自分を変える勇気を持ち、尊敬される努力を

互いに馴れ合いを排除する勇気を持って「尊敬される努力」と「尊敬する努力」をし続け、長所を活かし合えるチームは素晴らしいと思います。メンバーの力が最大限発揮され、結果も伴う最高のチームだと思います。

一方でこのようなチームはどれほど世の中にあるでしょうか。実際は数少なく、チームの状態に頭を抱えることも多いのではないでしょうか?しかし、環境や人のせいにしても現実は何も変わりません。

クレド2 :互いに尊敬しあえるチームであれ

今回の記事では、チームの一員として尊敬されるために必要な努力・メンバーの挑戦の受け入れ方・「互いに馴れ合いを排除する勇気」を持つ必要性を考えます。

これから新しい環境・チームに飛び込み、挑戦する全ての方に向けた記事です。是非御覧ください。

自分に向き合い、自己を変革する勇気を持つ

長期インターンで感じた厳しい現実

「今の自分を変えたい、変える必要がある。でもその勇気が出ない、どうすればよいか分からない。」

こんな状況に陥ったことは皆さんあるのではないでしょうか。本章では自分の内面に向き合い、一歩踏み出した経験談をお伝えします。

私は、大学4年次から環境ビジネスを主要事業とするベンチャー企業でインターンをしています。小規模の会社ですが、社員の方は唯一無二の専門性と経験を有する歴戦の猛者の集まりでした。また、40歳以上の経営陣と仕事をする機会が多く、いつもの大学生活とはかけ離れた環境です。

結果が求められるこの環境で私は無力でした。ビジネスの場では仕事はもらうものではなく、勝ち取るものです。知識も経験もなく、かつ受け身だった私に仕事を振れるはずもなく、徐々に自信と活力が失われていきました。同じ会社で同じ時間・場所で働いているのにチームの一員として認められていない感覚が、心を苦しめました

しかし、冷静に考えると当然の環境のように思えます。結果が求められ、油断も許されないビジネスの環境で、何者でもない私にリーダーが時間を割く余裕も必要もないでしょう。

チームは私を待ってくれません。
私がチームに追いつく必要があると思わされた経験でした。

周囲のせいにせず、まずは自分を見つめ直す

当初は私が活動しやすい環境を創れていない会社に問題があると、他責思考でしたがこの状況を作り出してしまっているのは何も踏み出せていない自分であることに気づきました。そして、失敗を恐れて挑戦ができない自分、何も価値提供できずその場にいるだけの自分を強く変えたいと思いました。具体的には社内で誰も担当者が決まっていなかった案件の担当者に名乗りを上げ、右も左も分からない状況でしたが、企画書をいちから創り上げてみました。

企画書の精度は微妙なものだったと思いますが、「〇〇を創った人」と社内で認知されるようになり、自然と社員の方と会話をする機会も増えるようになりました。また、企画制作の中で自分の個性や長所を周囲の方に知ってもらうことで、仕事を任される機会が増えたように感じました。

「何もわからないから挑戦しない」と「何もわからないなりに挑戦する」ことが大きく異なることを学びました。また、失敗するかもしれませんが、自分を変える勇気を持ち、一歩踏み出せたことに何よりの価値を感じ、1つの成功体験になりました。また、今後も周囲の目を気にするという他人軸ではなく、自分が納得できる自分軸で挑戦し、信頼を勝ち取りたいと思います。

失敗しても良い、”自分の良さ”で尊敬される努力を

リーダーが互いに尊敬し合える環境を創ってくれるとは限りません。しかし、リーダーが環境を創っていないからと言い訳をしても、何も変化をしません。

失敗しても良いと思います。自分の得意な方法で自分を一度表現してみること、これが大事です。どんな人でどんな考え方や行動をするのかがわからない状況で尊敬の念を抱くことは不可能でしょう。私の場合、自身が得意である物事を整理する力や準備をする力を企画書を通じて知ってもらうことができました。表現の内容が間違っていても、表現を試みた行動に間違いはありません

メンバーの勇気や努力が称賛されるために

勇気を持ち、自己変革に挑んだメンバーをリーダーはどのように受け入れればよいでしょうか。

これはA&PROで学んだことですが”結果だけでなく、行動も評価する”ことが必要だと思います。

 ”結果だけでなく、行動も評価する”

メンバーの些細な行動まで評価するリーダーは失敗したときも成功したときもメンバーの味方であり、重要な行動を評価をすることでメンバーを正しい方向に導くことができます。これは、メンバーの持続的な成長の実現に繋がります。

結果を求めることも非常に重要ですが、結果だけを見るマネジメントには限界があります。メンバーの数字に表れないが評価されるべき行動がおざなりになります。また、結果を追求する余り、顧客や組織の利益のための行動が少なくなることはサービスの質低下による顧客離れなど、長期的に大きな問題をもたらします。

