受動的な「勉強」ではなく、能動的な「学び」で成長する

クレド7.好奇心旺盛・常に学ぶ

我々の活動における身近な事柄に興味を持ち、深く学ぶことを大切にしていきます。教え上手は当たり前、学び上手であれ。仕事を通じて、人生を豊かにする人間へと成長していきます。

「勉強」と「学び」の違い

勉強に対するモチベーションが上がらない経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?

学び上手な人は学びに対するモチベーションが上がらないことがあまりない人だと思います。

「学び上手」を説明するために、まず「学び」とは何なのかを「勉強」と比べて説明したいと思います。

「勉強」はただ学習することであり、

「学び」は現状と理想の差分を埋めるための知識の吸収や経験のことです。

勉強はmustで取り組むもの
学びはwantで取り組むもの

上の図の通り「勉強」は学校の授業などのやらなければならないことです。

もちろん勉強は社会人になるにあたって必要なことですが、それだけでは不十分です。

社会人として成長していくためには2番目の図の「学び」が必要不可欠です。

この考えを持つようになった経験を書こうと思います。

受動的だった「勉強」

私は高校生まで「勉強」が好きでした。

しかし、それは

  • 他人と順位を競うこと
  • いい点を取って褒められること

等が好きであって「勉強」自体が好きなわけではありませんでした。

それに気づいたのは大学生になってからです。

受験生の時は必死に頑張っていた勉強を、大学に入ってから頑張る人が極端に減ったことを覚えています。1年生の4月頃は「勉強するぞ!」という気持ちもありましたが

  • 勉強をしない周りの友達に流されてしまったこと
  • 大学の勉強は競争ではなく、いい成績をとっても誰にも褒められることがなかったこと

からモチベーションが下がってしまいました。

大学受験は「志望校に合格する」という明確な目標がありました。しかし、大学の授業では目標設定をしておらず、受動的な「勉強」になってしまっていました。

能動的に取り組む「学び」

大学2年時にマーケティングの授業が非常に興味深かったため、実際にマーケティングに取り組みたいと思うようになりました。

そこで、webマーケティングのインターンシップをはじめました。

  • 初めて会社で働かせていただいたこと
  • webマーケティングの知識が授業で少し触れたレベルでしかなかったこと

から、大変苦労しました。

しかし、

目標に向けたアウトプットが求められる「学び」は楽しかったため、能動的に取り組めました。

具体的には、ライティングや、webマーケティングの勉強、普段目にする広告の分析等を行っていました。

この時に身につけたライティング力は今のエンカレッジやリーダーズカレッジの活動で直接役に立っていると感じています。

また、その時に身につけた、

  • 広告を見たら誰がターゲットなのか
  • なぜそのデザインなのか

等を考える癖は、日々の生活を豊かにしていると感じ、思考の手助けになることもあります。

このことから、

  • アウトプットがある「学び」は積極的に取り組めること
  • 「学ぶ」ことで活動のレベルが上がるだけでなく、日常生活が豊かになること

の2点に気づきました。

深く学ぶ事で自らが成長する→組織に更に貢献できるようになる→社会に還元できる価値が大きくなる

上記のように、深く学ぶことで与えられる影響はどんどん大きくなっていくと思います。

今後も自分が行っている活動に関する学びを深め、人生を豊かにしていきます。

この記事の著者/編集者

矢後慶樹 早稲田大学 商学部  

3月からユニクロに入社し世界一を目指す大学4年生。早稲田大学商学部・国際ビジネスマーケティングトラック所属。ゼミではダイバシティマネジメントと日本企業の業績の関連性について研究している。大学1~3年生まで大学受験塾で多くの受験生を合格に導き、4年生では大学3年時の広告会社でのインターンの経験を生かし、日本最大のキャリア支援団体でHPを運営する部署のリーダーを務める。

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