逆境も成長のチャンスに

1. プロフィール

氏名

星野歩華

人生を華やかに歩んでいって欲しいという両親の願いを込めて付けてもらった名前です。

大学・学科

早稲田大学 文化構想学部

私は小中高一貫の女子校に通っていました。髪が肩についたら2つ結びにしなければならないなど校則がとても厳しい学校で、同級生もずっと同じメンバーでしたが、当時の私にとってはこれら全てが当たり前でした。そのため、初めて早稲田大学のオープンキャンパス・学園祭を訪れた時に、自由な校風と多様性を尊重する環境に大きな衝撃を受けました。自分がとても狭い世界で生きてきたことを痛感し、大学では様々な人たちと関わり合いながら学びたいと強く思い早稲田大学を志しました。

また大のテレビっ子である私は、自分の好きな「メディア」について学びとしても触れていきたいと考え、文化構想学部を選びました。

サークル活動

ダンスサークル「下駄っぱーず」

下駄を履いて踊る世界でも唯一無二のダンスサークルに所属していました。大学内での演舞はもちろん、北は新潟から南はハワイまで全国各地のお祭りに参加させていただきました。

私は広報部長としてサークルの魅力を発信しつつ、週3~7回の練習に明け暮れる日々を過ごしており、大学生活の全てを捧げてきたといっても過言ではありません。

学生団体での活動

キャリア支援団体en-courage

キャリア支援のNPO法人で、1学年下の早大生たちのメンターとして活動しています。また、一緒に活動するメンターたちが一人前になれるようサポートを行っていくエントランス・育成に携わるセクションのリーダーを務めています。現在は、未来のエンカレッジ早稲田支部を担う後輩メンターが、リーダーとしての力をつけていけるようなエントランス体制を整えることに注力しています。

下駄っぱーずの同期31人で踊ったラストステージでの写真です。髪色がとても派手でチャラそうに見えるかもしれませんが、みんな真剣に活動に取り組むサークルで日々刺激をもらっていました!

アルバイト

テレビ局事務

スポーツニュース部で電話対応や試合結果の管理など、事務仕事をしています。幼少期から大好きなテレビの制作側に微力ながら携わることができて、幸せを感じています。また同時に、普段は和気藹々と仕事をしつつも番組放送の直前になると真剣な雰囲気が漂うメリハリや、意外と髪色や服装で自由に自分を表現している人が多いことなど、数々の裏側も知ることができました。

予備校のチューター

高校時代通っていた予備校で1年間チューターとして働いていました。自分の経験を後輩に還元し、人の成長に携われることが自分自身の喜びに繋がることを確信した1年間でした。

Instagram運用

公式アカウントを3つ運用した経験があります。アカウントのコンセプトに沿ったコンテンツ立案・作成・投稿作業を行なっています。過去に担当したアカウントは、フォロワー15万人から45万人まで成長させることができました。

カフェレストランのキッチン

就職活動を終え、最近始めたアルバイトです。サプライズプレート作成を担当しており、間接的ではありますがお客様に喜びや感動を与えられていることにやりがいを感じています。

家族構成

父・母

父は読書が趣味で、ビジネス本から小説まで様々なジャンルの本を読んでいます。そのため知識がとても幅広く、どのような話題でも深く議論できるところを大変尊敬しています。

母は私の憧れの存在です。デザイナーとして起業し、圧倒的な行動力によっていくつになっても新しい目標に向けて自分の可能性を広げ続けています。日本に限らず世界でもチャンスを掴む、理想の女性であり母親です。

趣味

ドラマ鑑賞:中学生の頃から週10本近くのドラマを見続けています。

ダンス:中学時代から部活動でミュージカルをしており、ステージで表現をすることが大好きです。ダンスサークルは1年前に引退しましたが、今年も有志で早稲田祭に出演したり友達とスタジオで踊ったりしています。

中高で所属していた部活動のステージです。英語でミュージカルをしており、演じることはもちろん、自分たちで脚本を書き、音響や照明・大道具制作も行っていました。この経験からステージでの表現が好きになりました!

2. 私の考え方を大きく変えた経験

コロナという逆境

私は、逆境こそ成長のチャンスだと考えています。

このような考えに至ったきっかけは、私が大学生活を捧げてきたダンスサークルでの経験にあります。

幹部代になって間もない頃、新型コロナウイルスが蔓延し始めました。メンバー一同ずっと楽しみにしていたハワイのホノルルフェスティバルで踊る機会は1週間前に中止となり、そのままサークル活動自体が停止となりました。

正直当時はすぐに収まるだろうと甘く捉えていました。しかしその後も活動停止期間が何度も延期になり、立て続けに最後の1年の遠征や演舞の大半が中止になってしまいました。

