「見かけの誠実」から「心からの誠実」に目標が変わった研修

研修を通じて気付けたこと、今後に役立てられること

①自分の発言の価値に対して責任をもつ

これまでの活動において、実際にできていないとわかっていながら論理的に正しいように見せかけるためだけの発言をしたり、緊急で失敗に対処しなければいけない場面で失敗の理由について説明したりすることで他のメンバーの本質追及の阻害をしていた場面が多々ありました。1日目のコミュニケーション研修を通じて、本質に則らない発言の無意味さについて自己認識することができたと思っています。また、発言内容を十分に概念化できないことに加えてPREP法を実践できていなかったために、自分の伝えたいことと実際に伝わったことに齟齬が生まれ、相手の行動に結びつかない場面もありました。自分の発言が本当に価値を持つか、本当に相手の行動に結びついているかを事前にセルフチェックした上で発言していきます。

②自分との約束の遂行を通して自信をつける

研修前の自分は、他のメンバーに対して明らかに価値の提供度合いが劣っていることを認知した瞬間にパフォーマンスが大幅に低下していました。その課題に対し、本来自分がその場所にいる意味を高い視座から考えて確認することで克服できていると思っていました。しかし、今回の研修を通して自信のなさを起点とするインプット・アウトプットの質が悪い状態を繰り返してしまい、応急処置はできていても再発防止ができていない状態であることに気づきました。加えて、今回の研修を通して自分への約束のコミットメントが定量的に自分の指針について確かめる唯一の尺度であることを学びました。他人や自分に責任として宣言した事項を着実にコミットメントしていくことで、自信のなさを理由としたパフォーマンスの劣化を防いでいきます。

③相手の価値観に対してジャッジを下すことの危険性

研修参加前は、メンバーの直すべきスタンスを発見した際に自分の価値観に合わせて一次的に指摘することが十分な施策であると勘違いしており、実際にメンバーのスタンス変容までにかなりの時間を要してしまいました。今回コーチングについてのメソッドを学ぶ中で、相手のスタンスに対して判断を短絡的に伝えるのではなく、共通点を通して相手の直すべきスタンスを直接指摘せずに伝えることの有用性を痛感しました。自分の論理的思考力と相手の観察力を磨くことで、適切な共通点を見つけて相手を導くコーチングを早期に身に着けていきます。

研修参加前後での心境の変化、研修講師やA&PROメンバーへのメッセージ

見かけの誠実から心からの誠実に目標が変わったことが最も大きな心境の変化であると考えています。研修前半の自分は、表面的な態度の部分を誠実に見せようと心がけていた一方で、実際の業務については本来できるはずの約束に対して自分の出せるだけの力を出しておらず、約束に対して心から誠実にコミットできていませんでした。後半に完全にできていたわけではないのですが、自分の約束の遂行に集中力のすべてを向けるよう行動できるようになっていたと思います。森口さんには、独力で気づくことができていなかった自分の弱さについてストレートに伝えていただけたこと、本当に感謝しています。自分がかかわる顧客の方への価値提供で恩返ししていきます。

これからリーダーシップゼミを受ける人へのメッセージ

穿った視点をもつことは成長の最大の障壁だと思います。皆さんより少しだけ早くゼミを受講した自分が痛感したことです。いただいたアドバイスをフラットなスタンスで吸収すること、メンバーを比較対象ではなく自分に学びを与えてくれる同志として見ることをお勧めします。それに少しでも早く気づけた人が、少しでも多くの学びを得て、少しでも多くの価値を提供できると思っています。

推薦してくれた方へのメッセージ

飛翔さん、ジョインしたばかりの私を推薦していただきありがとうございます。約束のコミットがまだ何もできていないにもかかわらず信頼して推薦していただいたことは、これからの私が与える価値に対して先行投資していただけたのだと思っています。

信宗さん、OCの先輩として自分のジョインを決めていただけたこと、その結果として今回このような機会をいただけたこと、本当に感謝しています。面談でお話しさせていただいたことを活動における目的として持ち続け、顧客に対する価値最大化で恩返ししていきます。

研修を通じて学んだこと

  • 自分の発言の価値に対して責任をもつ
  • PREP法によるコミュニケーション
  • 相手への親切心を態度で表現する
  • 自分との約束の遂行を通して自信をつける
  • 相手の発言内容ではなく存在を信じる
  • 相手の価値観に対してジャッジを下すことの危険性
  • 自己が未熟な状態でのコーチングの危険性
  • 既存の資源を知恵を用いて使いこなす
  • 本質に則った言動
  • コーチングを通した課題のコミットメント化
  • 目的のSMART化のあらゆる目標への汎用可能性
  • 正直であることと誠実であることの違い

