時間管理と周囲に与える影響

クレド5:時間の有限性を理解する

限りある時間を有意義に活用するために、準備を徹底していきます。自分の時間を大切にしなければ、他者の時間も大切にすることはできません。他者(顧客・提携先・メンバー)の立場に立ち、一歩先行くサービスを提供します。

時間管理の不備で起こること

自分だけでなく周りにも迷惑をかける

 突然ですが、皆さんは自分の時間をしっかりとマネジメントできていますか? 例えば、自分でやろうと決めたto doリストや職場で振られた仕事を期限内にこなせているでしょうか。特に前者においては後回しになってしまい、ズルズルと予定が決まらないまますすむことになってしまう方も多いのではないでしょうか。

 まず、予定通りに物事がこなせないと、困るのは自分だけではないということは認識しておかなければいけません。例えば職場において自分がすべき仕事が遅れた場合、困るのは自分だけでしょうか。そのミスは顧客にも迷惑がかかり、ミスの責任を上司が取ることになれば、上司にも迷惑はかかってしまいます。プロジェクト全体が遅れることにつながってしまえば、そのプロジェクトに携わる方の時間も浪費してしまいかねません。繰り返せば、顧客や上司からの信頼は失われてしまいます。

時には相手の可能性をも奪ってしまう

 私の実体験をもとに、時間管理の大切さについて述べようと思います。

 キャリア支援団体の活動にて、私は長期インターン紹介の活動の他にも、1・2年生向けにオンラインイベントを提供する部署に所属し、活動しています。

 4月に開催するイベントで、私は1・2年生がいるライングループに向けたイベント宣伝のための投稿文の作成と、実際にそれをライングループに投稿するところまでを任されていました。期日通りに文章は仕上げていたところまでは良かったものの、実際に投稿する作業が遅れてしまった結果、2日投稿日が遅れてしまいました。一見2日という差は短いように感じますが、私はそうではないと思っています。この2日の間でイベントの日程に予定が入ってしまう1・2年生は一定数いると考えられます。その方々が参加したくてもできなくなってしまったことを想像すると、とても申し訳なく、罪悪感に駆られます。

 このように、結果的に1・2年生の機会損失に繋がってしまいました。私が時間の有限性を理解した上で、期限内に取り組むようスケジュールを組んで、さらにそれを達成しようと真摯な姿勢で向き合えていたら、このような失敗は起こりませんでした。

 この経験を通して、私は自分の時間に対する意識が甘いと、相手の大切な時間や機会も奪ってしまうことに気づきました。加えて、「時間が有限であること」の大切さを実感し、「期日までに済ますことができるよう、真摯な姿勢で臨むこと」が必要になることを学びました。

私が実践している解決策

 これまで、自身の時間管理に不備があると周囲にも迷惑をかけてしまうことを述べてきました。これの解決策として時間の有限性を理解し、真摯に自分のすべきことに取り組むことが必要であると書きました。

 では、具体的にどのようにしてこれを実践していけばよいでしょうか。参考までに私が実践している取り組みを紹介したいと思います。

 私は普段使用しているパソコンのデスクトップに「スティッキーズ」というアプリケーションを使いto doリストを書き出すようにしています。これにより自分がするべきことが可視化され、それを確認する回数が増えることで、失念する可能性が格段に減るとともに、「早く済ませなければ」という意識が生まれます。

 私があげたことは一例であり、他にも取れる施策はたくさんあるかと思います。しかし、施策を実行したことだけで満足し、やるべきことをどんどん後回しにしてしまっては全く効果がありません。ここでいえば、to doリストを作るだけで終わってしまい、結果的にそれ実行できなければ意味がないのです。

 最終的に重要になるのは「時間が有限であること」の大切さを念頭に置き、「期日までに済ますことができるよう、真摯な姿勢で臨むこと」です。このような意識をベースとしてもち、取れる施策を試行錯誤していくのがよいかと思われます。

最後に

時間にルーズであることは、自分にとってだけでなく、他者へも迷惑をかけることにつながることを述べてきました。これを防ぐにはまず自分の時間を大切にし、やるべきことを計画的に実行し、完了していくことが必要になります。前述したように、まだまだ私にも時間にルーズな点が多々あるため、これから気を引き締めて活動に取り組もうと思います。

この記事の著者/編集者

小川勇 早稲田大学 政治経済学部  

サークルの後輩や同期のキャリアの関心度が低いことを課題に感じ、それを変えるべくキャリア支援NPO法人『エンカレッジ』に加入。現在は1・2年生に向けてオンラインイベントを通してキャリア支援を行なっている。加えて、長期インターンの分野で学生と企業のマッチング事業の立ち上げのリーダーとしても活動している。

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