当たり前に今年もあると思っていた舞台や日々の練習が突然全て失われてしまい、描いていた理想とはかけ離れた現実を突き付けられました。メンバー一同大きなショックを受け、先が見えない不安に雰囲気が沈みきっていました

そもそも私たちのサークルは、ステージで踊りを通して目の前のお客さんを笑顔にすることを目的に活動をしています。そのため、パフォーマンスが全くできない状況はあまりにも致命的でした。

広報部長を務めていた私は、活動ができない中で一体何を発信したらいいのだろうか?ととても悩みました。そして、辛すぎる現実にただ絶望するしかありませんでした。

「今だからできること」に着目する

その時、私の様子を見た父がこんな一言をくれました。

「下を向いていても時間は止まってくれないよ。」

現状にただ嘆くだけだった私は、この言葉にハッとさせられました。

「緊急事態宣言下でも下駄っぱーずとファンの方々を繋ぐ架け橋となることが、広報部長である私の役目だ。」

「演舞ができないのであればパフォーマンスの機会を自分たちで作ればいいんだ。」

このような思いが固まり、前を向くことができた瞬間でした。

そこで私は、幹部2人に自分の想いを話しました。2人とも賛同してくれて、その日から毎晩今の私たちにできることについて話し合いました。

  • 会えない中でも再びメンバー全員で1つの大きな目標に向けて活動すること
  • ファンの方々や、同じように苦しい思いをしている学生に笑顔をお届けすること

この2つを目的とし、リモートパフォーマンス動画を制作することに決定しました。

企画への想いや熱意をzoom上でメンバーたちに伝えると、62人全員が参加したいという意思を表明してくれました。そしてメンバーたちの特技を活かしてダンス以外にも歌や演奏に挑戦するなど、参加する側もファンの方々も楽しめる工夫を様々に凝らしました。

こうして完成した「今しかできない」パフォーマンス動画は、過去最高となる1.3万回再生を突破しました。また、この取り組みは大学の広報誌にも掲載していただきました。

当初の目的を、誰1人取り残すことなく62人全員で達成できたと確信しています。

62人全員で挑戦したリモートパフォーマンス動画企画です。上記以外にも、家の中で下駄を履いて踊ることができない代わりに「音」に着目してドラム代わりに響かせるなど細かい工夫を詰め込みました。

逆境をプラスに

私はこれをきっかけに、逆境こそチャンスだと捉えるようになりました。正直、コロナウイルスによって叶わなかったことはたくさんあり、未だに残念な気持ちも残っていることは事実です。しかし、同時に順風満帆なままサークル生活を終えていたら、このような新しくて面白い企画は生まれなかったと思います。自分自身も、サークルとしても、コロナウイルスという逆境があったからこそ成長できました。

サークルを引退してからも、エンカレッジという新たな環境で、優秀な同期に圧倒されて自信を失うことが何度もありました。また、去年まではなかったセクションの立ち上げで、自分にはできないのではないかと感じたこともありました。しかし、やらないで後悔するよりやって後悔する方がいい、たとえ後悔したとしてもそこから新たな学びを得られる大きなチャンスだと考えるようになりました。逃げずにこの環境で揉まれてきたことで、ジョインした1年前より人として成長した実感を得られています。

自分の思い通りにいかないことは、これから先も数多くあると思います。そのような時、私は状況に対して言い訳をせず、自分の力でプラスに変えていける人間になりたいです

3.理念・信念

私は、来年から広告代理店に就職予定です。広告という手段を用いて人々に物事を違う視点から捉えるきっかけを与え、ポジティブな世の中を創りたいです。

「コロナ禍だからできない」ではなく「コロナ禍だからこそできる」と発想を転換した先程の挑戦は、サークル内外の人の心を大きく動かす企画になりました。広告とはまさにそのような表現方法で、新たな価値観に気づくきっかけを与えることができるものだと考えています。

「最悪だと思っていた今の状況が成長できるチャンスかも」

「コンプレックスだと思っていたことが実は自分だけのとっておきの魅力かも」

このように、一見マイナスに見えることもプラスに捉えることができるようになれば、その人の人生は今よりハッピーなものになると思います。

少し青臭い野望ですが、私が作る広告でポジティブになれる人を一人でも多く増やしていきたいです。

この記事の著者/編集者

星野歩華 早稲田大学 文化構想学部  

早稲田大学文化構想学部複合文化論系所属。
大学1年次から3年次まで、下駄を履いて踊るという唯一無二のパフォーマンスをするダンスサークルの活動に熱中。広報部長を務め、コロナ禍だからこそできる新たなパフォーマンスを企画・発信した。
現在はキャリア支援団体にて1学年下の就活生の支援をしつつ、一緒に活動するメンターたちが一人前になれるようサポートを行っていくエントランス・育成に携わるセクションのリーダーを務めている。

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