【25年度・研修】サービス理論(基礎2)

コンサルタント・コーチ・メンター、政治家・医師・経営者、そしてチームリーダー。
A&PROが関わる相手の多くが無形サービスを中心に活躍している。

生産と消費が同時に行われる無形サービス。
有形サービスと違って、生産と消費の間で品質管理はできない。
事前の知的創造(シミュレーションなど)が肝となってくる。

一方、消費されている様子を見ながら、その場で生産物を最適化できるのも無形サービスの特徴。
スポーツと同様に、想定できることはトレーニングし実践できる状態でいること。
それこそが、想定外にも慌てずに、チャンスとして対処できる人財の習慣。

今回は、有形サービス・無形サ ービスの特徴を確認しながら、まずは理論を学習。
そして、自身が所属するプロジェクトと結びつけ、課題確認と具体的対策を考える。

人任せにせず、我がこととして取り組むメンバーのための研修です。

この記事の著者/編集者

森口敦   

■マーケティングと人材開発の専門コンサルタントとして活動中■
社会人・大学生・高校生・中学生の成長を支援しています。
社会人育成:リーダーズカレッジ、エイアンドプロワークスペース
大学生育成:リーダーズカレッジfor大学生
高校生育成:難関大学受験専門塾
中学生育成:難関大学受験専門塾

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新着コメント

  • 木藤 大和

    2025年05月10日

    ■研修を受けて■
    ・One to one マーケティングの概念
     1.顧客内シェア
      →顧客個人個人を大切にそのニーズの中でサービスを個々に設計
     2.顧客識別
      →顧客ごとのニーズ分析とロイアリティ毎のサービス
     3.カスタマイゼーション
      →事前準備されたモジュールの組み合わせによるサービス設計
     4.学習関係
      →顧客がニーズを伝え、企業がニーズを読み取る相互作用
     5.生涯価値
      →一顧客ごとのサービスへの満足度に応じた需要と口コミによる
       価値増加
    ・LTV
     →ライフタイムバリュー=一顧客の生涯にわたり企業に供与する利益
     →顧客に価値を本質的に理解してもらうことで長期間にわたる関係性
     →初期は企業にとってコストがかかるが、長期的なサービス提供に
      より企業の利益は増加する=長期的に高水準のサービス

    ・COPQ:コスト・オブ・プア・クオリティ
     →一つのミスが目に見える以上の損失を与える可能性
     →想像力の重要性

    ■今後に向けて■
    ヘウレーカはまさにOne to one マーケティング。授業という観点では長期的な観点として志望校合格に向けた授業設計(年間計画)においてはモジュールを用意し、それぞれの生徒に合った授業を設計することを意識することは有用だと思うし、毎回の授業内においては恒常的に生徒が主体的にニーズを伝え、講師としても生徒のニーズを適切に把握できる学習関係の構築が必要と感じた。また、ここ数ヶ月の個人的な反省としてもヘウレーカブランドを担う一員としてCOPQに対する想像力、一講師としての自覚を改めて大切にしたいと感じた。

    ■研修講師(森口敦)・川瀬リーダーへのメッセージ ■
    森口先生

    本日もありがとうございました。
    前回に引き続きヘウレーカで毎回の授業内でサービスを提供する、授業カリキュラムなどを設計する上で実行してみたいと感じる内容ばかりでした。特にCOPQという点に関してはヘウレーカの講師としての自分のあり方を考えさせられました。自分としてももっと想像力・自覚が必要だと改めて実感しました。改めて本日も貴重な研修をありがとうございました。


  • 島元 和輝

    2025年05月10日

    ■研修を受けて■
    One to one マーケティングの特徴
    ①顧客内シェア
    ②顧客識別
    ③カスタマイゼーション
    ④学習効果
    ⑤Life time value

    COPQ(Cost Of Poor Quality)
    …小さなミスが大きな損失につながる
    小さな部品のミスは、その商品の価値をなくすだけではなく、パイプラインの見直しや自社のブランドの低下といった非常に大きな損失につながることを自覚することが大事

    ■今後に向けて■
    ドクタージャーナルのブランドは、今まで協力してくださった医師の方々や、今までの記事を制作してくださった先輩方によって、高く維持されています。そしてこのブランドのおかげで、私は取材の打診を成功させることができています。LTVやCOPQの話から、この事実を改めて認識することができました。自分の犯すミスは該当プロジェクトの機会損失につながるだけでなく、ブランドの低下や今後の機会損失につながることを自覚した上で、責任感をもって今後のプロジェクトに取り組んでいきたいです。

    ■研修講師(森口敦)へのメッセージ ■
    本日もありがとうございました。クレドや各トピックでリーダーを務めさせていただけたことで、1day体験者へのLTVを体感することができました。これからもメンバーの成長のために取り組んでいきたいと思います。

  • 荒 諒理

    2025年05月10日

    ■研修を受けて■
    〇マスマーケティングの方向性:
    ① サービスの種類を増やす
    ② プロモーションを深める

    〇One to Oneマーケティングの方向性:
    ・顧客のニーズに合わせてサービスを用意し、顧客内のシェアを広げていく。

    〇One to Oneマーケティングの構成要素:
    ・学習関係 → 学習関係を築いていく仕組みを用意することが大切。(例:Gmap-c Daily Sheet)
    ・Life Time Value → 目先の利益ではなく、顧客が生涯通してサービスに費やす金額を増やせるように。(誠実にサービスを提供していれば、増えていく)

    〇COPQ(Cost of Poor Quality)
    ・ちょっとした低品質が大きな損失を生む。
    → 想像力を広げること。そもそもPoor Qualityであることにすら気づいていない危険性もある。

    ■今後に向けて■
    〇One to One マーケティングをより有効活用できるように。
    → まずは既存のモジュールをどれだけ有効活用できるか。
    → 特に Daily Sheet, 年間計画, 模試受験シートなど。

    〇学習関係の構築・強化
    → 顧客の潜在ニーズをしっかり見つけること。
    → 特に志望校・受験校などは先回りして判断材料を集めたり想定を深めたりしておくこと。

    〇チームとしての方針を大切に。
    → チームの方針を逸脱することもまた poor quality の一つ。

    ■研修講師(森口敦)・川瀬リーダーへのメッセージ ■
    今月もありがとうございました。
    One to One マーケティングをさらに進化できるよう、一つ一つのモジュールをより丁寧に使っていきたいと思います。

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