緊急時・災害時に大切な人を守るために

今月の研修:緊急時・災害時の対応

2011年3月11日に起きた東日本大震災を覚えていますか?

宮城県栗原市で震度7、都内でも最高で震度5強を記録しました。

あれから10年以上が経過しました。

地震調査研究推進本部地震調査委員会によると、2020年1月24日時点でマグニチュード7程度の首都直下地震が30年以内に発生する確率は、70%程度と予測されています。

この記事を読んでいる多くの方は2050年になっても生きていることでしょう。2000年生まれの人であれば、50歳になるまでに70%の確率でマグニチュード7程度の首都直下地震を経験するということです。70%という確率、決して無視できないですよね?

地震が起きた際にあなたは適切な対処をとれますか?

震災時に大切な事

今回の研修では避難訓練を実施しました。私が小学校、中学校で参加した避難訓練と異なり、緊張感があり、1人ひとりが全力で取り組む避難訓練でした。とりわけ、A&PROでは塾部門を抱えているため、生徒指導中に地震が起きたことを想定し、避難訓練を行いました。私はこの訓練を通して以下の2点が大切だと感じました。

  • 現場責任者の決定
  • 気丈にふるまう

現場責任者の決定

現場での指示出しは誰が行うのでしょうか?

メンバー・クライアントは誰に従えばいいのか分かりません。普段から関わりのある人であれば、誰が責任を持つのか暗黙の了解で理解しているかもしれません。地震が発生した現場に上司がいれば上司が責任者になるなど。

では、出張先など上下関係がはっきりしていない場合には誰が責任者になるのでしょうか?

誰が現場の責任をとるのか不明な状態では地震への対応が困難です。異なる指示が出され現場が混乱するおそれがあります。そのため、地震が起きた際は現場責任者を決定する必要があります。

現場責任者を決定するタイミングは地震が収まったときが良いでしょう。メンバー・クライアントが机の下に隠れ、揺れが収まったタイミングです。全メンバー・クライアントにはっきりと「私が現場責任者になります」と伝えます。

このとき、現場責任者の決定に上司部下などの役職は関係がありません。最も準備のできている人物が現場責任者になるべきでしょう。

気丈にふるまう

地震発生時、自分自身も焦りを感じるかもしれませんが、メンバー・クライアントも焦りを感じていることでしょう。地震が起き、ただでさえ焦っているのに、目も合わさず、ハキハキしない声で指示されたらより不安になりませんか?

現場責任者の声や言動は現場の雰囲気を作ります。覇気のある指示出しが望ましいです。そのために必要な要素に以下の点があると考えます。

  • 声量を上げる
  • 簡潔な指示(必要に応じて、机の下に隠れてもらうときなど)
  • 目を合わせる
  • 迷いを見せない

これらはメンバー・クライアントに安心を届けるために必要な要素です。当然の事ですが、そもそもの指示の内容が適切である必要があります。まずは、マニュアルを覚え、臨機応変に対応できるようにすることが大切です。

これから研修を受ける方々へ

私達の住む日本は地震、火山噴火、土砂崩れ等、自然災害が起きやすい環境にあります。他にも事故や病気などの緊急事態に遭遇する可能性もあります。しかし、日常生活の中で、災害・緊急事態に遭遇する確率は低く、危機感の少ない人がほとんどでしょう。

いざというときにメンバーの命を守れる人物。そのような人物を目指す人がいても良いのではないでしょうか。A&PROはそのような人物の育成をしています。是非、一度A&PROの研修に参加することをおすすめします。意識を変えるきっかけとなるでしょう。

研修で学んだこと

  • 責任を持つ
  • 災害・事故・病気・犯罪の特徴
  • 地震対策5行動
  • 心肺蘇生の方法

この記事の著者/編集者

長谷川拓志   

東京都出身。高校時代はハンドボール部に所属していました。大学に入ってからはバドミントンサークルに所属しています。趣味はスノボや山登りなど、自然に触れながら体を動かすことです。毎回の研修で得たものを実践し、価値ある記事を作っていきます。

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