尊敬される努力、していますか?

クレド2.互いに尊敬し合えるチームであれ

尊敬し合えるチームでなければ、最高のサービスは提供できない。プロ同士、互いに馴れ合いを排除する勇気を持って「尊敬される努力」と「尊敬する努力」をし続け、長所を生かし合えるチームを作ります。

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身近に尊敬する人はいますか?

いるとしたら、その人に追いつこうと努力をしたことはありますか?

さらに、追いつくだけでなく、その人に尊敬されようと努力したことはありますか?

尊敬される努力

尊敬する人への意識・志向には3つのレベルがあると思います。そのレベルを、私の経験を交えて説明したいと思います。

1つ目は、尊敬する人を見上げるだけ。「あの人、すごいな。」「自分はあの人みたいにはできないや。」
自分と尊敬する人との差を大きく感じれば感じるほど、そのレベルまで努力しようとはしなくなるでしょう。私は高校時代、バドミントン部に所属していました。常に全県大会の決勝に進む部内の先輩を尊敬こそしていたものの、到底そのレベルには追いつけないと考えて、その先輩に追いつこうとは努力できていませんでした。

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2つ目は、尊敬する人に追いつこうとすること。「あの人みたいになりたい。」「あの人に負けたくない。」
高校時代、私には実力テストや模試で順位や点数を競い合う親友がいました。とはいっても、いつも負けてばかりだったのですが。彼のように安定して良い成績をとりたくて、勉強法を工夫したり、1日十数時間も勉強したりしました。少なくとも尊敬する彼に追いついていないと、第一志望の大学には受からないと思っていたのです。

3つ目は、尊敬する人に尊敬されようとすること。「あの人に尊敬されるほどになりたい。」
尊敬する人に追いつくだけでなく、自分がもつものを極めようとすること、自分がもたないものを得ようとすることは、究極の努力と言えるでしょう。私はA&PROでこの努力をしようと心がけています。毎月のビジネス基礎研修で学んだこと、セルフブランディング研修で考えたことを行動に移し、私の尊敬するA&PROのリーダーたちに尊敬されようと努めています。報連相の徹底、適切な範囲での権限行使、メンバーに対するコーチング。易しいことではありませんが、常に僅かずつでも成長を感じられる日々となっています。

あなたは、尊敬する人に尊敬されようと努力していますか?
もし尊敬する人に尊敬されることができたら、今度は逆に、その人があなたにもっと尊敬されようと思い努力することでしょう。まさに切磋琢磨という形で、互いに高め合うことができるのです。

私の強み

自分の弱みを認識するのと同じくらい、自分の強みを認識することは大切です。私の強みは「誠実さ」であると思います。これは驕りゆえに述べているのではありません。周囲からそのような評価をしていただくことが多々あるからです。誠実であることとは、約束を確実に守ること、発言と行動を一致させること。それゆえ、誠実さは信頼を生むことでしょう。

自分の何気ない行動が相手の中に生んだ自分に対する良いイメージは、時に実際の程度を超える期待に変化します。しかし、決して「勝手に期待されていた」などと思い、期待に応えることを諦めてはいけません。信頼とは、周囲によって抱かれる自分への期待に応えようと努力することで生まれるものであるからです。

だからこそ私は、誰よりも「誠実」でありたいのです。

あなたの強みは何ですか?
これを機に、自分はどんな強みをもっているか、ぜひ考えてみてください。

その強みを磨いていけば、尊敬する人に自然と尊敬されることでしょう。

この記事の著者/編集者

藤原穫   

秋田県出身。高校時代は強豪校でバドミントンをしていました。大学に入ってからは民族舞踊に励み、修士2年になった現在は薬物動態の研究をしています。趣味は旅行。死ぬまでにすべての温泉地を回りたいと思っています。これまで複数の組織で培ってきたリーダーシップに磨きをかけるべく、A&PROでの研修に励んでいます。

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