メンバーと価値を提供し合うリーダーへ

プロフィール

名前

田村稔行(たむら としゆき)

大学・学部学科

早稲田大学基幹理工学部情報通信学科

サークル

早稲田大学理工英語会という英語サークルで幹事長(代表)を務めています。オンラインや対面にて英語でのディスカッション等の活動をし、10以上の他大学の学生とも交流してます。

サークルでは年に1、2回英語でのディスカッションイベントの主催も行っていて、他大学の英語サークルの方を招待し、例年100人程の規模で実施しています。昨年は初のオンライン開催となりましたが、同様の規模で無事開催することができました。

その他の活動

エンカレッジというキャリア支援団体で、大学1、2年生向けに記事執筆やSNSによる情報発信をするセクションのリーダーをしています。他のセクションリーダーは4年生ですが、唯一3年生として先輩もメンバーに迎えながら活動しています。

早稲田支部は最大の支部ですが、大学1、2年生向けのサービスはまだ始まって1年経っていない段階であり、スピード感を持って活動しています。

就活を目前にした大学3年生だけでなく、大学1、2年生のうちからキャリアや将来について考える機会を提供するため活動中です。

これまでの就業経験

実家が自営業で黒毛和牛の繁殖と肥育を行っており、長期休みにアルバイトとして週5日ほどの頻度で手伝うこともあります。牛舎の清掃や餌やりをするだけでなく、父の出張に同行し、目の前で70万円を超える子牛が落札される場を見る経験もしたことがあります。

小学生の頃にも牛舎での仕事を手伝ったことはあるのですが、当時は与えられた単純作業をこなすだけでした。

しかし、大学生になってからは他の従業員の方と一緒に朝礼に参加し、社長である父がどのように指示を出したり方針等を説明したりするかを見ることもありました。その上、仕事が終わると夕食において、朝礼で意図していたことについて話してくれたため、実社会においてリーダーがどのように指示をしているか、どのように指示すべきか考えさせられました。

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出身地

栃木県南部出身です。とちおとめが名産品であり、父の同級生の方もそうなのですが、地元でいちご農家をされている方も多く、季節によってはいちごをいただくこともあります。小さい頃には、実際にいちご狩りの体験をさせていただいたこともあります。

家族構成

私は三人兄弟の長男で、現在は今年から大学生になった弟と東京で二人暮らしをしています。実家には両親と祖母に加え、もう一方の弟が住んでいます。

趣味

英語と歌を歌うことです。

英語に関して、TOEICのスコアとしては945点を取得しています。英語が好きになったのは、中学2年生の頃に好きだった同級生がOne Directionというイギリス・アイルランドのグループが好きで、それを通し様々な洋楽を聴くようになったことがきっかけでした。

また、中学生の頃から英語系の部活、サークルでの活動を続けています。中高の部活では、英語での1時間弱のミュージカル劇を文化祭で披露することをメインの活動としていたこともあり、邦楽だけでなく洋楽を歌うことも趣味の一つです。

興味・関心

小さい頃から機械などの仕組みについて興味を持つことが多く、小学生の頃から車のカーナビや、家電などの説明書を読んでは操作するといったことをすることが多く、小学校高学年の頃にはパソコンの部品を購入して自分で組み立て、いわゆる自作パソコンを作るなどもしました。

home-built PC

また、身の回りの人とそれぞれの意見について話し、互いの価値観についてより深く知ることに魅力を感じます。

英語サークルでのディスカッションの活動はまさにそのような機会ですが、それ以外にも例えば、80代のフランス人の方と英語で半月ほど過ごしたというエピソードがあります。最初は、高校時代に沖縄県で家族旅行をしていた際、銭湯の券売機の使い方がわからなさそうにしている外国人の方に英語で使い方を案内したというものでした。しかし、雑談をしている中でメールアドレスを交換し、その後も会話を続けていました。

それだけにとどまらず、数年後彼が再び日本に来ることになったので、大学に通いながら同じゲストハウスで半月ほど過ごすことになりました。授業のある平日の日中は別行動をしながらも、授業外の時間や休日には一緒に過ごし、彼の住んでいるフランスの話や彼が仕事をしていた頃の話を聞いたり、他にも皇居などを訪れ、彼に向け案内を通訳をしたりしていました。

私の経験談

サークルイベントの運営準備の経験

サークルについてでもお話しましたが、私の所属するサークルでは100人超の規模で英語でのディスカッションイベントを例年主催しています。昨年度は、コロナウイルスの影響でこのイベントが初のオンライン開催となった上、中心となり運営する3年生の先輩が6、7人と、例年の半数ほどの状況でした。

2年生ながらイベントの準備を進めなければと考えつつメンバーと自分のモチベーションを維持して練習を続けるにあたっては困難も多くありました。ある日にはサークル以外にも授業やタスクが重なり、それを見ると結果としてやるべきことを何もしたくなくなり、吐き気や脱力感を覚えたり手が震えたりさえしました。

