弱みと向き合い、挑戦し続けた3日間

研修を通じて得た気づき

成果を最大化=コミュニケーションの量×質

私は、今までのスポーツの経験から、多くの時間をかけて自分なりの練習方法を探していく手法を用いていれば必ず努力は報われると考えていました。しかしながら、今回の研修を経て、常にベストを尽くしていくために、質を早い段階から引き上げていくことが大切であると学ぶことができました。

社会人になると、さらに限られた時間の中で最大の成果を出すことが求められると思います。社会に出るまでに最後のチャンスだと捉え、いち早く成果を出せるリーダーに近づきたいです。

あらゆる仕事がコミュニケーションと結びつけると豊かになる

これを体現することは非常に難しいことでありながらも、常に相手に誠実に寄り添うためには必要不可欠であることを学ぶことができました。理由として、日常生活や仕事においてどのような場面を切り取っても、常に誰かとコミュニケーションを取ることが必要とされているからです。これを習慣化することは難しいことだと思いますが、常に誠実なリーダーとしてメンバーによい影響を与えるために意識していきたいです。

挑戦し続けること

今までの自分の強みとして、どんな環境においても挑戦し続けることができる点だと考えていました。しかし、3日間の研修を通じて、挑戦し続けることはいかに自分の弱みと向き合うことができるかがポイントであると学ぶことができました。

その上で、まず自身の「相手に嫌われる勇気」の欠如という本当の弱みを把握できていなかった点、また、勇気を持つためのマインドの保ち方を得ることができた三日間でした。

以上の三点から、自分の一つ一つの行動は全てコミュニケーションの一貫であることがむしゃらに時間を使って作業をするのではなく質の高いアウトプットができるようにすることの二つを意識することで、自分の弱みと向き合い続けていきたいです。

研修参加前後での心境の変化・研修講師やA&PROメンバーへのメッセージ

参加前後の心境の変化として、二つあります。

一つ目に、真のリーダーになるまでの道のりは自分が思っている以上に長く、簡単ではないことに気づかされた点です。

二つ目に、自分の弱みに向き合うことはとても大変ではあるが、向き合った分だけの成果が目に見えることです。

このような二点に気付かせて頂いた森口さんを始めとしたA&PROメンバーの皆さまには感謝申し上げます。誰よりも真摯に自分に向き合って頂き、時には厳しい言葉をかけて頂いたことで、自分が理想とする誠実な人物像を思い描くことができました。後は、その理想に向けて、いかに自分が努力するかが大切になってくると思います。頂いたアドバイスを自分の力で発揮できるよう、精進して参ります。今後ともよろしくお願いいたします。

これからリーダーシップゼミを受ける人へのメッセージ

私は、「自分の弱みに真摯に向き合いたい人」「自分のリーダー像を見失ってしまった人」「今後リーダー役に挑戦してみたい人」に全力でお勧めできるプログラムになっていると思います。ここまで時間をかけて自分と向き合えることは、今までの人生の中でありませんでした。

学生の頃からリーダーシップについてここまで奥深く学ぶことはできないと思いますし、最初で最後の貴重で実りある時間になるはずです。全力でプログラムに挑戦した人ほど、得られるものが多いと思いますので、是非参加される方は一分一秒無駄にせず集中して取り組んでみてほしいです。

研修を通じて学んだこと

  • あらゆる仕事がコミュニケーションと結びつけると豊かになった。
  • 誠実と正直の違い
  • コーチングする際、相手の存在を信じること
  • 成果を最大化するためには、コミュニケーションの量と質の双方を高めることが大切
  • コミュニケーションマップの活用
  • 相手の誠実な取り組みを評価する
  • リーダーは「やりたい人」がなるのではなく、「誰よりも準備をした人」なるべき
  • 挑戦し続けること
  • 資源の最大限の活用
  • 事実の正確性
  • SMARTに目標を設定する
  • コミュニケーションの5つのスキル

この記事の著者/編集者

日比 玲希 早稲田大学  

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新着コメント

  • 小川勇

    早稲田大学 政治経済学部 2021年06月25日

    リダーシップゼミを受講して、様々な心境の変化があったことと思います。記事に書いていらっしゃる通り、真のリーダーになるにはまず、自身の弱みと向き合うことが重要になります。その姿勢を見せ続けることで、周囲のメンバーからの信頼だけでなく、自信にも繋がると思います。
    引き続きエンカレッジでの活動も応援しております!!

    リーダーズカレッジメンバー:小川

  • 藤原穫

    2021年06月19日

    相手に嫌われる勇気というのは、相手に嫌われてでも相手の為になることをしようという身を切るような覚悟がないと生まれないでしょう。易しいことではないと思いますが、その欠如を自身の弱みであると認識した日比さんには既にその覚悟が芽生えているのだろうと察します。

    今後の挑戦においても、このような弱みの自覚はきっと日比さんを強くしますから、大切にしてほしいと思います!

    リーダーズカレッジリーダー:藤原

  • 信宗碧

    早稲田大学 文学部 美術史コース リーダーズカレッジ リーダー 2021年07月16日

    学生の間にはなかなか効率や費用対効果を意識することは少なかったのではないでしょうか。自分の学生時代を思い返してもやることが正義、目的になっていたことが多くあったように感じます。今回の研修で学んだ時間の有限性はまさにここに該当することだと思います。

    自分や相手にとっての時間の価値を理解することで、限られた時間内で最大のパフォーマンスを発揮することが重要だということに繋がるはずです。社会人らしく時間を有効活用することで、現在行っている活動においてもさらに成果を発揮できると思います!

    リーダーズカレッジリーダー:信宗

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