学生団体への具体的な価値還元が実現!!
2021.03.26
皆さんこんにちは!!
A&PROの長期インターン生として活動をはじめて3年目の、早稲田大学4年の萩原佑太です!!
プロジェクト進捗記事の第3弾となる今回の記事では、A&PROのリーダーシップゼミに参加した同期である野村修史が、実際に学生団体にもたらした価値貢献についてご紹介します。来季の組織編成責任者を務めた彼は、いかにしてA&PROでの学びを活かしたのか?運営メンバーの中でも、特に組織全体への影響力の大きい中核メンバーに読んでほしい内容です。以下、彼へのインタビュー内容をどうぞ!!
A&PROで学んだ、知識以上に大切なこと
━━━A&PROと関わることで、野村自身に何か変化はありましたか?
A&PRO代表・研修講師でもある森口さんからは、様々な知識ももちろんですが、それ以上にリーダーとしてのマインド・スタンスの面で、以下3つの大切な学びを得ました。
- リーダー自身が学び続けなければならないこと
- ただ学ぶだけでなく、周囲に価値を提供することが、学びの本質であること
- 「本来あるべき姿に事実を持っていく」という意味での誠実さ
こうした学びが、自分から色々なところに情報を取りにいったり、0からHR(採用や組織編成)のことを学び始めたりするきっかけになったと思っています。
実際に組織に還元できたこと
━━━組織編成を担当していた中で、具体的に学びを活かせたことはありますか?同期と研修を受ける以外にも、森口さんと個別にディスカッションをしているシーンもありましたが。
数多くの学びがありましたが、なかでも
- 「責任・権限・義務」の考え方
- 組織における意思決定機関を明確に置くことの重要性
- 企業人事に必要な機能
などは、組織編成をする上で大切なヒントになりました。実際に来季の組織編成では、以下2つの大きな変化があります。
- 経営企画部の設立(組織の都合上、今後立ち上げ予定)
- HR(人事)部署の独立
━━━なるほど、1点目の経営企画部について、詳しく背景も含めて教えていただけませんか?
以下が、上から私たち21卒・後輩である22卒、それぞれの代の組織図です。後輩の代では、23卒部署(大学3年生向けのサービス提供)とCC部署(大学1,2年生向けサービス提供)HR部署、合わせて3つの部署を並列にし、それらを管轄する形で、経営企画部を設置しました。
※これに伴い、各部署に散らばっていたHR機能を1つの部署にまとめています。
本題である、1つ目の経営企画部の設置背景についてです。
実際私たちの代では、意思決定の場として以下のようなミーティング(以後MTGと表記)が存在していました。
- セクションリーダーMTG(各部署リーダーメイン)
- チームリーダーMTG(チームリーダーメイン)
- 経営チームMTG(有志など、自由参加型)
しかし最終的な最上段の意思決定機関が1つに定められていないことにより、
- 意思決定の遅さ
- 意思決定フローの曖昧さ
- 組織戦略の一貫性の欠如
などの問題を抱えていました。
経営企画部の設置は、こうした問題を解消するにはどうしたらよいか、という議論の中で、実際にいただいたアイデアであり、後輩の代では組織図上でも明確に役割が定期されるようになりました。出席者を明確に定義することで、175人という大所帯でも、意思決定の責任の所在を明確にすることができたと思います。
━━━なるほど、175人という大きな組織を運営する上で、とても重要なポイントを抑えた施策に感じます。2点目のHR部署の独立についてはいかかでしょうか?
私たちの組織では各部署に散らばっていたHR機能を統合・格上げし、新たにHR部署を設立しました。この辺りも、特にA&PROでの学びを活かせた部分ですね。実際私たちのときは、セクションごとにHR機能があったことで、
- 各HRの役割定義やパフォーマンス度合いが、部署ごとにバラバラ
という問題を抱えていました。あるセクションでは、レクリエーション企画に重きが置かれたり、別のセクションでは新たなメンバーへのインストールが不十分だったり、といった具合です。そうしたなかで、通常HR機能というのは1つにまとまっていることが好ましい、というアドバイスはとても本質的に感じましたし、すぐ組織編成に反映できました。後輩たちには、HR機能としてまず抑えるべき点(メンバー育成・活動実績の適切な評価等)を滞りなく、また効果的に実施する体制を整えてほしいと思っています。
後輩たちへ
━━━支部全体へ非常にインパクトのあることに活かしているのですね。私としてもとても嬉しい限りです!最後に、野村が編成した組織を引き継ぐ後輩たちへメッセージをお願いします。
9期の後輩には本当に期待していますし、とても応援しています!
今年2月の決起会では既にすごくたくましかったですし、私たちと一緒に活動する時間もあったからこそ、スタートダッシュの質は絶対私たちよりも高いと思っています。
総勢175人という大きな組織の中で、「成果」と「個人のやりがい」双方の両立・最大化を継続的に追える組織を作っていってほしいです!
個人的に私自身の活動自体に後悔があるので、あと少し、私が得た経験や学んだことを通じて、早稲田の後輩や全国のメンターに価値提供できるように身を捧げたいと思ってます!引き続きよろしくお願いします!
━━━野村自身の想いも伝わってくるメッセージ、ありがとうございました!ぜひぜひ後輩には私たち以上の成果を出し、支部全体を進化させてほしいですね!
インタビューを終えて
今回のインタビューを通じて、3日間のリーダーシップゼミをきっかけに、組織編成という大きなプロジェクトへの価値提供が、A&PROとのコラボによりもたらせたのではないかと感じました。今回の成果を、学生団体とのコラボを企画した当初から描いていた相乗効果の1つの具体例として捉え、今後にもつなげていけたらと思っています。
最後に
ここまで3回にわたり本プロジェクトの進捗をお伝えしてきましたが、萩原自身のA&PRO卒業に伴い、私自身の執筆記事連載は終了となります。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。ぜひ、後輩メンバーのこれからの活動にも注目していただけましたら幸いです。
須賀渉大