尊敬する人がいないと悩んでいる人必見!尊敬できる人に出会うには
2020.11.20
クレド2.互いに尊敬し合えるチームであれ
尊敬し合えるチームでなければ、最高のサービスは提供できない。プロ同士、互いに馴れ合いを排除する勇気を持って「尊敬される努力」と「尊敬する努力」をし続け、長所を生かし合えるチームを作ります。
「あなたが尊敬する人は誰ですか?」
面接などの定番質問ですね。一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか。
この質問をされたときにパッと思い浮かぶ人物はいますか?
もしかしたら、今近くに尊敬できる人がいないと悩んでいる方もいるかもしれませんね。尊敬できる人に出会うことは自らの成長に繋がります。人との出会いが人生を変えることもあるのです。そこで、この記事では尊敬できる人に出会う方法をお伝えしていきます。
尊敬する人がいないのはなぜ?
始めに、尊敬できる人がいない理由をいくつかご紹介します。
まず、自分の心理に原因がある可能性があります。
たとえば、劣等感を抱いている場合。尊敬の念を抱くには、自分と他者を比較する必要があります。しかし他者と比較できるほど自分の能力に自信を持っていない場合、尊敬するという発想すら出てきません。
一方で、劣等感の裏返しで尊敬できないという人もいます。心の奥底では尊敬できると分かっているのに、プライドの高さゆえに尊敬の念を素直に認めることができないのです。
また、他者と比較することに興味がないというケースも考えられます。「自分は自分、他人は他人」という考えが強いマイペースな人の場合、優れた人に出会っても「すごいけど私には関係ないな」と思ってしまうのです。
このような心理状況にある人は、まず他者と自分を結びつけたうえで、将来のビジョンを描くようにしましょう。自分がどうなりたいか、どんな生活を送りたいかをイメージすれば、おのずと今の自分に足りない部分が見えてきます。そして、その足りない部分を持っている人はいないか、周りをよく見てみましょう。これが尊敬できる人を見つけるための第一歩です。
上記の心理に当てはまらない場合は、外的要因に原因がある可能性が高いです。つまり、あなたの今いる環境が良くないということ。他者との関わりが限定されている環境に身を置いていると、必然的に尊敬できる人に出会える確率は下がります。
身近な人の中に尊敬できる人がいないのなら、思い切って新しいコミュニティに飛び込んでみるのも一つの手です。普段の自分ならあまり関わらないような人が多い場にも積極的に参加してみましょう。SNSを活用して尊敬できる人を探すのも良いですし、朝活や異業種交流会に参加するのもおすすめです。あるいは、何か習い事を始めるのも良いでしょう。
いずれにせよ、広い世界を見て多くの人に出会うことで、尊敬できる人に出会いやすくなります。思いもよらなかった出会いに恵まれるかもしれません。
出会いの意味と価値
最後に「出会い」について少しお話します。
「出会いは偶然、別れは必然」という言葉がありますが、果たして本当にそうなのでしょうか。別れは間違いなく必然ですが、別れが必然なら出会いもまた必然だと思うのです。私たちは生きている間に数えきれないほどの人と出会います。
では、人生80年だとして、世界中の人々全員と移動時間を考えずに会うとすると、一人あたりにどれくらいの時間を割けると思いますか?
1日は60秒×60分×24時間=86,400秒
一生は365日×80年+(80÷4)=29,220日
つまり一生を秒に直すと
86,400秒×29,220日=2,524,608,000秒
これを77億人で割ります。
2,524,608,000秒÷7,700,000,000人=0.327871168831169秒/人
したがって、一人あたり約0.3秒ずつしか会えないという計算になります。
今までの出会いがどれほど貴重なものだったのかが実感できるのではないでしょうか。
また、人間がこの世に誕生してからこれまでの歴史、そしてこれからの未来を思うと、同じ時代に生きていること自体、奇跡にも等しいことだと思います。
ですから、同じ時代・同じ場所に生きて、何らかの形で関わりを持つということは、偶然ではなくもはや必然と言えるでしょう。
そう考えると、出会いの一つひとつに意味があるとは思いませんか?
今までに出会った人、これから出会う人は皆、自分の人生に必要な人たちです。尊敬できる人は言うまでもなく、嫌いな人や苦手な人でさえ、私たちの人生に何らかの意味をもたらします。
もし「この人とは出会うことに意味はなかった、時間を無駄にした」、「出会わなければ良かった」と思うことがあったとしても、それはまだ出会いの意味に気づいていないだけかもしれません。というより、出会いの意味に気づかないことが大半でしょう。それぞれの出会いに込められた意味が分かれば「尊敬できる人」の捉え方も変わってくるかもしれません。
また、出会うべくして出会ったということは、自分の行動次第で出会いを掴み取ることができるということでもあります。尊敬できる人に出会うために何をすべきか、一度よく考えてみてください。
この記事が、あなたと誰かを繋ぐ出会いの架け橋になれますように。
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