誠実さ、意識できていますか?

クレド4.誠実・謙虚であれ

周りの人たちに対して、損得ではなく誠実・謙虚に行動していきます。小さな約束もきちんと守り、信頼を積み重ねていきます

自分が誠実だと言い切れるか?

皆さんはこんなことをやってしまったことはありませんか?

「タスクの期日に遅れてしまっている……。」

「重要な仕事が終わらないため、他の人との予定を直前でキャンセルした……。」

「やってしまったことがある」と感じたならば、それは誠実でなかった証拠です。

世の中には誠実でない人は多くいます。大の社会人でも予定をすっぽかす人もいるでしょう。しかし、周囲を引っ張る存在でありたければ常に誠実であり続けるべきです。

本記事では、「誠実さ」の重要性、そして「誠実さ」がどのような好影響をもたらすかを考えます。

誠実さの重要性

誠実さとは、「本来あるべき状態を目指すこと」です。

先ほどの事例であれば、誠実な人は以下のように行動しているはずです。

  • 「タスクの期日に遅れてしまっている……。」→「タスクの期日に間に合うように事前に計画を立て、実行する。」
  • 「重要な仕事が終わらないため、他の人との予定を直前でキャンセルした……。」→「課題の負荷を早めに確認し、予定を変更できるか十分に余裕を持って連絡を入れる。」

当たり前のように見えますが、周囲の人を思い浮かべてみてください。誠実な行動を継続的にできている人は、意外と少ないのではないでしょうか?

一方で、誠実な行動を常に積み重ねている人はどうでしょうか?皆さんの周りにいるならば、その人は信頼を獲得し、周囲に良い影響を与えているはずです。

誠実さは、信頼と直結します。そして信頼は、周囲に影響を与えるための土台となります。つまり、人一倍影響を周囲に与える存在でありたければ、誠実さが基礎中の基礎となるのです。

誠実さがもたらす影響

誠実さは、周囲に確実に影響を及ぼします。

私の場合、自分の誠実さに応じて組織の成果が良くも悪くも大きく変化していました。

所属するキャリア支援団体にて、私はチームリーダーとして6人のチームの面談接続数、企業イベント紹介数の目標達成に責任を持っていました。具体的には、毎月ごとに目標設定があり、その達成を目指します。

正直話すと、私のチームは月ごとに目標達成状況が全く異なっていました。

例えば2020年5月は、高い水準だった両目標を達成しました。

  • 面談接続数:49/45(達成率109%)
  • 企業イベント獲得数:342/272(達成率126%)

一方で2020年11月は、両目標とも未達でした。

  • 面談接続数:11/12(達成率91.7%)
  • 企業イベント獲得数:97/169(達成率57.3%)

この2つの違いとして、環境要因も大きくありましたが、一番は目標を目指すための思考量・行動量が足らなかったことによると私は考えています。

リーダーとして、成果を出すという責任は変わりません。しかし、5月は施策の考案・実行から成果を出すまでこだわれていた一方で、11月は学業の予定との兼ね合いを調整できず、やるべきことを実行できていませんでした。

私は、自分自身のキャパシティの余裕度合いによって目標に対するコミット度合いを変えてしまっていました。つまり、目標達成というあるべき状態を目指すことができていなかったのです。誠実ではありませんでした。

皆さんも是非日頃の行動を振り返ってみてください。本来あるべき状態を目指せていますか?まずは、誠実でなかった経験を心から素直に認めましょう。誠実さの一つは、非を正しく認めることです。

誠実になるために

誠実さの重要性が分かってきたところで、ここで誠実さを身につける方法を考えます。

前提として、誠実さは習慣です。したがって日頃の行動から意識することで、常に誠実であることができるようになります。誠実になるために簡単なトレーニングがあります。

それは、「約束を守ること」です。

皆さんは日頃周りの人と約束をしているはずです。その約束を積極的に作り、絶対に守り抜くことです。

作った約束は、実行するためにカレンダーアプリや手帳に書き込みましょう。タスクベースであってもスケジュールにし、緊急事態になる前に実行することで緊急事態が起こっても約束を守れる余裕を作ります。やるべきことを実行する方法はこちらの記事でも紹介しています。

私が最近実践している方法は、googleカレンダーとgoogle todoリストの併用です。タスクが発生した後すぐにgoogle todoリストに記入し、実施日時を決定してgoogleカレンダーに転記します。そのタスクが完了するまでリストに残るため、忘れるリスクも低減できます。

不誠実だった時こそ、成長のチャンス

誠実に振る舞う努力をしていたとしても、不誠実な行動をしてしまうこともあります。

誠実さは習慣ですから、本物の習慣になるまでに失敗を繰り返します。誠実さを大事にしたいと思っている人ほど、不誠実だった自分に対して苦悩するでしょう。時には自己嫌悪に陥ることもあります。

では不誠実に振る舞ってしまった時に、どうすれば良いでしょうか?

答えは、「次に同じミスをしないように原因究明し、改善策を打つこと」です。

不誠実だった自分を受け入れる過程で、悩むことは重要です。しかしさらに重要なのは、あるべき状態を目指すべく建設的に考えることです。考えたことをもとに日頃の行動を改善し、誠実さを高めます。

不誠実だった時こそ、本当に誠実な自分へ成長するチャンスです。二度と同じミスを繰り返さないように「考え、改善する」のプロセスを徹底しましょう。

最後に

ここまでの内容をまとめます。

  • 誠実さは信頼に直結する。
  • リーダーにとって誠実さは基礎中の基礎である。
  • 誠実さを習慣化するには、約束を絶対に守り続けることが重要である。

周囲に影響を与える存在になるにあたって、誠実さは基礎中の基礎です。トレーニングして、誠実さを習慣化しましょう。そして「自分は誠実か?」を問うたとき、心から肯定できる状態を維持し続けましょう。

これを読んだ皆さんには、誠実であるための努力を惜しまないでほしいです。どんな立場であれ、誠実さは周囲に好影響を与えます。

私も、常に誠実であるために努力することを誓います。

この記事の著者/編集者

山嵜晴貴  早稲田大学 先進理工学部 

事業家志向の早大理系4年生。
大学1年次にインドへ渡航し、新興国での社会課題解決に興味を持つ。
2年次の経営コンサルインターンと起業家講座の学びから、ビジネスを通じた課題解決を志向。
将来は新興国で社会インフラとなる事業を創ることを夢見る。
現在は、その一歩として日本の学生の自立支援を志し、キャリア支援団体に所属。企業イベント領域のリーダーを務める。

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