自分を磨く時間を確保し、成長する。

今月の研修:社会人の持つべき習慣(公的成功)

毎日忙しく働いているのになぜか今日も仕事がたまっている。

自己研鑽する時間が取れない。

そんな状況の人が少なくないのではないでしょうか?

ちなみに、私はそうでした。笑

今回の研修で学んだことの一つに、その状態を抜け出せる習慣である、「自己マネジメントの習慣」があります。

自分の経験を交えつつ、お話していこうと思います。

仕事を4つの領域に分けて考える

全ての仕事は、

重要度の高低、緊急度の高低で4つの領域に分けられます。

4つの領域の詳細は以下です。

第一領域:〆切や納期が迫っていて遅れることのできない仕事、問題が発生して即対応が必要な仕事。必ずいま行わないといけない仕事。

第二領域:特に〆切は迫っていないが、自分にとって重要な仕事。来期の計画づくりなど、問題を事前に防ぐ準備、計画等の仕事。

第三領域:重要性はないが、とにかく時間が決まっている仕事。定例ミーティングのための資料や、突然飛び込んでくる様々な仕事

第四領域:重要度、緊急度ともに低い仕事。無意味な電話、メール、仲間との無駄話など

仕事を重要度、緊急度の高低で4つの領域に分けた画像

身近な小さいことから変えていく

研修でこの4つの領域について学んだ翌日、

自分が今やっていることがどの領域の仕事なのかを考えてみました。

その結果、自分の生活が一、四領域を中心に構成されていることに改めて気づきました。

特に第一領域が多く、自分を全くコントロールできていませんでした。

第一領域の仕事は、〆切が迫っているので緊急で対応しなければなりません。

緊急の仕事をしている時は普段の時の仕事に比べ集中力も緊迫感も高まってしまいますよね。そのため、過剰な達成感を味わえてしまうのです。

その結果、仕事を終えた後は達成感と疲労で第四領域の行動に落ち着いてしまうことが多いのです。

第二領域の時間を増やし、自分を磨く

この「緊急中毒」ともいえる状況を抜け出し、第二領域の自己成長の時間を増やすために、以下2つのことに取り組みはじめました。

  • 第二領域の予定をスケジューリングする
  • 現状第一領域になってしまっている仕事を、事前に余裕を持ってスケジューリングし、第二領域にする。

1点目に関しては、

第二領域の仕事(自分の場合は英語の勉強、読書等)は「できたらやろう」といったような感じで、スケジュールに入れない。もしくは、緊急度が低いという点からスケジュールに入れていても、「まあ、明日やればいいか」という風に考え、ずらしてしまっていました。この考えではいつまでたっても第二領域にたどり着くことはできないので、しっかりとスケジュールに組み込み、ブロックする。その時間は第二領域に使うことを徹底します。

2点目に関しては、

上記のようなスケジュールの変更が起きる原因は、緊急の仕事が入ってきてしまう事です。

これを防ぐために、前々からのスケジューリングを徹底し、先延ばしにしないことが必要です。そうすれば、余裕を持って仕事を終わらせることができ、常に仕事に追われている状態を抜け出せます。

この2点をすでに実行し始めました。具体的には、

  • 春からの社会人生活で役に立つであろう本のインプット→アウトプット
  • 海外赴任に向けて、英語の勉強

を少しずつ実行しています。

第二領域の行動を意識して増やせているので、これからも毎日確保し、自分を磨いていきます。

これから研修を受ける方々へ

今回の研修では7つの習慣の第3の習慣~第7の習慣について学びました。私は特に自己マネジメントの習慣が刺さりましたが、そのほかにもWIN-WINをつくりだす、相乗効果を発揮する、など当たり前のように思えますが、大切なことを学びました。学んだことをいかにアウトプットするかを重点的に考える研修です。

研修で学んだこと

  • WIN-WIN:自分の利益と他人の利益を確保
  • No Deal:WIN-WINの関係を築けない際は合意をしない(=No Deal)選択肢をとる
  • 誠実な関係は、WIN-WINとNo Dealだけ

この記事の著者/編集者

矢後慶樹 早稲田大学 商学部  

3月からユニクロに入社し世界一を目指す大学4年生。早稲田大学商学部・国際ビジネスマーケティングトラック所属。ゼミではダイバシティマネジメントと日本企業の業績の関連性について研究している。大学1~3年生まで大学受験塾で多くの受験生を合格に導き、4年生では大学3年時の広告会社でのインターンの経験を生かし、日本最大のキャリア支援団体でHPを運営する部署のリーダーを務める。

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