自分事として考える姿勢が人を成長させる

クレド8.人のせいにせず、常に自分ができること・できたことを考え、最善を尽くす

組織はフラットであり、常に全メンバーが危機意識を持ち、自分にできること・できたことを考え、改善。自分に都合の悪いことが起きても、人のせいにせず、自分にも原因を求め、サービスの質を高めます。※顧客のせいにするなどもってのほか。

その失敗、「誰」のせい?

皆さん一度は思うような成果を出せず、思い悩んだ経験があると思います。

世の中には、その原因を環境や他人のせいにする人と、自分ができなかった原因を振り返る人がそれぞれ存在します。

あなたはどちらでしょうか?

両者の根本にある考え方の違いから、どんな姿勢で自身の行動に向き合うべきか考えていきましょう。

人を成長させるメカニズム

上記の思考特性はそれぞれ、「他責思考」「自責思考」という言葉で分類されます。

  • 他責思考:自分自身の行動の結果を他人や環境のせいにする考え方
  • 自責思考:自分自身の行動の結果が自らにあるとする考え方

他責思考が染み付いている人は失敗の原因を自分の外に求めます。
原因を自分の外に見出す場合、自分から積極的に改善を起こすアクションは起きません。

一方で自責思考の人は失敗の原因を自分の中から探します。
原因を自身の影響の範疇から考えるため、結果を次の自身の行動の改善に生かすことができます。

もちろん全ての原因を自分のせいにしてしまっていては、自分を苦しめることになってしまいます。
しかし、私は社会人として組織で価値を発揮するためには、環境を言い訳にせずに自身が変えられる部分を探し、受け入れ改善する姿勢が必要不可欠であると考えています。

他責思考は人を受け身にする

私は現在、キャリア支援団体に所属し、約20名の就活生に対して1対1で面談を行い、納得したキャリア選択を支援するために活動しています。

団体では、自身が面談を担当する就活生の数に応じて、企業イベントの紹介数の目標値が一人一人に設定されています。私は4月度の成績が40件というKPIに対し、25件と大きく未達状態でした。

当時の私は未達の原因を、

  • 魅力的な企業のイベントが少ない
  • 相手がまだ就活に対してやる気を感じていない

など、環境と他人のせいにして成果が出なかったことを正当化していました。
当時は本当に「もっと魅力的な企業が来れば、いずれは成績も上がる。」などと考えていました。

自責思考で主体的に取り組む

そして迎えた5月。企業のインターン数の増加・サマーインターンに向けて就活生のモチベーションが向上する時期であったにもかかわらず、私の成績はまたしても未達でした。加えて、5人組のチームの中でも最も低い成績を出してしまったのです。

焦りを感じた私は、大きな原因はむしろ自身にあるのではないかと考え、原因を探りました。

  • 企業の魅力に向き合う機会が少なかった。
  • 相手に信頼されるコミュニケーションが取れていなかった。

こうした課題に対して、「面談の相手に信頼される」ことを目標に、企業研究やコーチング理論を主体的に学びました。

結果、6月度は60件のイベントを紹介し、KPIを達成することができました。面談をしている就活生からも悩みを打ち明けられる機会、感謝される機会も増加しました。

この経験から得たコーチングスキルや、信頼されるためのコミュニケーションは、現在の新規事業のリーダーとして活動する中でも確実に活かされています。

主体性が再現性の高い個人を育む

ここから私は、2つの気づきを得ました。

  • うまくいかない時は、その原因を環境や他人に求めずに、まずは自分で変えられる部分を探す。
  • 目的を持った主体的な学びはその後の経験において再現性の高い学びとなる。

このように、社会ではうまくいかない出来事があった際に、その原因を自分自身に求めるスタンスが、人を成長させ、組織に貢献できる人材として、社会に大きな価値を提供できる人間へと成長させるのです。

皆さんも成果が出ないと、原因を環境に求め、理不尽に感じることがあるかもしれません。しかし、そこで腐らずに自分自身が常に改善できるポイントを探し、改善に励む姿勢を忘れずに活動していきましょう。

この記事の著者/編集者

山口賢人  早稲田大学 法学部 

2つのキャリア支援団体を経験してきた早大法学部の4年生。一つ目のキャリア支援団体で学生の仕事に対する考え方に違和感を覚える。現在は早大生2500人が利用する大規模キャリア支援団体にて、未だ日本社会に浸透していない、1・2年生からのキャリア支援に挑戦する新規事業の責任者として日々活動中。

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