恩返しの前に感謝を言葉にして伝える理由

クレド1.周囲の人、物事全てに感謝

私たちが社会で生きていけるのは、周りの人・物事のおかげです。相手から感謝される人は自分自身が周りに感謝している人。すべてに感謝し、豊かな人間関係を構築し、社会貢献していきます。

感謝する機会、作っていますか?

あなたは普段お世話になっている人、関係の深い人に感謝を伝えられていますか。

「確かに、少なくとも心の中では感謝している。だから代わりに何かをしている。」という方もいるかも知れません。しかし、私はこのクレドの意義を考えたとき、そのような行動をする前に、まずは直接感謝を伝えることで、いっそう豊かな関係を構築することにつながると感じました。

なぜ感謝を伝えるのか

そもそもなぜ人は感謝を伝えるのでしょうか。

この問いについて考えたとき、2つの答えが浮かびました。1つは純粋に相手の存在や行動が「有り難い」と感じていて、それを伝えたいから。そしてもう1つは、感謝を伝えなければ、自分にとってその状況が当たり前になってしまうから、というものです。

普段私たちは、周囲の様々な人の助けを受けて生活、活動しています。一方で私たちは、意識しなければ「慣れ」によって、徐々にそのような状態が普通、つまり当たり前に感じてしまうことでしょう。そうなれば、相手に助けてもらうことに対して感じることが少なくなるだけでなく、相手に助けてもらえなかったことに一方的に不満を抱くことにつながると考えます。双方にとって価値ある時間を過ごすためには、互いがその存在の価値を認識できていることが重要ではないでしょうか。

言葉として感謝を伝える意義

では、なぜ感謝自体を伝える機会を作ることに意味があるといえるのでしょうか。恩返しとは、相手への感謝を言葉ではなく行動で伝えることであるといえます。

しかしながら、言葉として感謝を伝えずに行動に移したとして、「有り難さ」を認識することはできるでしょうか。もし「これはきっと相手のためになるだろう」という考えが独りよがりになってしまうと、「私はあなたのために〇〇をしているのに」と恩返しを押し付けてしまうことにならないでしょうか。もちろん、相手のためにと行動することは素晴らしいことです。しかし、行動に移すことに加えて感謝を伝える機会も別に設けることで、より自分が感謝の念を抱いていることを相手に伝えることができると考えます。

そのようなことをもとにすると、私の解釈ではありますが、クレドの内容として「相手のために行動する」ことではなく「感謝を伝える」ことが主として述べられているのは、感謝を伝える機会こそが前提として重要であり、かつ見逃してしまいがちなことだからだと感じます。

例えば、家族に感謝を伝えることを考える時、家事を手伝うといったことも考えるかもしれません。もちろんそれも感謝を伝える良い手段の一つかもしれません。しかし、お手伝いをするだけでなく、メッセージカードや家族のアルバムを作ってみる、花を贈るなどするのはいかがでしょうか。

家族にとっては、普段伝える機会の少ない感謝の言葉を受け取る、感謝を伝えることそれ自体のために何かを贈ることが、きっと特別で、お互いにとって「有り難い」時間になるのではないでしょうか。

自分事にして感謝を伝える

感謝を伝える機会を作る意義についてお伝えしてきましたが、私自身はA&PROに参加しこのクレドを目にするまで、中々感謝する機会を作れていませんでした。感謝を伝える意義をお伝えしても、照れくさい、などと自分ごととして捉えなければ、私自身が変わることは難しいでしょう。

A&PROには、メンバーの誕生月には手作りのメッセージアルバムを贈る文化もあります。私も以前誕生月にアルバムをいただきましたが、改めて周囲のメンバーからの言葉をもらう特別感を抱きました。

そのような機会をA&PROのメンバーだけでなく、家族、友人などに対しても作るよう意識し、例えば誕生日などの節目の機会には感謝の言葉を伝えたいところです。

この記事の著者/編集者

田村稔行 早稲田大学 基幹理工学部 情報通信学科  

高校時代から英語の部活、サークルでの活動を続けており、現在は理工学部生向け英語サークルの代表をしています。
更に、大学1、2年生がキャリアついて考える機会を提供すべく、キャリア支援NPO法人「エンカレッジ」で活動中。他のリーダーは4年生が務める中、唯一3年生として、記事執筆やSNSでの発信を行うセクションのリーダーを務めています。

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