自分を磨き続ける

今月の研修:社会人が持つべき習慣(公的成功)

皆さんは理想の自分になるために、何か努力をしていますか?

「勉強ができるようになりたい」「スタイルが良くなりたい」など、ああなりたい、こうなりたいと思っているだけで、行動出来ずに終わっていませんか?

自分の目標や夢のためにできることの1つとして、今回の研修で学んだ、刃を研ぐ(社会人が持つべき第7の習慣)が挙げられます。刃を研ぐということは、自分を磨くということです。

自分磨きは、何をすべきかをきちんと定めれば、今この瞬間からでも始めることができます。自分を磨き始めるきっかけとして、ぜひ私の記事を読んでいただけたら嬉しいです。

磨くべき4つの側面

私たちが磨くべき4つの側面とは、肉体精神知性社会•情緒の4つです。これらを絶えず、バランスよく改善することによって、真の成功を生み出すことができます。

まずはこの4つの側面について具体例を挙げながら詳しく説明し、最後に私が実践している取り組みをご紹介します。

肉体を磨く

「健康第一」という言葉もあるように、健康は何においても第一条件であり、不健康だと自分がしたいことまで出来なくなってしまう可能性があります。そうならないために、栄養のある食事を摂ること、十分な休養を取ること、そして適度に運動することによって、健康な身体づくりを行う必要があります。

また、毎日の歯磨きや入浴、衣類の洗濯などを怠らずに行うことも全身の健康に繋がります。健康と清潔が結びつかない方もいるかもしれませんが、とても深い関わりがあります。例えば、歯磨きなどをせずに口腔内を不潔な状態にしてしまうと、虫歯や歯周病になるだけではなく、細菌が身体を巡って死に至る病気を引き起こす可能性も大いにあります。健康のためにも清潔な環境を保つことを忘れないようにしましょう。

精神を磨く

慌ただしい毎日を過ごしているとついつい忘れがちなのが、自分を見つめ直して精神を磨くことです。

やらなければいけないことに追われ、忙しい日々の中にいると、自分が本当に求めていることが分からなくなってしまうことがあります。

ですから、たまには自然のある場所に行ってみたり、静かな場所で心を落ち着かせてみたり、思っていることを文字に書き起こして整理してみたりすることで、内なる自分と向き合い、将来像を明確にすることができます。

知性を磨く

何事も知識が無ければ始められません。世の中は無数の情報で溢れかえっています。今この瞬間も、メディアやSNSで新しい情報が生み出されています。そのため、常に関心を持って生活し、日々進化する世界についていく必要があります。

しかし、ダラダラとテレビやSNSを見ているという、緊急でも重要でもない時間を過ごしていては意味がありません。そこで、重要事項を優先する(第3の習慣)を実践し、情報収集力や選択力を身につけながら、効率よく知識を身につけると良いでしょう。

社会•情緒を磨く

生きていく上で欠かせないのは、相手とのコミュニケーションです。人間は十人十色で、自分と全く同じ意見を持った人などいません。ですから、日々の生活を通してたくさんの人と関わり、新たなコミュニティーを増やすとよいでしょう。

また、様々な人と接する際に、Win-Winを考える(第4の習慣)、理解してから理解される(第5の習慣)、相乗効果を発揮する(第6の習慣)を実践することで、誰とでも円滑にコミュニケーションがとれる能力を身につけることが大切です。

私の自分磨き

研修を受けてから、「テニスの試合で勝ちたい」という小さな目標に向けて、私が実践していることをここで紹介します。

  • 肉体を磨く…バランスの良い食事を心がけ、 強い体を作る。練習やトレーニングをたくさん行う。
  • 精神を磨く…プレッシャーに強い精神力をつけるために、常に自分が成功しているイメージを思い描いて、心を鍛える。日記などを活用して自分と向き合い、将来どのようなプレーがしたいのかを考える。
  • 知性を磨く…試合に勝つためにすべきことは何か、どのような練習をすればよいかを考える。様々な本を読んだり、世界で活躍するテニス選手のプレー動画などを参考に、技術や戦略を学ぶ。
  • 社会・情緒を磨く…応援してくれる仲間はもちろん、対戦相手や審判員など、試合を行う上で関わる方々に誠意を持って接する。また、試合や練習で使う道具や施設を綺麗に大切に使う。

私の今までの生活を振り返ると、練習やトレーニングを頑張るだけで、精神や知性を磨くことはできていませんでした。

肉体だけを鍛えても、強い選手になることはできません。きちんと戦略やルールを勉強し、プレッシャーに強い精神力をつけ、戦略を学び、仲間や対戦相手とのコミュニケーションを上手にとることによって、みんなが応援したくなるようなプレーができ、そして初めて活躍できるのです。

このように、目標に向けて何ができるのかを具体的に考えてみることで、自分の磨き方を明確にすることができました。

完璧な人間などいません。ですから常に高みを目指し、どんな分野の目標においても4つの側面を意識して、変わりたいと思ったその瞬間から自分を磨けるように頑張りたいと思います。

これから研修を受ける方々へ

私はいつも他人を羨ましく思い、理想を語っているだけで何も努力できていませんでした。しかし今回の研修を受けて、自分を磨く習慣が身に付き、少しずつではありますが、理想の自分に近づけるように努力できるようになりました。

社会人が持つべき習慣は7つあります。この記事では、社会人が持つべき第7の習慣を具体的に紹介しました。文章中にも何度か出てきた、「刃を研ぐ」以外の習慣については、他の研修メンバーが記事にしているので、そちらも是非参考にしてみてください。

皆さんもこの研修を受けて、社会人に必要な習慣を学び、昨日よりも今日、今日よりも明日、世界のどこかで輝けるように、自分を磨き続ける生活を送りませんか?

研修で学んだこと

  • 社会人には持つべき7つの習慣がある
  • 物事を緊急か否か、重要か否かの4つの領域に分けた時に、重要で緊急ではないという第IIの領域を大切にすることで、緊急中毒から逃れることができる(第3の習慣)
  • 人間関係には6つのパラダイムがあり、誰かと交流があった際にはその中の1つであるwin-winな結果になるように、第3の案を見つけるなどして努力するべきである。そのためにもコミュニケーションスキルを身につけるべきである(第4の習慣)
  • 自己の成長のために、肉体、精神、知性、社会/情緒の4つを常に改善していくべきである

この記事の著者/編集者

吉野ひとみ   

歯科医師になることを目指して頑張っています。
硬式庭球部に所属しています。

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