当時は友人や実家の家族に話し相手になってもらい、一人で抱え込まなくて良いと言ってもらうことができたので気分は一時的に改善しました。

自分の反省からメンバーへの還元へ

このようになってしまった根本の理由としては、自分を含めたサークルのメンバーが、一人で多くの役割を担わなくてはと感じ、他のメンバーと仕事や忙しさなどを共有出来ていなかったことがあります。

このディスカッションにおいては、5、6人のグループに分かれて司会進行役が議論を進める形をとります。主催イベントの際は自分のサークルのメンバーが各グループにおいて司会進行を務めるため、多くのメンバーが2ヶ月ほどかけてその練習を行います。

練習は1回につき90分のもので、最初の頃は例年より数割多く週16枠ほど用意していました。これは、オンラインでの練習ならキャンパスに行かずに実施できるため、多くの選択肢を持たせて練習に参加できるように、という理由からでした。

しかし、実際に練習が始まると、3分の1ほどの枠は3人未満しか集まらず練習自体が実施できなかったり、実施自体はできても参加者が分散したりすることとなってしまい本番のように5、6人で練習できることは稀でした。

このとき自分は練習運営の担当ではありませんでしたが、本番のディスカッションにおいて司会進行はする予定だったので、参加者側として練習に行っていました。しかし、このような状況が1、2週間変わらなかったため、何か理由があるのではないかと参加者なりに考えました。

状況を整理すると、練習運営の担当のメンバーは2年生が努めており、更に練習枠に多くの時間を割いていたことが負担となっていて、彼らに代替案を考える余裕がない状態でした。そこで担当外の私が練習運営の担当メンバーに練習案の変更を提案し、週に13あった枠を、多くのメンバーが参加できる時間帯6枠に絞ることにしました。

結果としてその後の練習はほぼ毎回実施されるようになった上、参加者も本番と同じ条件である5、6人が集まることが多くなり、それでいて練習枠を減らしたことから練習運営の担当メンバーの負担も減らすことが出来ました。また、本番でもゲストによるアンケートで、それぞれの司会進行が高評価をいただくことができました。

Waseda Discussion2020

今後のリーダー経験へ

このような経験から、自分のタスクや状態を周りと共有しつつ、更には周りの状況も共有することで全体を俯瞰することの重要性を学びました。

今回であれば、一時的にやることが集中してしまったことにより練習の改善を考え変更するのが難しかった状態に対し、他の担当であり手の空いていた私が手を貸して提案することで、練習自体やその後の負担の改善、更にはそれを通してサークル全体の士気の向上にも繋がりました。

自分のやることが多く苦しんでいた際に他のメンバーと共有することにしたという学びを、今度は他のメンバーに還元できた経験です。

最初にお伝えした通り、現在は、このサークルの代表の他に、キャリア支援団体でのセクションのリーダーも努めています。

他の経験との大きな違いは、年下ながら自分がリーダーで先輩がメンバーであるという状況が生まれるということです。今までは考えることのなかった視点や深さを用いて、リーダーとはどうあるべきか、例えば年の差で評価されるべきなのか、自分は本当に年下なのにリーダーであるべきなのか、などと考えさせられる状況にあります。

そのような中でも、自分やメンバーに対してどのようにタスクを割り振るか、忙しさを共有するかといったことには改めて向き合っており、この経験を通して更にリーダーとしてのマネジメント力を向上させていきます。

私の理想の姿

私が成し遂げたいこととしては「より多くの選択肢を人々に提供すること」が挙げられます。

これは、キャリア支援団体での経験がきっかけとなっています。大学2年生当時、サークルでは積極的に活動しているものの、他に何かするべきだろうか、そもそも何ができるのだろうかと考えつつ踏み出せない状況にありました。そのようなとき、始まりたてであったこのキャリア支援団体の面談サービスについてサークルの先輩が案内してくれました。

この面談で、大学4年生の先輩に何をしたいのか聞いていただきながら、今からどのようなことを始める選択肢があるのかという提案をしていただきました。

私は現在その際の提案もあり、キャリア支援団体に運営メンバーとして参加しています。しかし、結果としてどのような選択を取るにせよ、そもそもどのような選択が存在するかを知らなくては行動に移すことは出来ません。

何か成し遂げたいことがあったり、もしくは漠然とした不安があるような人に、より多くの選択肢を提示し、次の一歩に繋げることのできる存在になりたいと考えています。

この記事の著者/編集者

田村稔行 早稲田大学 基幹理工学部 情報通信学科  

高校時代から英語の部活、サークルでの活動を続けており、現在は理工学部生向け英語サークルの代表をしています。
更に、大学1、2年生がキャリアついて考える機会を提供すべく、キャリア支援NPO法人「エンカレッジ」で活動中。他のリーダーは4年生が務める中、唯一3年生として、記事執筆やSNSでの発信を行うセクションのリーダーを務めています。

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