形式的なリーダーシップやコミュニケーションは、全く通用しない

研修を通じて気づいたこと

1.信頼・自信は約束の積み重ねである

私は自信があまりなかった。今でも他人に比べ自信が無い方だと認識している。それは「自分の実力がないからだ、結果を残していないからだ」と自分で決めつけてしまっていた。しかし「自分で決めたルール・約束を果たせていなかったからだ」と本研修で気づくことが出来た。自分への約束及び他人への約束をしっかりと果たし、自信・信頼を勝ち取る。

2.共通の願いへの共感は、成長欲求を引き出すカギになる

今回の研修中、共感を表す多くの言葉を作った。だが、これらは全て、以前の研修で形式的に使っていた「僕もそう思っているよ」とは全く違った。相手に共感を改めて示すことで、同じ方向を向いている仲間であるということを表し、相手とのコミュニケーションをスムーズにすることが出来る。

3.リーダーには人の人生を変える責任がある

過去、高校・大学では、とりあえず手を挙げ指名されたから、リーダーを行っていた自分がいた。その後の活動も一定程度を超えなかったと今でも感じている。今回、リーダーは人の人生を好転させる責任があると学んだ。相手の限りある貴重な時間をコントロールする権限があるからこそ、その結果人生が明るくなるようなリーダーシップを行う。

心境の変化

自分の足りない部分及び、その満たし方を知ることで、自分の可能性を信じることが出来た。研修参加前、どこでどうやって自分を成長させたらよいか想像がつかず、自分の未来の希望があまり持てていなかった。しかし、この研修に参加したことで、プロジェクトでのリーダーシップや、他者とのコミュニケーション、後輩とのコーチングにて足りない部分、見当がついていなかった部分について認識することができた。今回気づいた足りない部分を満たす行動をし続けることで、自分の未来を明るく、充実したものとして実現する。

3日間の実践記録

研修で学べたこと

  • コミュニケーションの重要性及びその効果
  • 強みと弱みの共有の効果及び自分の不足
  • 信頼・自信は約束の積み重ねである
  • 自分の脳の活かし方
  • 成長欲求にアプローチする前に生存欲求を満たしてあげる
  • 成長欲求を引き出すために、共通の願いへの共感が有効である
  • スキルを伸ばすには、スタンスとマインドを育むことが有効
  • コミュニケーションマップ及びその活用法
  • 目的と目標の違い
  • 空コミットメントの存在及び自分の状態
  • リーダーには人の人生を変える責任・権限・義務がある
  • 成長し続ける組織のリーダーに自分もなれる

Gmap-c(目標設定・成果と課題の把握)

研修全体を通じた目的:自分自身経営者になるために社会人の基礎的知識(コミュニケーション・リーダーシップ)を身につけて社会人のロールモデルを確定する。

1日目:あらゆる仕事はコミュニケーションと結びつけると豊かになる=将来のためになる。

  1. 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
    ①本日の森口さんの問いの1/3に対し、一番に発言する。
    ②問いに対し、「はい」でスタートし、すぐ発言する。
    ←適当ではなく思考スピードを上げる
  2. 実施内容Measure(現状・成果の把握)
    ①1/3を一番に発言できた(目標達成度:92%)(1/4)
    ②思考ではなく、「はい」スタート。左上を見てしまう(目標達成度:80%)
  3. 考察Analyze(ギャップの分析。課題の抽出)
    ・環境要因→質問が減った
    ・自信のなさ→準備のなさ→講義中の思考の浅さ→(A)ノートの取り方→(B)形骸化した「はい/いいえ」
  4. 対策Plan(今後の対策・計画)
    ・A:ノートをより体系的にとる
      →概念化・基準化
    ・B:思考を瞬発的にまとめる
      →仮説・アナロジーを考え続ける

2日目:

