小手先のスキルだけではない。今まで学んだコーチングよりも実用的で効果的…

研修を通じて気づいたこと・今後に役立てられること

価値を提供すること

社会人であれば相手に価値を提供することが当たり前になります。

この研修を受けて、他者の気づきや発見を生むように発信することを常に考えていきたいと思いました。また質問をする時や例をあげる時も、質問の意図やよりわかりやすい例を考え続けたいと思いました。

私は今まで本を読んだ後のアウトプットも抽象のまま概念を学んでいました。

しかしこれからは自分の経験に落として具体化して学んでいきたいと思います。

あらゆる仕事はコミュニケーションと結びつけると豊かになる

自分自身が仕事に取り組むときは意識できていても、他の人に仕事を振るときに一切意識できていませんでした。

資料作成を頼む時も「これをやっといて」ではなく、「このシーンでこの人と使うものでとても重要だから資料作成をお願いしてもいいかな?」と具体化して伝えようと思います。

リーダーは損得ではなく誠実であるべきだ

自分の損得ではなく、やると決めたこと・約束に従って必ずやりきります。

これからは自分が責任を追っている目標やメンバーに対して、損得抜きで向き合いたいと思います。

心境の変化

自分自身の基準の低さに気づくことができました。

「これくらいでいい」とギリギリを狙ってしまい、許されるとタカをくくってしまっている自分が研修前まではいました。

それに対してリーダーの最低限の水準、メンバーとしてもやるべきことをご指導いただき、自分の水準をあげなくてはいけないことを決意できました。

大庭さんや萩原さんなどA&PROのメンバーの皆様をはじめ、本当にありがとうございました。森口さんのメンバー・リーダーとしての『姿勢』にとても背中を押され、これからやりきる決意ができました。

3日間の実践記録

研修で学べたこと

  • あらゆる仕事はコミュニケーションと結び付けると豊かになる
  • コーチングにはマップが必要
  • 責任・権限・義務の関係
  • コーチングにおいて、相手に行動させることが重要
  • IメッセージとYouメッセージ
  • ノルマとコミットメント
  • SMART+C
  • AとAは喧嘩しない
  • 全て自分事化して考える
  • 仲間を思うからこそ相手にしっかり指摘する
  • 言われたことは即座にできて当たり前、言われる前にできる状態を目指せ
  • 相手の存在を承認する

Gmap-c(目標設定・成果と課題の把握)

全体を通した目的:

  • 人を動かす発言をする(価値を提供する)
  • 他人事で考えてしまう自分を変えて思考し続ける

1日目

  1. 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
    1. 発言の際、背景や意義が伝わったかどうかを自分で振り返る(回数/発言量)
  2. 実施内容Measure(現状・成果の把握)
    1. 質問(事前課題)やグループトークの際に全く目標を意識できていなかった。
  3. 考察Analyze(ギャップの分析・課題の抽出)
    1. 目標達成への意欲が足りていなかった→自分の中で客であるような意識があったこと→慢心・怒られないこと→他の班の発表を他人事で捉えていた。
  4. 対策Plan(今後の対策・計画)
    1. 目標を常に見える場所に置いておく
    2. 他班の発表がある時は必ず質問を1つ以上する
    3. 背景や意義を考える質問・発言を半分以上にする

2日目:

  1. 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
    1. 気づきや価値の提供が求められた際は必ず発言する
  2. 実施内容Measure(現状・成果の把握)
    1. 教科書を作るワークの際、発言のチャンスがあったのに頭の整理ができていなくて発言ができていなかった。
  3. 考察Analyze(ギャップの分析・課題の抽出)
    1. 価値を提供する意識が不足している→復習が足りていない→本気になりきれていない→学びをアウトプットする意識が持てていない
  4. 対策Plan(今後の対策・計画)
    1. 明日までに復習を1時間以上おこなう
    2. 常に価値を提供しろと言われても答えられるようにする
    3. ワークの意図を常に考える(抽象化して毎回組み立てる)

3日目:

  1. 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
    1. オープンに質問や発言の機会があれば必ず発言する
    2. 10個の気づきを提供する(発表・発信)
  2. 実施内容Measure(現状・成果の把握)
    1. オープンに質問や発言を求められた時に発言の機会を逃した
    2. 発言の回数が6回、価値のある気づきを提供できたのは4回だけだった
    3. コーチングの本質の理解を知っていても実践できsなかった
    4. 人を伸ばす発言(スタンス)は難しかった
  3. 考察Analyze(ギャップの分析・課題の抽出)
    1. グループ内の戦略を伸ばそうとする空気に後押しされた。
    2. ワークしながら相手に価値を提供する思考が足りていない→より先見の明・意識の落とし込みが必要
  4. 対策Plan(今後の対策・計画)
    1. コーチングの型を自分なりに思考して作成・一週間以内に実施する
    2. 団体内の空気作りに小さなところから取り組み始める
    3. 仲間の課題を自分ごとに捉えて接することができるように、スタンスを変えたい所属組織のメンバー2人にコーチングをする。

これから研修を受ける方々へ

以前受講したコーチングについての研修と比べるとより実用的でとても効果を試してみたいと感じました。

また他のインターンと比べると、マインドやスタンスの部分について時間をかけていただき、小手先のスキルだけでないものを学ぶことができました。

この研修は社会人になって「リーダーとして活躍したいという大学生」や「サークル・学生団体で本気で活躍したいと思っている大学生」におすすめです!

A&PROより

社会人になると相手に対して価値を提供することは、「当たり前」のことになります。普通の学生だとなかなかアウトプットを求められることは少ないと思います。特に日本の教育では座学が重んじられ、アウトプットをする機会が少なかったのではないでしょうか。

しかしこれからの社会人の世界では、学んだことを相手に価値として届けなければいけません。なのでこれからはぜひ相手に価値を提供することができるまでが学びだと思って様々なことにチャンレンジしてみてください!

このことを意識するだけでも随分と考え方が変わるのではないでしょうか。研修によって思考が磨かれた今ならさらなる飛躍を遂げることもできると思います。キャリア支援団体の活動も頑張ってください。応援しております。

(リーダーズカレッジ:前田)

この記事の著者/編集者

A.Y. さん 早稲田大学 政治経済学部  

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