぞれ進むべき道があり、その道が異なった場合もあることから、メンバーの選択を尊重してあげること。そして、リーダーとして果たすべきことは『そのメンバーが離れてもまた戻って来たいと思える組織を作り上げること』」を学び、マイナスの出来事に対して私が向くべき方向は過去ではなく、未来であることに気づいた。チーム活動では予想と反することは今後もたくさんあると思うが、私はそれを受け止め自分が変える側に周り、組織を作り上げる側やメンバーを高める側を徹底したいと思う。
■研修参加前後での心境の変化・研修講師やA&PROメンバーへのメッセージ■
貴重なお時間を本当にありがとうございました。今まで何度かリーダー経験をしてきましたが、今やっているリーダー活動での出来事を通して、理想のリーダー像を一から学びたいと考え参加を決意しました。私は精神論で物事をくくりつけてしまうことが時々ありますが、研修では物事は全てメカニズムでできていることを何度も教えていただきました。その度に自身のハードスキルの足りなさを痛感した一方で、ロジックの大切さを知る(正確にはその存在を知っていたかもしれないけれども、今まで避けていたことから逃げずに向き合う)ことができたのは大きな収穫だったと思います。短期間で取得し使いこなせる状態になるのは難しいと思いますが、団体活動や一緒に学んだメンバーの存在、学びそして実践できる環境があるこの今を大切に行動したいと思いました。推薦してくれた方や設営してくれたメンバー、二日間一緒に向き合ってくれた参加メンバーや講師のみなさん、本当にありがとうございました。
■これからリーダーシップゼミを受ける人へのメッセージ■
私は、取捨選択が広がった大学生になってから特に、100%本気で何かに向き合い、頭をフル回転させながら取り組む環境に出会うことは難しくなったと感じています。その中で、それぞれの悩みを抱えたリーダー候補たちが集まり本気で向き合うこのプログラム機会はとても貴重であり、学生時代にこれを経験できたことは、必ず現在の団体活動や未来に繋がると確信しています。私は特に「今何かモヤモヤしている人」、「今までの人生で不完全燃焼した経験がある人」にはぜひ参加を選択して欲しいと心から思います。参加者全員が紹介する通り、これはただの研修やインターンではなく、講師も本気で向き合ってくださり、参加者全員が限界以上にやり切るプログラムになっているため、遂行するには大きな覚悟と目的が必要です。しかし、受講することで今まで気づかなかったこと、新たな学びをたくさん得られる研修を通じて、必ず一歩成長することができます。そして、受講の際は自分をカッコつけず、素直な自分で参加することをおすすめします。受け身にならず主体的に取り組み、準備を念入りに行い、自分だけではなく相手にも新たな気づきを与える勢いで、一分一秒を無駄にせずたくさんのことを吸収して欲しいと思います。
2021.08.14
田村稔行 早稲田大学 基幹理工学部 情報通信学科
まだフォローしていません
まだフォローされていません
周囲への感謝の気持ちを伝えることは、人間関係を豊かにし続けます。本記事では特に私が大切にする3つの考え方をお伝えします。読み終わった後にはつい照れてしまって感謝を大事な人に伝えきれていない人も「ありがとう」と周りに言いたくなるような記事です。
感謝は大事だと分かっているけれど、感謝を後回しにしてしまう。そんな方に、感謝の価値を改めて実感していただき、実践するための準備となるメッセージになればと思います。
「ありがとう」と人に感謝を伝えるとき、皆さんはどのようなことを意識していますか。形骸化した「ありがとう」では、お互いに実りのあるコミュニケーションをとることができません。価値のある「ありがとう」を伝え、自分自身や相手、そして組織全体にプラスの影響を生み出していきましょう。
プロジェクトマネジメントを機能させる土台となるのが『理念のマネジメント』 プロのリーダーは、「権威のマネジメント」を避け、「理念のマネジメント」を構築し、維持し続ける。 「好き・嫌い」や「多数決」ではなく、説得力ある提案を互いに尊重する文化を構築したいリーダーのための研修です。
今月の研修:マナー・ホスピタリティ・おもてなし 突然ですが、皆さんはAさんとBさん、どちらの人と話したいですか? きっと、ほぼ全員がAさんを選ん…
今月の研修:災害時・緊急時の対応 以前、部下に信頼されるには、部下に相談するべきという記事を書きました。(部下から信頼されるリーダーになりたい)…
今月の研修:プロジェクトマネジメント(基礎1) 多くの企業、もしくは個人単位でも、ニーズを把握するために様々な取り組みが行われています。顧客のニ…
非常に重要な内容にも関わらず、なかなか記憶に定着しない、周囲のメンバーが覚えてくれない。そのような経験をはありますか。効果的に記憶を定着させるためには、「記憶のメカニズム」を理解し、活用することが重要です。
塾講師として活動する中で、生徒の単語学習の重要性と難しさを感じています。そこで、今回の記事では、研修で学んだ記憶のメカニズムを踏まえ、私自身の指導方法と改善点について考えてみます。
「あの人の言葉は記憶していたい」と思われる言葉をメンバーに届けたい。けれど、自身の記憶力に実は自信がない。そんな人に送る記事になっています。
環境や人のせいにしても変わらない現実。自分、そして他者に一歩踏み込む勇気が現実を変えるのではないでしょうか。一歩踏み出したい方の背中を押す記事です。
リーダーシップゼミやビジネス基礎研修で学んだことを、机上の空論とせずに実践し続けることが重要。プロジェクト年間計画をもとに毎月、リーダー同士でチ…
ずっと思い出せる経験とすぐ忘れてしまう経験。この違いはどうして生まれてしまうのでしょうか。記憶のメカニズムを学び、この違いを一緒に解明してみましょう。
質問されたとき、意見を求められたとき、怒られたとき、なんて答えていいかわからず、黙ってしまうという経験はありませんか?そうならないためのコミュニケーション術を紹介しています。
「今お時間よろしいでしょうか?」というフレーズをよく耳にします。今回の記事では、時間の有限性という観点からこのフレーズの意味を深掘りしてみたいと思います。さらに、私が時間の有限性を意識して実践していることを紹介します。
組織における尊敬とは、どのようなものなのか。尊敬を大切にする組織は何を実現することが出来るのか。尊敬と組織の関係性について、紐解いていきます。
知識として体系化されているプロジェクトマネジメント。 ただし、頭で理解していても習慣化できていないと、顧客やステークホルダーの期待値とは程遠い『自己満足なプロジェクト』となってしまう。
互いに尊敬し合えるチームであるためには、「尊敬する努力」と「尊敬される努力」が必要です。仲間の尊敬できる部分に目を向け、発信していくこと。この重要性を記事を通してご説明します。
努力をして社会人としての準備をコツコツとすれば、社会人の姿勢は習得可能であると知りました。少しずつ努力をして成長していきたいと考えています。
今まで皆さんが漠然と抱えていた自分自身の悩みと向き合う場であり、それを明確に言語化、可視化できる機会だと思います。本研修で学んだことはセクションやチームなど、自分が関わる全ての領域で体現し、良い影響を与えていきたいと考えています。
新規登録
アカウントをお持ちの場合はログインする
花﨑涼香 早稲田大学