知性を磨くには読書から。活字嫌いでもOK!本好きが薦める良書5選!

今月の研修:社会人が持つべき習慣(公的成功)

初版発行から30年経った今もなお、世界的なベストセラーとして多くの人々に読まれている『7つの習慣』という本があります。人生における成功を叶えるために知っておくべき原則と身につけるべき習慣がまとめられたビジネス書であり、自己啓発書です。この本の中では、良い習慣を身につけるためにすべきことの一例として、読書が挙げられています。

よって今回は、これまでに5,000冊以上の本を読んできた経験を活かし、おすすめの本を5冊紹介することにしました。活字が苦手な人でも読みやすい本を中心にピックアップしています。気になる本があれば、ぜひ手に取ってみてください。

あい 永遠に在り

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引用:角川春樹事務所

幕末から明治にかけて活躍した蘭方医に、関寛斎(せきかんさい)という人がいます。貧しい村の生まれながら、並々ならぬ努力によって稀代の名医とまで呼ばれた人物です。彼の凄絶な歩みは、さまざまな形で今日まで伝えられていますが、その妻「あい」については、ほとんど語られていません。この本は、寛斎の良き理解者であり、苦楽も志も共にした妻、あいを主人公にした時代小説です。歴史に埋もれてしまった一人の女性の生涯が、150年の時を経て色鮮やかに浮かび上がります。

維新の風が吹き荒れる激動の世の中で、すっくと天に向かって咲く一輪の花。その美しくも苛烈な一生は、読む者の心を打ち震わせます。

【書籍情報】
題名:あい 永遠に在り
著者:高田郁
出版社:角川春樹事務所
初版:2015/2/14

人生を変える3分間の物語

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引用:PHP研究所

フランスでは幼稚園の頃から哲学を学びます。バカロレアという高校卒業試験(大学入試)でも哲学の試験があるほど、フランスでは哲学が重視されているのです。そんなフランスで書かれた「人生論」なわけですが、特に身構えることはありません。青少年向けの本なので、非常に分かりやすい内容になっています。

メインの登場人物は哲学先生。生徒たちから問われる多種多様な質問に、小さな物語を引き合いに出して答えを見つけるヒントをくれます。一つひとつの物語は本当に3分間で読めるほど非常に短いです。しかし、それほど短い物語の中でも中身がきちんとあるので、自分の頭で深く考えさせられます。

本を開けば、そこはもう教室です。哲学先生の授業を受けて、人生における大切なことを見つけてみませんか。

【書籍情報】
題名:人生を変える3分間の物語
著者:ミシェル・ピクマル
出版社:PHP研究所
初版:2005/3/15

谷川俊太郎編 まど・みちお詩集

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引用:岩波文庫

まど・みちおさんは「今ここにいること・あること」の素晴らしさを詠い続けた詩人です。彼は身の回りにある、ありとあらゆるものを詩の題材にし、いつでもどんなことに対しても驚きと感動、そして対象への敬意を欠かしませんでした。

少ない言葉ながらも本質を見事に突いた、思わずハッとさせられる見方。やさしい言葉だからこそ、心の奥までスッと染み渡るような不思議な感覚。心の羽を伸ばしたい時に、そっと寄り添ってくれる珠玉の詩・エッセイ集です。

あなたがこの本を手に取る時、穏やかに紡がれるあたたかな世界の扉が開きます。扉の向こうで、何年経っても忘れない素敵な一篇に出会えるでしょう。

【書籍情報】
題名:谷川俊太郎編 まど・みちお詩集
作者:まど・みちお
編者:谷川俊太郎
出版社:岩波文庫
初版:2017/6/16

ブッタとシッタカブッタ1 こたえはボクにある

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引用:株式会社KADOKAWA

つまずいた時、何となく胸にもやもやを抱えている時。つらい時、頑張ろうとしている時。人生のさまざまな場面でそっと背中を支えてくれる本です。ほのぼのとした絵柄の四コマ漫画ですが、一つひとつの言葉が胸に刺さります。

このシリーズは何冊もあるのですが、いずれも手元に置いて何度も読み返したい本です。「そのまま」の大切さが胸に染み入ります。同じ本でも、自分が置かれているその時々の状況によって違う視点で読めるでしょう。

ブッタと一緒に自分自身を見つめ直してみませんか。

【書籍情報】
題名:ブッタとシッタカブッタ1 こたえはボクにある
著者:小泉吉宏
出版社:メディアファクトリー
初版:2003/5/16

やった。

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引用:mikihouse

「足るを知る者は富む」という言葉がこれほど似合う本は、そうそうありません。

他の人から見れば突拍子もない企画書を作り、一企業の社員として自転車で世界一周した坂本達さん。彼が4年3か月という歳月をかけて実際に見聞きした世界の姿がありありと写っています。まっすぐ生きることの眩しさ、利益を顧みずに差し伸べられる手の温かさ、大自然の恵みと厳しさ……。普通に日本で生活しているだけではなかなか気づかない真理と感動が詰まったフォトエッセイです。

孤独を感じている人には愛を、困難に直面している人には勇気を、何も持たない人には夢を。読後には「人生、やろうと思えば案外何でもできるのかもしれない」と思えるような清々しさがあります。

【書籍情報】
題名:やった。
著者:坂本達
出版社:三起商行
初版:2001/1/1

これから研修を受ける方々へ

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ジャンルにこだわらず、知性を磨くに相応しいと思った本を5冊紹介しましたが、何か気になる本はあったでしょうか?

ところで、一生のうちに読む本の数は平均2,000冊弱だそうです。これは、日本における10日間の出版数とほとんど同じ。世の中にはたくさんの本で溢れており、毎日さまざまな本が産声を上げています。ですが、残念ながらどれだけ頑張ってもすべての本を読みつくすことは不可能でしょう。

つまり、私たちは読みたい本に優先順位をつけ、選択する必要があるということです。自分にとって本当に良い本、読んで良かったと思える本を見つけ出すことが、豊かな人生を送る第一歩とも言えます。ですから、人との出会いはもちろんのこと、一冊一冊との出会いも大切にしてもらえたら嬉しいです。

それでは最後にこの言葉を。

宝島の海賊たちが盗んだ財宝や、カリブ海の底に眠っている宝物よりも、本には多くの宝が眠っている。そして、何よりも、宝を毎日味わうことができるのだ。

ウォルト・ディズニーがくれた夢と勇気の言葉160/ウォルト・ディズニー、高橋康子/ぴあ株式会社/2006.9.29

A&PROは、あなたの人生にとって大切な宝を見つけ、磨くための手助けをしてくれます。もし、あなたの船に海図や羅針盤がなく、人生という大きな海をさまよっているのだとしたら、航路をA&PROに向けてみてください。誰もが本から得た宝を惜しみなく分け与え、あなたの成功を心から応援します。

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研修で学んだこと

  • 第Ⅱ領域を増やす
  • Win-Win or No Deal
  • 相手を理解するためには共感による傾聴が重要
  • 資源を広げて第3の案を創出する
  • 各習慣はそれぞれ関わり合っている

この記事の著者/編集者

久保井美愛 上智大学 外国語学部  

新米の社会人として、仕事に必要なノウハウや心構えを学ぶためにA&PROの研修に参加。大の読書家で、のべ5,000冊以上の本を読んできた本の虫。かつて「図書室の門番」という異名を付けられたことも(笑) 本から得た知識や自身のスキル・経験を活かして、皆さんに価値あるものをお届けします。

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