最後まで成し遂げることで自信がつく

クレド7.最後まで成し遂げる

中途半端な仕事を拒み、期待以上の成果を上げ、信頼を積み重ねます。自己流に固執せず、業務プロセス、報連相、守破離を積極的に取り入れ、堅実・大胆にプロジェクトを成し遂げます。

最後とはなにか

ここでいう「最後」とは、自分で決めた目標、自分で決めた期限のことだと考えます。

何かを始めるとき、先にゴールを決めなければ、次から次へとやりたいことが尽きず、いつまで経っても終えることができません。自分が納得いくまでやり続ける、クオリティを求めるあまり終えることができないというのは、実は自分勝手で無責任な行動をとっていることになるのです。

最後まで成し遂げるとはどういうことか

初めに目標・期限を決める、つまり自分でゴールを設定する。それをチームメンバーや顧客そして自分と約束をする。約束した目標を期限内に成し遂げる。これが、「最後まで成し遂げる」ということだと考えます。

自分で決めた目標・期限を宣言し、それを守って成し遂げること、つまり有言実行をすると、信頼を得ることができます。この信頼とは、チームメンバーや顧客などの周りからの信頼だけでなく、自分への信頼、つまり自信を高めることにも繋がります。

闇雲に行動して、全力を尽くしましたと言っても、信頼されることはありません。自信を持つこともできないでしょう。もし全力を尽くしたからといって、自信をもっているなら、それは独りよがりの解釈であり、とても危険な状態です。

また、たまたまうまく物事が進んだとしても、初めに目標や計画を宣言していないと、そのうまくいったことは偶然でしかないからという評価を受け、信頼にはつながりません。自分でもただのラッキーと捉え、自信を持つこともできないでしょう。

最後まで成し遂げること、つまり有言実行をすることは、信頼を得ること、自信を持つことに、有効に働くと考えます。ゴールを決めたら、それを積極的に宣言し、まわりと、そして自分と約束をしましょう。

A&PROのシステム

A&PROでは、年度初めに自身のプロジェクトについての年間計画を立て、毎月末にその振り返りし、必要があれば計画の調整をします。

また毎回のプロジェクトの時には、Gmap-cというシートで、その日の目標を立て、それが達成できたかの振り返りと分析、最後に次の予定を立てることをします。

そしてプロジェクトの最後に、Gmap-cを踏まえて、次回までの課題をメンバーに宣言します。

このように、自分で目標と期限を決め、チームや自分に宣言・約束をし、実際にそれが達成できているか確認をする、つまり「最後まで成し遂げる」ことができるシステムが、A&PROには確立されています。

システムを活用して自信を持たせる

私のチームには、自信がなかなか持てないというメンバーがいるので、自信をもってもらうために、最後まで成し遂げることの経験をさせたいと考えました。そのために先ほど示したA&PROのシステムを利用したいと思います。

今、年間計画、Gmap-cが形骸的になってきている現状があります。それぞれについて今後やっていくべきことを考えました。

年間計画

年間計画については、まず毎月の振り返りを習慣化しなければいけません。毎月最後の活動日に振り返りをメンバーに促すこと、完了報告の期限を決めてもらうこと、報告がないときは打診することを、今月からやっていこうと思います。

毎月、現在の目標・計画を見直すことは、自信を持つためにも、やはり必要だと考えます。年間計画を立てた時には気づかなかったことが、実際に活動していて見えてくると思います。それを踏まえて、達成可能な目標・計画を立て、それを達成することで自信をつけてもらいたいです。

また、新たなプロジェクトについての計画を立てることも必要です。今私たちの歯科学生プロジェクトチームでは、新メンバーを募集するプロジェクト、試験対策のプロジェクトに取り組み始めています。目標・計画をチーム全体では決めましたが、個人の目標・計画を立てずに、なし崩し的にやり始めているメンバーがほとんどでした。

新しいプロジェクトは自信を持たせるチャンスです。「最後まで成し遂げる」経験を積ませるために、年間計画のシステムを活用したいです。まず、メンバーに新しいプロジェクトについて年間計画を立ててもらいます。そして私は、メンバーの年間計画が、無謀でなく達成可能か、実力とのバランスを考えて妥当かどうか、初めの確認だけでなく、毎月追って確認していきたいと思います。

Gmap-c

Gmap-cに関しては、目標が達成可能であるかということよりも、目標が挑戦的であるか、その目標を達成するための努力があるか、目標を達成することで達成感が得られ、自信を持つことができるかを考えさせたいです。

というのも、現状では、メンバーの目標が、毎回同じようなものであったり、当たり前に達成すべきことだったりします。もちろん、毎回当たり前のことを当たり前にやることも必要ではあります。しかし、Gmap-cの使い方として、活動の事前報告、事後報告にしかなっていないようでは、もったいないと思います。挑戦的な目標を立てて、それを達成することで自信をつけてもらいたいです。

私としては、活動前にメンバーの目標を確認するタイミングで、その目標が挑戦的で、努力を伴い、達成感を得るものかの確認をした上で、さらに具体的にどう動くかも確認したいです。具体的な動きについて予め宣言させ、実際にそのように動いてもらうことが、自信に繋がると考えるからです。

みなさんは最後まで成し遂げたことありますか?

自分で決めた目標を、自分で決めた期限内に最後まで成し遂げたという経験はありますか?受験勉強、部活動、ダイエット、節約、などなど、身近なことでも、思いついたことがあったでしょうか。

思い浮かべられた人は、その経験は自分の自己肯定感を高めるような出来事だったかと思います。

思い浮かべられなかった人は、自信を持てていますか?

ぜひみなさんも最後まで成し遂げる経験を積んで、根拠のある自信を持ってほしいです。まずは、目標と計画を決めることを始めてみてください!

この記事の著者/編集者

上野美叡   

歯科クリニック開業を目指す歯科大学生。
予防歯科の考え方を浸透させ、健康に長生きできる社会づくりをしたい。
学生のうちにできる準備はしたいと考えA&PROに参加。
歯科学生プロジェクトのリーダーを務める。

するとコメントすることができます。

新着コメント

  • 藤原穫

    東京大学大学院薬学系研究科 リーダーズカレッジ リーダー 2021年11月06日

    他者もしくは自分からの信頼を得るには、言葉ではなく行動で実行してみせなければいけませんね。約束したことを守る。シンプルですが、信頼されるための最短ルートだと思います。

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