相手のために耳の痛いことも言えるリーダーへ

プロフィール

【氏名】

藤井 裕己(ふじい ゆうき)

【所属組織】

早稲田大学商学部 2年生

【主な活動】

・キャリア支援NPO法人エンカレッジ早稲田支部
1・2年生向けのサービスを行う部署で、長期インターン分野における学生と企業のマッチング事業の立ち上げメンバーとして活動。企業への掲載依頼を主な業務としています。

・嶋村和恵ゼミナール(現代広告研究)
3年生から参加予定。教授は広告学の権威です。広告を中心にマーケティング全般について実践的に学びたいと考えています。
 
【これまでの就業経験】

・家庭教師のトライ、理数個別指導学院
小中高全ての年代の英語・数学指導を経験しました。小中高大すべてで受験をした自身の経験を還元することを意識しています。英語が苦手だった生徒が定期テストで30点以上アップして表彰されたことがとても嬉しかったです。

【出身地】

東京都世田谷区
先祖も東京に住んでいたようで、石州流嘉順派という茶道の流派を開いた茶道家だったそうです。

【家族構成】

父・母・妹
やると決めたことはとことんやる父、明るく家族を支えてくれる母、気配りのできる妹と暮らしています。

【趣味】

野球観戦
野球に興味を持った時から巨人ファンです。また、私自身も小1から高3まで12年間野球を続けていました。今でもたまに友人とキャッチボールをします。

散歩
目的地を決めずに散歩をして心身の健康を保っています。珍しい苗字の表札を探すのがささやかな楽しみです。

【興味・関心】

旅行
9歳の夏に祖母と2人でヨーロッパに行ったことがきっかけで、旅行に興味を持つようになりました。特にスイスで乗ったベルニナ急行から見た氷河の雄大さに感動しました。自分でお金を貯めてまたヨーロッパに行き、成長した今ならどのような気持ちになるのかを確かめたいです

“私”を形成するエピソード

野球部でのリーダー経験と失敗

私は高校の野球部で、全学年の内野手をまとめる立場を務めていました。この経験を通して私は、相手を成長させるために言いづらいことを言うことと、リーダーとしてメンバーに向き合うことのの大切さを学びました。

私は小中高と野球を続け、高校の野球部では内野部門のキャプテンを務めました。私が通っていた高校は部活動に力を入れてはおらず、和気あいあいとした雰囲気で部活動に取り組んでいました。

前任の先輩も雰囲気づくりを重視しており、私もその雰囲気に甘んじてしまった結果個人としてもチームとしても成長することができず、自分がしてきたことは空虚なものだと感じました。

そこで、私は新チーム発足時に内野部門のキャプテンとなり、地区代表になるというチームの目標を達成するために言うべきことは言っていこうと思っていました。

このような経緯から、はじめはメリハリのある活動ができていましたが、自分の実力が伴っていないのに厳しい指摘をして嫌われることを恐れて徐々に周りの雰囲気に流されていき、最終的には馴れ合いのような空気を作り出してしまいました。

自分でもよくないと分かっていたため自己嫌悪に陥り、部活動がストレスになっていき、いつの間にか趣味である野球観戦も避けるようになってしまいました。

最後の大会での写真です。ショートを守っていました。

厳しかった先輩からの言葉

当時部長を務めており厳しかった先輩も同じ思いをしていたと知ったことが、この出来事を乗り越えるきっかけとなりました。

私が下級生だった頃、その先輩は自分にも周囲にも厳しく部活動に取り組んでいました。ある日、具体的な状況を設定した練習で私が最悪なプレーをして、先輩から厳しく指摘されたことがありました。しかし、直前にその先輩が同じプレーをしていたことから私は強く反発しました。

私が先輩と同じ立場となった時、ようやく先輩がしていたことの凄さに気づきました。私の高校の野球部はきちんとしたコーチがおらず、生徒主体で活動していたためチームメイトに厳しく接するのは勇気がいることでした。

その先輩の卒業式の後に聞いた話がとても印象に残っています。それは、「自分ができていないことを指摘するのが辛くて毎日辞めたいと思っていた」という話でした。

厳しい指摘をすることに躊躇いがなかったわけではなく、辛い思いをしながらも目標を達成するために言うべきことを言う姿勢に感銘を受けました。しかし、高校在学中はその思いを行動に反映させることができませんでした。

最後の大会、3点ビハインドの最終回2死1・2塁で打席に立った際の写真です。結果はショートのエラーでした。

相手に向き合い、言うべきことを言う

この経験から、私がいかにリーダーとして無責任だったかを痛感しました。そして、自分がやるべきことから目を背けていた事実を認め、今後は責任から逃げないようにしようと思うようになりました。また、私の経験を伝えることで周囲の力になりたいと考えるようになりました。

このような思いから、大学生になった私は相手を成長させるために向き合うこと、言うべきことを言うことを意識して日々活動しています。

個別指導塾においては、宿題をやってこない生徒に対して宿題を課した目的や意義を説明した上で、宿題は全てやるという約束を守るべきだと指摘するようにしています。また、生徒の判断材料・選択肢になるように私の経験を共有するよう心がけています。

さらに、リーダーとして正しく他者を導きたいと思い、キャリア支援NPO法人エンカレッジに参加しました。エンカレッジではまだリーダーとして活動する経験はできていませんが、今後のためにメンターの先輩方を見てリーダーとしてのあり方を学んでいます。

メンバーに向き合い、言うべきことを言う人間

高校の部活動での経験から、私はメンバーに向き合い、相手を成長させるために言うべきことを言う人間になりたいと考えています。また、自身の経験を周囲に還元し価値を提供していきたいと考えています。

これを実現するため、私は10月のリーダーシップゼミに参加しました。3日間の研修の中で、誠実とは本来あるべき姿に事実を持っていくことだということを学びました。

この経験から、馴れ合いをよしとせず、時には厳しい指摘をしてでも組織を本来あるべき姿に変えていくことこそが誠実であると考えるようになりました。

今後はエンカレッジでOB訪問支援サービスを立ち上げ、プロジェクトリーダーとして活動していきたいと考えています。現状、エンカレッジではOB訪問に関して具体的なフォローアップができていません。働いている方々の生の声を聞き、就活生が納得してキャリアを選択できる環境を作っていきたいと考えています。その際は、メンバーに向き合い、言うべきことを言う姿勢を貫きたいと考えています。

直近では、エンカレッジの長期インターン紹介プロジェクトを成功させたいと考えています。チームの一員として活動する中でメンバーの視点からリーダーの在り方について学び、得た経験を今後リーダーとしての活動の中で周囲に還元できるように取り組んでいきます。

この記事の著者/編集者

藤井裕己 早稲田大学  

高校まで11年間野球に打ち込み、一浪の末、早稲田大学商学部へ。

大学では塾講師のバイトを経験し。その後、学生時代から力を入れて活動する経験をしたいと思い、キャリアNPO法人エンカレッジに加入。

高校時代のリーダーとして挫折した経験から、自分自身を変えたいと思い、大学2年次にリーダーズカレッジに参加。

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