やる気が起きない、そんな悩みを解決!

今月の研修:コーチング理論(基礎1)

勉強しているのに成績が上がらない、練習しているのに上手くならない、などの状態になったことはないでしょうか。

そのような状態に陥っても解決策が見つからず、やる気が無くなりダラダラと過ごしてしまった経験のある方もいるでしょう。

この記事ではそのような状態に陥ってしまう原因を私の経験を交えて考察します。

阻害要因を突き止める

先ほど挙げたような問題を抱えた際に勉強方法を変えたり、練習方法を変えたり、表面的な部分で対応しても問題は解決しないでしょう。より根本的な原因である阻害要因にアプローチする必要があります。

人の成長を邪魔する阻害要因は「内的要因」、「外的要因」の二つに分類できます。それぞれの要因により対応方法を変えるべきです。それぞれ、以下のような阻害要因が考えられます。

内的要因

  • 課題疲れ
  • 睡眠不足
  • 体調不良
  • モチベーション不足
  • ゲーム依存

内的要因は自分を律することが出来ていないことに起因します。例えば、睡眠不足。受験前やテスト前、勉強時間を作るために睡眠時間を削った経験のある方もいるでしょう。睡眠不足により作業の能率が下がっていることに気づけていないことがあります。過度に自分を追い込むことは逆効果になります。

外的要因

  • 家庭環境の問題
  • 人間関係
  • ペット

外的要因は周りの環境に起因します。そのため、問題に対応する際は外部に変化をもたらす、もしくは新しい環境を探す必要があります。例えば、家庭環境の問題。両親が毎晩喧嘩していたり、親の喫煙が苦手だったりする場合、そのことが心理的負担になっているかもしれません。自分にとって過度の負担が掛からない環境に変えるか、一人暮らしを始めるなどして新しい環境を作る必要があるでしょう。

コロナ禍における阻害要因

私が大学に入学した年は2020年、新型コロナウイルスの流行り始めた年でした。まだ社会はコロナ禍でどのように過ごせば良いのか分からず、手探りで過ごし方を模索している段階でした。そんな中、私の通っている大学は5月から授業が始まりました。対面授業は0。全ての授業がオンラインでした。もちろんそのような環境では友人も増えず、大学生らしくない大学生活をスタートしました。

先生方の計らいにより、辛うじて勉強する環境は整えられました。5月、6月とやる気を出し勉学に励んでいましたが、7月辺りになると勉学に手を付ける気力を失いつつありました。大学生であるなら、勉学に励み成長を求めるべきでしょう。しかし、集中力も続かず勉学に励めていませんでした。その原因は何なのか。

考えられる阻害要因は、

  • 人間関係
  • モチベーション不足
  • 体調不良

などがあります。

人間関係

大学に入れば新しい友人も増えます。複数人で議論し、学びを深める大学生活を思い描いていました。実際に大学に入ると、議論どころか友人を作ることすら困難な状況。友人が出来ないという悩みを抱えており、勉強に十分に集中することが出来ませんでした。

私の場合、twitterなどのSNSを駆使し、少ないながらも友人を作ることは出来ました。緊急事態宣言が明けた後には顔を合わせることも出来、比較的良好な人間関係を築くことが出来たと思います。その結果、人間関係に関する不安も軽減されました。

モチベーション不足

コロナ禍が解消される兆しも見えず、いつになったら元の生活に戻れるのか分からない。そのような不安を抱える中で、大学に入った目的を見失っていました。毎日の授業を視聴はするものの、内容は頭に入ってこない。そのような状態に陥っていたのです。

私が大学に入学した目的は企業経営などにおけるマーケティングを学ぶことでした。先輩たちの進路が気になり、学部のホームページを訪れたところ、卒業生の体験記に出会い再び目標を意識出来るようになりました。目標を意識することで自分にとって大切な授業を判断することが出来、漠然と受けていた授業に集中することが出来ました。

体調不良

コロナ禍では十分に運動することも難しかったのではないでしょうか。自分では気づきにくいですが、運動不足の状態では体調を万全に維持するのは困難です。私はコロナ禍以前の生活では運動量も多かったため、コロナ禍では運動量の減り幅も大きく、体調が少なからず変化していたと思います。