  1. 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
    ①問いに対し「はい」でスタートし、すぐ発言する
    ②問いの1/2、質疑応答の1/1で、手を一番に挙げる
    ③パソコンにすぐに打ち込めるノートを講義中にとる
  2. 実施内容Measure(現状・成果の把握)
    ①95%
    ②100% / 80%
    ③70%
  3. 考察Analyze(ギャップの分析。課題の抽出)
    ②一番に手を挙げられなかった場面があった→準備は出来ていたが、自信が持てなかった→発言し、自分への約束(答える)を繰り返して自信をつける
    ③抜けてしまった部分が多かった→学びがあったものの、言語化できず、書き記せなかった→言語化能力の低さ+完璧を求めすぎ
  4. 対策Plan(今後の対策・計画)
    ・自分の中で答えを更新し続けることで、返答にいつでも対応し、自信をつける
    ・言語化できていない状態でも書き残し、書きながら言語化・清書を行う

3日目:3日間でコミュニケーション・コーチング・リーダーシップの自らの学びを1つずつ持ち帰る

  1. 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
    ①問いに対して「はい」でスタートし、すぐに発言する
    ②パソコンにすぐに打ち込めるノートを講義中にとる
    ③明日行動できるリーダーシップの学びを1つ勝ち取る
  2. 実施内容Measure(現状・成果の把握)
    ①90%
    ②70%
    ③100%→自分の責任範囲に対し、目的と各人のモチベーションを結びつけられるように接する。
  3. 考察Analyze(ギャップの分析。課題の抽出)
    ①すぐに発言できないことがあった→自分が考えられていなかった→自分の想定外→想定内を広げ続ける意識が足りていなかった
    ②すぐ打ち込めるノートを取れなかった→言葉化の速度→インプットに対するアウトプットの準備が足りていない
  4. 対策Plan(今後の対策・計画)
    ①アナロジーを1つ気づくだけでなく、想定外を想像し続ける
    ②アウトプット(自分の学び)を想像しながら学ぶことを続ける

これから研修を受ける方々へ

リーダーシップスキル及びコミュニケーションスキルを日常的に使っている大学生及び、漠然と不安を感じている方に勧めたい研修です。今回私は、自身が形式的に使っていたリーダーシップスキルやコミュニケーションスキルでは、全く通用しなかったと感じることが出来ました。何かが足りていないという曖昧な不安から解消され、実際に行動に移し、スキルを伸ばすヒントを獲得したことで、明日から何をすればいいのか自分で考えられました。

ただインプットするだけでなく、アウトプット、その先の自分でアウトプットし続ける力がつく研修でした。是非リーダーシップスキル・コミュニケーションスキルに対する不安を自分で解消する力をこの研修で勝ち取ってください。

この記事の著者/編集者

H.S. 早稲田大学 国際教養学部  

するとコメントすることができます。

新着コメント

  • 藤原穫

    東京大学大学院薬学系研究科 リーダーズカレッジ リーダー 2021年04月24日

    信頼残高という言葉があります。これは、「自分が相手に信頼されているかは、相手に聞いてみないとわからない」と考えるのではなく、自分が相手に対してどう行動したかによって相手から信頼されている程度を認識するという考え方です。この考え方は自らへの自信に関しても応用できるでしょう。自分がどのような目標を立て、どのように達成できたか。それが自信に繋がるのだと思います。おそらくH.S.さんはこのことに気付き、既に「自信がない」状態を克服できる地点にいるのではないでしょうか。本研修で認識できたであろう不足を満たし続け、自信を勝ち取り、自分と周囲の人生を明るくするリーダーとなってください。応援しています。

    リーダーズカレッジリーダー:藤原

  • 信宗碧

    早稲田大学 文学部 美術史コース リーダーズカレッジ リーダー 2021年04月27日

    頼りがいがあり、組織において重要なポジションを担うことが多いH.S.さん。その一方で長期的な観点から見ると自信を持てていない自分を抱えていることがとても印象的でした。世間一般から見れば実績も十分なのにどうしてなのかでしょうか。おそらくこれは”自分の約束を自分で守れていなかった”この一点に尽きるでしょう。人は案外外部からの制約や期待に応えようとするあまり、自分自身に向け意識的に約束する事は滅多にないと思います。
    今回のリーダーシップゼミで自信のあり方に気づいたH.S.さんはこれから他者に合わせた自分ではなく、自分発信で他者に対して自分がどうあるべきか、どんな責任・義務を果たすべきかを考えられるリーダーになると思います。期待しています。

  • 草野柾樹

    早稲田大学商学部 2021年04月25日

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