メキシコでお尻に謎の注射を打たれる!?
2023.04.05
プロフィール
大学・学部:東京外国語大学 国際社会学部 スペイン語専攻
部活:男女バスケットボール部 マネージャー(高校)
趣味:海外旅行(観光よりもサバイバル)、ミュージカル鑑賞
アルバイト:浦安の某有名テーマパーク、大学進学塾での講師
その他の活動:メキシコに短期語学留学(衝撃のサボテン料理を体験)現在お住いの地域:千葉県(総武線沿線)
研究:教育社会学 「将来の夢」についての研究
家族構成:父、母、犬のももさん、私
その他:好きな食べ物は麺類(こだわりはラーメンの海苔を食べるタイミング)苦手な食べ物はパクチーとレーズンです
私の経験談
メキシコも異文化交流も自分自身のことも嫌いになった!!
大学一年生の春休みに5週間、メキシコに語学留学に行きました。しかし、ホストマザーや現地の友人たちと関係構築がうまくできず、その孤独感とストレスからホームシックになってしまいました。
一緒に行ったメンバーが私以外は2年生以上の先輩で、自分の拙いスペイン語ではコミュニケーションができない、と一人殻に閉じこもってしまったのです。
精神的な寂しさに追い詰められただけでなく、高熱を出しお尻に謎の注射を打たれるなど、肉体的にも辛い経験でした。
結果、メキシコも異文化交流も自分自身のことも嫌いになり、非常に苦しい記憶となりました。
語学力のせいではなかった!!テーマパークで学んだこと。
帰国してからよくよく振り返ってみると、周囲の人々とうまく関われなかったのは語学力のせいではなく、「人に頼る力」や「自己開示力」であったことに気付きました。
そこで、人とコミュニケーションを取る機会の多い、新しい環境に身を置くことが必要だと考え、某有名テーマパークでのアルバイトを始めました。
先輩にも臆せず協力を頼み、同期や後輩には自分から話しかけて、仕事仲間以上の関係になれるよう努めることで、「人と関わる自分が好きになる」力がついてきたと確信するようになりました。
二年後のリベンジ旅!! 今では第二の故郷。
上記のアルバイトを始めて丸1年経った大学3年生の9月に、再びメキシコの同じステイ先に滞在させてもらい、10日間の「リベンジ旅」をしてきました。
ホストマザーには素直に甘えたり、腹を割って話したりすることができ、本当の親子のような関係になることができました。また、かつて出会った知人を訪ねて仕事を手伝わせてもらったり、新しい友達を作ったり、以前お世話になった語学学校の先生にご馳走になったりと、1年半前の自分では考えられないほど心を開くコミュニケーションができるようになりました。
おかげでメキシコも異文化交流も大好きになり、第二のふるさとを地球の裏側に持つことができました。
同時に、辛い過去もその後の努力によって「ターニングポイント」に変えることができるということを学びました。
私の夢
宿泊客と高齢者を結びつけるゲストハウス。その狙いは…
将来は、自宅でゲストハウスを開こうと考えています。その宿泊客や地域の一人暮らしの高齢者たちが一堂に会せる場にしたい。更に子どもたちが加わることで、子供たちにとっては、多様な人々と出会い、新たな文化や価値観を得ることができ、 自分自身の社会貢献について考えるきっかけとなればと思っています。これは単なるビジネスという枠に捕らわれることなく、自分の家族が出来たときに、自分の子供たちにも学びのある場になるに違いないと考えています。
“オペレーターでなくイノベーター” 教育業界やIT業界に興味あり
自分の強い想いはもちろんですが、共感してもらえるような行動を身に着け、人々を巻き込みながらプロジェクトを成功させる経験を積みたいと考えています。
本気の覚悟があればチャレンジさせてくれる、あるいはそうした制度の整っている企業に就職したいです。
川瀬 響