感謝の皿洗いから気づいたこと

クレド1.周囲の人、物事全てに感謝

私たちが社会で生きていけるのは、周りの人・物事のおかげです。相手から感謝される人は自分自身が周りに感謝している人。すべてに感謝し、豊かな人間関係を構築し、社会貢献していきます。

はじめに

読者の皆さんは、感謝をどのように表しているでしょうか?

素直にありがとうと言える人、照れくさいから言葉にしないが行動で示す人など、様々だと思います。

今回の記事では、感謝の表し方と、私自身の行動を振り返って感じたことについて執筆したいと思います。

この記事は、「普段はなかなか感謝を伝えられていない人」にぜひ読んでいただきたい内容です。

言葉にした感謝は伝わりやすい

私は、言葉にすることで感謝が伝わりやすくなると考えています。なぜなら、言葉は受け手にとって認識しやすいからです。反対に、言葉にしなければ相手に気づかれず、伝わらない可能性があります。

二種類の「言葉」

なぜ言葉は受け手にとって認識しやすいのでしょうか?ここでは、言葉を以下の二つに分けて執筆したいと思います。

  • 口にした言葉
  • 文字にした言葉

「口にした言葉」は、感謝の気持ちが態度とともに伝わります。声色・姿勢・表情など、付属する情報からも感謝の気持ちを伝えることができるのです。言い換えれば、「口にした言葉」は感謝に関する情報を豊富に含んでいます。したがって、受け手の認識漏れが起きにくくなるのです。

「文字にした言葉」は、感謝の気持ちを形に残すことができます。形に残すことで、受け手が視覚的に感謝の気持ちを認識することができます。また、繰り返し読むことができ、感謝の気持ちを何度も認識することができます。

二種類の「言葉」にはそれぞれ利点があり、受け手が感謝の気持ちを認識しやすくなるのです。この二種類の「言葉」を使い分けることで、より豊かなコミュニケーションを取ることができます。

「気づくだろう」では伝わらない

では、感謝を言葉にしなければどうなるのでしょうか?

言葉以外で感謝を伝える方法として、行動が挙げられます。

行動で感謝を示す場合、相手に感謝が伝わらない可能性があります。なぜなら、その行動が感謝に基づくものと認識されない場合があるからです。また、その行動自体に気づいてもらえないかもしれません。

自分の行動を振り返って

ここでは、感謝の気持ちからとった自分の行動について紹介したいと思います。

感謝を行動で示した皿洗い

私の両親は共働きであり、仕事と家事を両立させています。日々忙しい中でも、自分の時間を削って家事に充ててくれている両親には、感謝しかありません。

大学一年生のある日、私は感謝の気持ちから両親のために何かしたいと思い、両親が寝ている間に食器を洗いました。すると、翌日の朝に両親から「食器を洗っておいてくれたんだね。ありがとう。」と言われました。

私はその時、自分の行動に対して感謝されたことで嬉しさを感じ、これからも皿洗いを継続したいと思いました。しかし同時に、これまで皿洗いをしてくれていた両親に対して、自分は「ありがとう」と言えていない時もあったことに気づきました。そして、今までの自分の感謝が両親に伝わっていたのか、自信が持てなくなりました。

感謝を言葉にすることを怠り、行動で示そうとした結果、相手に感謝が伝わっているのか自分でも分からなくなってしまったのです。

なぜ感謝を言葉にしなかったのか?

今思えば、私は家族という身近な存在に対して「ありがとう」と言うことに、気恥ずかしさを感じてしまっていました。また、わざわざ言わなくても伝わるだろうと思っていました。

一方で、友人やアルバイト・長期インターンの同僚、普段利用する店の店員には、感謝を言葉にして伝えていました。改めて振り返ると、彼らへの感謝を言葉にすることに対しては、気恥ずかしさをほとんど感じていませんでした。

私にとって家族は最も身近な存在であり、日頃からとても良くしてもらっています。しかし、身近だからこそ気恥ずかしさを感じてしまっていたのです。

家族に対して感謝を言葉にして伝えることを怠っていたと気づき、私は後悔しました。その後は、小さなことでも「ありがとう」と言うように心がけています。

最後に

今回の記事を執筆して、感謝を言葉にして伝えることの重要性を再認識することができました。今後も感謝を言葉にし続けていきたいと思います。

また、この記事が、「普段はなかなか感謝を伝えられていない人」が「感謝を言葉にできる人」に変わるきっかけになれば幸いです。

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