生き方を正し、準備し続ける人こそがリーダーだ
2020.10.01
研修を通じて気づいたこと・今後に役立てられること
コミュニケーションの深度
今まで“why”の重要性はどこか蔑ろにしていました。
『あらゆる仕事がコミュニケーションと結びつけると豊かになる』のように、自身の組織(就活支援の学生団体)での仕事においても“why”を考えることで、その仕事の意義を理解し、全ての仕事に意味を持たせたいと思います。
信頼を築くために約束しろ
信頼を築くことの重要性は理解しているものの、その方法について明確な答えを持っていませんでした。ましてや、そのメカニズムについて理解しようとはしていませんでした。
今後、組織のメンバーと面談する際は、約束を作り、そして守ります。例えばES添削をお願いされたら「いつまでにやる」と約束し、そして守ることで信頼を築き、メンバーとのコミュニケーションをより活発にしていきたいです。
リーダーは生き方である
リーダーになりたいけれど、素質のある人間しかなることができない。そう思っていました。
しかし森口さんの言葉を聞いて、「本当にリーダーになりたいなら、まずその生き方を正し、準備し続けていくことこそが重要」だと気付けました。
学生団体、インターン、ゼミなどで成長をし続け、リーダーへの準備をし続けたいです。そして、なります。
心境の変化
このような研修を今まで受けたことがなかったので、当初、「正直どんな学びが得られるのか」と受け身な気分でいました。
しかし、初日で多くを学び、気付いたら大学生活ではほとんど発揮したことがないほど前のめりな姿勢で研修を受けることができました。
大学生活の中でこれだけ本気で自分と向き合う機会がなかったことに反省するとともに、本気で向き合ってくれたA&PROのスタッフの方々、森口さんには感謝しています。
3日間で終わってしまう熱量なら私はその程度のものです。将来、森口さんに立派な姿を見せられるよう日々の習慣に落とし込み、本気で成長します。ありがとうございました。
3日間の実践記録
研修で学べたこと
- 信頼を築くためには約束をしろ
- リーダーの背中の見せ方
- 正直と誠実の違い
- 記憶の仕方
- 人材の4つの定義
- 自信のつけ方
- コミュニケーションの深度
- メカニズムを理解する重要性
- コミュニケーションの重要なスキル
- 意図のない発言はしない
- コーチングの際、意識すべきこと(未来・過去・楽しい・苦しい)
- リーダーは生き方だ
Gmap-c(目標設定・成果と課題の把握)
研修全体を通した目的:
・初対面でも伝わるコミュニケーション
・意図の伴うコミュニケーション・コーチング
1日目:
- 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
・コミュニケーションの中で信頼を築くために「約束をする」方法を学ぶ
・10個以上の約束の仕方を知る
・5回以上の約束をする - 実施内容Measure(現状・成果の把握)
目標達成度:50%
【完了】
・10個以上の約束の仕方を学べた。
【未完了】
・5回以上約束できなかった。(3回)
・十分な説得材料
・意図を持った発言
・ロジック
【学び】
・信頼を築くためには約束することが大切
・話すためには説得材料が必要 - 考察Analyze(ギャップの分析。課題の抽出)
・なぜ十分な説得材料がない?
今まで楽をして、失敗しても考える習慣がなかった。
・なぜそのような習慣がなかったか
自分に自信がない(自分がかわいい、失敗への恐れ) - 対策Plan(今後の対策・計画)
・明日の研修で、いつでも説得材料を用意しようとする姿勢を持ち、5回以上発言
・目標の立て方がそもそも悪くて、ギャップの分析がいまいちだった。ここにも説得材料を持たせる。
2日目:
- 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
・コミュニケーションの1つ1つのやり取りにも意図を持つ(今日から習慣を作っていく) - 実施内容Measure(現状・成果の把握)
目標達成度:50%。
【完了】
・コミュニケーショントレーニング、2回目に関して、受け取る側として、相手の伝達内容(概念化、構成要素、基準化)を正しく受けとることができた。
【未完了】
・コミュニケーショントレーニング1回目に関して、意図のあるコミュニケーション×
・知恵のトレーニングを通じて、自身の知恵のなさを実感 - 考察Analyze(ギャップの分析。課題の抽出)
・なぜ1回目からできなかったのか?
-コミュニケーションにおけるスキルを理解していなかった
-正しく伝わっている状態とは何か考えていなかった
・なぜ知恵がないのか?
-?? - 対策Plan(今後の対策・計画)
・メカニズムを考えない姿勢(意図を考えないのもこれが原因)
→他の方に投げられた質問も自分の事だと思って、メカニズムを考える。
3日目:
- 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
・コーチング1つ1つで意図を持つ(どういう内容を引き出したかったかと相手に聞かれたら8割答えられる)
・かつ、相手に意図が伝わるコミュニケーションを目指す(正しく伝える/聞くため) - 実施内容Measure(現状・成果の把握)
目標達成度40%
【完了】
①質問がもたらす影響(過去、未来、楽しい、苦しい)を知った
②コーチングのパワー理解
【未完了】
①の実践。明日の面談から頭に入れて行う
②正しく伝える(プレゼンへの納得) - 考察Analyze(ギャップの分析。課題の抽出)
・なぜ納得いかなかったのか
-何となく内容は伝わったが、初めてそれを聞いた人が理解できたか?ということを考えるといまいちだったと感じる。 - 対策Plan(今後の対策・計画)
・コミュニケーションスキルの徹底、特にPREP法は常に心掛ける。
・メカニズムを考える姿勢を手続き記憶するレベルまで習慣に取り入れる。
これから研修を受ける方々へ
本気で成長したいと思う人には一点の曇りもなく、おすすめできる研修だと思います。
講師の方は、レベルを参加者に合わせることはなく常に高い要求をしてくれます。会社という組織においては、本来レベルの高い人に合わせるべきという考えがあるからです。そういう意味では社会に出る直前の大学4年生はこの研修がとても良い機会になると思います。
大学3年生で経験した就業体験、インターンシップはどうしても会社説明によりがちで、“成長”という観点で見るといまいちでした。A&PROは成長に徹底的に焦点を当ててくれました。
A&PROより
リーダーになるのに必要なこと、それは経験や素質などよりも、リーダーになるための努力や準備を怠らないことだと思います。
「元々の性格が向いていないから」「経験や素質がないから」といった考えで、本心ではなりたいと思っているリーダーを志さないのは、非常にもったいないことでしょう。
M.O.さんはそんな考えから脱却し、リーダーになるための準備に取りかかることができたようですね。A&PROの一員として、私はそれがとても嬉しく思います。
今回の3日間はM.O.さんにとって大学生活で最も熱量を注いだ時間だったことでしょう。ぜひその火を絶やさず、努力し続けてほしいと思います。ぜひ立派なリーダーになってください!
(リーダーズカレッジ:藤原)
田村稔行 早稲田大学 基幹理工学部 情報通信学科