新しい習慣としてサイクリングを取り入れました。人と触れ合う機会が少なく、気持ち良く行える運動を考えた結果、サイクリングに行き着きました。運動する時間を取り入れたことで気分も晴れ、集中力も向上したと思います。

コロナ禍において、阻害要因を排除していくことで勉強に集中し、自分の成長へと繋げることが出来ました。自分の成長に満足していない方は、上にリストアップした阻害要因を基に今の自分に該当する項目はないか確認してみてください。もしかしたら、あなたの成長を阻害している要因が見つかるかもしれません

阻害要因を内的要因と外的要因に分けましたが、外的要因に比べ内的要因は改善が楽ということはないです。しかし内的要因(モチベーション不足、体調不良)は、外的要因(人間関係)に比べ、取り掛かりやすい印象を受けました。自分の抱える阻害要因を見つけだし、取り掛かりやすいものから改善していくのが良いでしょう。

これから研修を受ける方々へ

この記事では、自分の成長を阻害する要因を考えましたが、実際の研修ではコーチングする相手を成長させるために阻害要因という考え方を用いました。

コーチングにおいて大切なのは「相手を深く理解する」ということです。相手の成長が止まっているとき、成長を阻害する原因は相手を深く理解していなければ見つけられません。その際に今回の記事で紹介した阻害要因という考え方が大切になります。事前にどのようなことが原因となり、人の成長が止まってしまうのか把握しておくことで質の高いコーチングを行うことが出来ます。

自分だけでなく他人を成長させたい、そんな方にお勧めの研修です。

研修で学んだこと

  • マグレガーのXY理論
  • マズローの欲求5段階
  • ミスの本質を見抜く

この記事の著者/編集者

長谷川拓志 早稲田大学 創造理工学部 大学生 

東京都出身。高校時代はハンドボール部に所属していました。大学に入ってからはバドミントンサークルに所属しています。趣味はスノボや山登りなど、自然に触れながら体を動かすことです。毎回の研修で得たものを実践し、価値ある記事を作っていきます。

するとコメントすることができます。

新着コメント

  • 上野 美叡

    日本歯科大学・生命歯学部 2021年06月30日

    モチベーションが下がっていると感じた時に、私はついつい方法を変える、場所を変える、など、表面的なものにアプローチしがちでした。目的を再確認し、意識し直すことでモチベーションを持ち直した長谷川さんの体験談が刺さりました。卒業生の体験記がきっかけだったということからヒントをもらえ、私も自身の目標とする歯科医の先輩から話を聞くことで、目標を意識し直し、かつ具体的に捉えることができました!

    0

最新記事・ニュース

more

今月の研修:コーチング理論(基礎1) マズローの欲求5段階説について、聞いたことはあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?人間の欲求を5…

単なる就業体験では意味がない。 単なる発表会でも意味がない。参加者の能力開発にこだわった3日間の集中プログラム。 今のうちに自身の限界にチャレン…

嶋田 夏生 草野柾樹 原 駿介 星野 歩華 齋藤祐太 20Picks

知識として体系化されているプロジェクトマネジメント。 ただし、頭で理解していても習慣化できていないと、顧客やステークホルダーの期待値とは程遠い『自己満足なプロジェクト』となってしまう。

川瀬 響 信宗碧 藤原穫 久保井美愛 小川勇 13Picks

あなたにとって忘れられない出来事は何ですか? 何年経ってもずっと覚えていられるほど強い記憶を深掘りすることは、記憶のメカニズムを理解するうえでとても役に立ちます。 一緒に記憶の糸を辿りながら、人間が記憶する方法について考えていきましょう。

勉強しているのに成績が上がらない、練習しているのに上手くならない、などの状態になったことはないでしょうか。 そのような状態に陥っても解決策が見つからず、やる気が無くなりダラダラと過ごしてしまった経験のある方もいるでしょう。 この記事ではそのような状態に陥ってしまう原因を私の経験を交えて考察します。

上野 美叡 1Picks

One to one マーケティングという言葉を聞くと何か難しい話をするのではないかと感じる方もいるでしょう。この記事ではそのような方にも活用できる形でOne to one マーケティングを紹介します。

リーダーとして人を率いる中で大切なこと以外にも、各個人に合わせた、生きていく中で本当に大切なことに気付かせてくれる研修です。

藤原穫 信宗碧 2Picks