徹底的に自分の弱みと甘さに向き合う

研修を通じて気づいたこと・今後に役立てられること

本研修を通じて私は2つのことを学びました。

1つ目は、時間に対して“相手の時間を奪っている”という認識が大事だということです。今までの自分は時間に対して甘い、すなわち自分自身に対してあらゆることに甘かったです。人との待ち合わせでは大抵ギリギリ、もしくは遅れてしまうこともありました。そんな自分を変えたいと思っていましたが、自分に甘いということもあり、「次は直そう」と思っても直りませんでした。

しかし、本研修1日目の自己紹介で、時間制限がある中、1分間経過してしまったこと、今までの自分の甘えがここにまで出てしまったと思いました。その時、森口先生から、メンバーの時間を奪っているという指摘が厳しくされたことによって、もう甘えていられないと覚悟が決まりました。

本研修において、おそらく私が一番「人の時間を奪うな」と言われたと思います。人の時間を奪っているという認識を持ったので、これからは「ギリギリ到着を目指さない」「遅刻しない」ということを1つ目の自分との約束として守っていきます。

2つ目は、成功や失敗といった結果や人からの評価に依存しないということです。今までの私は人前で発表するのは緊張してしまうし、自信がないからこそ、成功した、失敗した、または周囲からの評価に一喜一憂していました。

発表中に少しでも言葉に詰まったりすると、あぁ失敗したと思い、余計に緊張して自信を失くすというのが、1日目の自己紹介後の私でした。2日目の発表で自分の番が回って来た時も、相手に伝えられる自信がなく、あたふたしていました。

そんな中で発表した私でしたが、崖っぷちでもトライし続けたことで、やりきったという経験自体がやる前よりも自信に繋がった気がしました。結果や周囲の評価は関係なく、自分が勇気を出して行動した経験そのものに価値があるのだと感じました。

心境の変化

今まで自分は「自信」という言葉に課題を感じていましたが、自分の弱さや甘えに負けていました。

しかし、研修の中で、崖っぷちに向き合わざるを得ない状況に立たされ、やるしかないという気持ちになりました。

そのようなきっかけをいただけたこと、真摯に自分自身に向き合い、自分を信じてくれたA&PROのメンバーに感謝を申し上げたいです。

3日間の実践記録

研修で学べたこと・感じたこと

  • 時間→相手の時間を奪っているという認識が大事
  • コミュニケーションはあらゆる仕事と結びつけると豊かになる
  • 説得力のある意見に従う
  • Gmap-c
  • PREP法→あらゆる発表の場面で使う
  • SMART-C
  • 自分との約束を守ることが自信につながる
  • 信頼関係は依存しなくても能動的に作っていける
  • コミュニケーションの量と質を上げれば成果は上がる
  • ノルマとコミットメント
  • タイムマネジメントとセルフマネジメント
  • (成功・失敗)といった結果や人からの評価に依存しない

Gmap-c(目標設定・成果と課題の把握)

研修全体を通した目的:リーダーシップゼミを通して自分の意見に自信が持てるようになる

1日目:

  1. 目標 Goal(本日の目標と計画の宣言)
    コミュニケーションを主体的に学ぶ!
    コミュニケーションの極意を学び、エンカレッジで活かせるように習得する。
  2. 実施内容 Measure(現状・成果の把握)
    目標達成度:30%
    森口先生に名前で当てられるまでは、積極的に自分の意見を言おうとしなかった。
    自分が相手に伝えたいことをしっかり把握しきれてない上で発表をしたこと。
    タイムマネジメントができていない。
  3. 考察 Analyze(ギャップの分析・課題の抽出)
    今まで自分は短時間で自分の意見をまとめるという訓練をしてこなかったから。練習不足。
    →自分の意見をまとめる、人に伝える(特に発表形式)に対して苦手意識があるが、この研修で克服したい。
  4. 対策 Plan(今後の対策・計画)
    ・今後の研修でタイムマネジメント(時間の制約がある時は、話す中のどの部分に時間をかけるかを考える)を意識的にしていく
    ・研修の中で、自分の意見を思いついたら言う。(周りを考えた上で、自分が話すべきかも判断する)

2日目:

  1. 目標 Goal(本日の目標と計画の宣言)
    本質的にコーチングについて学ぶ!
  2. 実施内容 Measure(現状・成果の把握)
    目標達成度:30%
    ・教科書づくり
    →自信を持つためには、自分との約束を守ることが大事。結果や他人の評価に依存しないこと。
    ・コーチング研修。ノルマ→コミットメント
  3. 考察 Analyze(ギャップの分析・課題の抽出)
    教科書づくりにおいて原稿なしで伝えた
    →自分で「やる」と決めたから
    →自分では結果はダメだと思っていたが、フィーッドバックで伝わったという意見をもらい、結果周囲を気にせずやってみるべきだと思った。
  4. 対策 Plan(今後の対策・計画)
    明日も教科書づくりがあるので原稿を見ずに自分の言葉で伝える。
    「原稿を見ないという」自分との約束を守る。

3日目:

  1. 目標 Goal(本日の目標と計画の宣言)
    自分の弱さと向き合う!challenge!
  2. 実施内容 Measure(現状・成果の把握)
    目標達成度:70%
    ①教科書づくりにおいて、昨日原稿見ずにやったという経験があったからこそ緊張せずに今日も原稿見ずに発表できた。
    ②情報の飲み込み、体得が遅い
  3. 考察 Analyze(ギャップの分析・課題の抽出)
    ①昨日、自分の殻を破ることが自信への一歩だと教えて頂いたので、そこに誠実に自分自身が向き合うことができたから。
    ②今まで自分が怠惰だったこと(頭を使わず楽なことに逃げてた)を自分で分かっていたため、向き合おうとしていなかったから。
  4. 対策 Plan(今後の対策・計画)
    原稿に逃げることなく、自分の力でやり遂げる(自分との約束)

これから研修を受ける方々へ

本研修は徹底的に自分の限界に挑む場です。自分の弱さや甘えに向き合わざるを得ません。

だからこそ、研修を終えた時には、何か自分の中で得られます。それが何かは人により異なりますが、本研修は自分を変えるチャンスとなります。

A&PROより

自分に自信がない理由は自分自身に誠実に向き合えていなかったから、ということに気づくことができたことはR.N.さんの大きな財産になったのではないでしょうか。

3日間の研修の中でも、R.N.さんが感じていた「タイムマネジメント力」と「自分の意見を伝える力」という課題を解消するために、「ギリギリを目指さない」「原稿を見ない」という行動目標を掲げ、即座に実行に移しています。

そのように自分の弱みや甘さに向き合い、改善に努めることができるR.N.さんであれば、R.N.さんの活動する団体で困難に直面した際も乗り越えることができると信じています。

壁を一つ一つ乗り越えていった先で、R.N.さんの望む強い自分に巡り合ってください!

R.N.さんのこれからの成長を応援しています!!

(リーダーズカレッジ:山口)

この記事の著者/編集者

R.N. さん 早稲田大学 文化構想学部  

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