この記事の著者/編集者

松藤 義尚 早稲田大学  

するとコメントすることができます。

新着コメント

  • 白石知朗

    2022年03月12日

    研修を通して多くの事を学んだと思います。中でも、自分の発言の価値を考えること、自分との約束の大切さに関しては、私も再認識することが出来ました。
    誠実さを忘れずに周りのメンバーに価値を与える、そんなリーダーになることを期待しています。

  • 山田飛翔

    2022年03月10日

    心からの誠実さの大切さに気づき、自分の行動を変化させようと本気で取り組んでいたことが伝わりました。
    お互いに見かけの誠実ではなく、心からの誠実さを大切に取り組んでいきましょう。
    今後も応援しています。

  • 田村稔行

    早稲田大学 基幹理工学部 情報通信学科 2022年02月23日

    リーダーにはメンバーを導く責任がありますが、そのためには相手を適切に観察し、理解することが求められています。
    加えて、土台としてリーダーとしての信頼を積み重ねていることも重要です。
    研修での、約束を遂行するために集中力のすべてを向けたという経験を活かし、目の前のことにまさに心から誠実そして謙虚に取り組み続け活躍されることを応援しています!

最新記事・ニュース

more

皆さんがリーダーを務める組織にはMVVやスローガンと言ったメンバー全員が認識している「共通目標」はありますか? そして、今その「共通目標」を何も見ずに口ずさむことができますか? もし、一度決めたことがある共通目標が形骸化してあまり浸透していない場合は私と同じ苦悩を経験するかもしれません。

大庭彩 1Picks

たとえ意見が対立しても、プロのコンサルタントやコーチは相手を導くことができる。 基礎1~3を通じて、科学的なメカニズムから築き上げた実践型コーチングについて、ロールプレイを中心に活用方法をトレーニングしていきます。 現場の活動と有機的に結びつける知恵と、今後のプロジェクトに活かす行動力。 これらを大切にするリーダーのための研修です。

たとえ意見が対立しても、プロのコンサルタントやコーチは相手を導くことができる。 基礎1と基礎2を通じて、科学的なメカニズムから築き上げた実践型コーチングについて、ロールプレイを中心に活用方法をトレーニングしていきます。 現場の活動と有機的に結びつける知恵と、今後のプロジェクトに活かす行動力。 これらを大切にするリーダーのための研修です。

「自分と仕事をしたいか」と思われているかどうかは他者の言動を大きく変化させます。相手方の時間を頂いているという認識があなたの評価を変えるでしょう。適切な準備を行うことで周囲と豊かな関係性を築きたい方に必見の記事です。

大庭彩 香山 渉 谷口 宗郁 3Picks

たとえ意見が対立しても、プロのコンサルタントやコーチは相手を導くことができる。 基礎1と基礎2を通じて、科学的なメカニズムから築き上げた実践型コーチングについて、ロールプレイを中心に活用方法をトレーニングしていきます。 現場の活動と有機的に結びつける知恵と、今後のプロジェクトに活かす行動力。 これらを大切にするリーダーのための研修です。

「周りの声を意識して思っていることを伝えられず、自分だけが辛い思いをしている...。」「それもあって、周りに対して愚痴が溜まっている...。」この悪循環を引き起こすコミュニケーションを、A&PROではPassive(受身的)なコミュニケーションと捉えます。そして悪循環を解決させるには、「Passive(受身的)」を「Assertive(自己主張的)」へ変容させていくことが重要です。

矢後慶樹 前田佳祐 大庭彩 3Picks

「メラビアンの法則」や「真実の瞬間」と向合い、各メンバー自身がブランド形成の重要要素であることを自覚していきます。 「目配り」「気配り」「心配り」の各段階を理解し、「マナー」「サービス」「ホスピタリティ」「おもてなし」の違いについて研究。 「マニュアル」「サービス」を理解・実践するのは当然。 「ホスピタリティ」「おもてなし」を顧客・メンバーに提供したいリーダーのための研修です。

メンバーに尊敬されるリーダーは当たり前ですが、メンバーを尊敬できるリーダーは少ないのではないでしょうか? 今回の記事ではメンバーを尊敬することで得られるメリットについてご紹介していきます。

大庭彩 1Picks

知識として体系化されているプロジェクトマネジメント。 ただし、頭で理解していても習慣化できていないと、顧客やステークホルダーの期待値とは程遠い『自己満足なプロジェクト』となってしまう。 各種マネジメントツールにもてあそばれず、プロジェクトマネジメントの本質を理解し、やるべきことを実践し続ける。 そんな責任あるリーダーを対象とした研修です。