私もリーダーとしてメンバーの数字だけを見ていた時期もありましたが、メンバーの行動までを評価したことで、行動の改善を促進したり、モチベーションの源泉に寄り添うことが出来、成果を向上させることが出来ました。

メンバーが一歩踏み出した勇気を失敗・成功関係なく、尊重することが重要です。そしてその勇気を称賛してくれる環境であるならば、チームはより活性化するのではないでしょうか。

互いに馴れ合いを排除する勇気を持つリーダーへ

互いに馴れ合いを排除する勇気とは

クレドの説明に「互いに馴れ合いを排除する勇気」という言葉があります。
私はこの言葉を以下のように考えています。

 物事を正しい方向に導くために必要な行動

組織が目指すべき方向性を見失っている際、メンバーが周囲を乱すような行動をしている際、勇気を出してこれらを変革する必要があります。

上記の状態では、メンバーの誠実な行動が評価されず、声の大きい人が評価される組織になってしまいます。また、誠実な行動を重ねるメンバーが周囲から尊敬される機会がなくなり、メンバーも疲弊してしまいます。

耳の痛いことを伝えた先にあるもの

一方で、物事を正しい方向に導くために、周囲に働きかけることは非常に大変だと思います。嫌われたくない、傷つきたくないという感情は誰しもあるのではないでしょうか。

しかし、その感情と向き合い、組織の正しさのために勇気を振り絞った行動は称賛されるべきであると思います。そしてその行動を見たメンバーは素敵なリーダーのもとで活動できると考え、ついていきたいと思うのではないでしょうか。私はこのような行動が出来る人がリーダーになるべきであり、そういった真のリーダーを心から応援したいと思います。

また、一歩踏み込んでくれたことに感謝されることも多いと思います。私自身、耳の痛いことを伝え、様々な気づきを提供してくれた家族や中学時代の恩師、部活の仲間には感謝していますし、忘れられない出来事になっています。

最後に

現在、私はエンカレッジ早稲田支部の一員として活動しています。残り半年間の活動ではありますが、引退後も大切な仲間でありたいからこそ、耳の痛いことでも相手の将来のため、組織のために伝えたいと思います。そして私自身も伝えてもらったときには心からの感謝が出来る人でありたいです。

また、今回の記事で記載した3つのポイントを大事にしていきたいです。

  • 尊敬される努力
    環境や人のせいにせず、自分を変えていく勇気を持ち続ける
  • 尊敬する努力
    尊敬されるべき努力や勇気を称賛し、結果だけでなく行動も評価する。
  • 互いに馴れ合いを排除する勇気
    物事を正しい方向に導くために組織や他者に耳の痛いことも伝えていく。
    耳の痛いことも伝えられる真のリーダーを心から応援する。

この記事の著者/編集者

須賀渉大   

政治経済を専攻する早大4年。
学生時代は海外インターンシップ事業の運営、国内外ボランティア、教育系の長期インターンなど様々な活動に尽力。現在は日本最大のキャリア支援団体にてユーザー獲得部署のリーダーとして活動。ボランティアで深刻な社会課題を目の当たりにした経験から「日本を課題解決先進国にしたい」と考えており、将来は社会的価値と企業的価値を両立した事業創造に携わり、社会問題の解決及び日本の変革に貢献したい。

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新着コメント

  • 久野 滉大

    2022年07月23日

    行動すること、挑戦することは自分を表現・発信することに繋がることはまさしくそうだと思います。しかし、それは非常に勇気が必要なことだとも思います。だからこそ、リーダーは結果だけでなく行動を評価し、賞賛することが大事になり、それを体現されているのが須賀さんだと思います。自分に伝えてくれる言葉の一つ一つも、自分以外のメンバーや組織への言葉も、行動したことや姿勢をよく見ていることが伝わります。これからもその姿勢をともに続け、挑戦や発信、賞賛で溢れる組織を作り上げられるように、ともに取り組みましょう。

  • 池上 徹哉

    2022年07月22日

    まず、組織の正しさのために勇気を振り絞ることでの難しさはとても耳が痛いものになりました。
    何となくでなれ合いを続けるリーダーではなく、自分自身に対しても各メンバーに対しても正しい勇気を振り絞れる人間になりたいです。

  • 古屋大和

    早稲田大学 教育学部大学生 2022年07月22日

    課題の根源を他人のせいにするのは簡単ですが、そこを自分にベクトルを向けることで見える世界は大きく変わってくるし、それにより成長率も大きく変わると思います。また組織としても過程を評価する称賛文化があることで、自分を変えていくために挑戦できるメンバーが増えるため、全体として高めていくことができると思います。耳の痛いことを言うのは一見相手を傷つけることに思えるかもしれませんが、それがめぐってメンバーを良くする行為であると気づけたのは須賀さん自身のリーダー像を変えていけるきっかけになると思うのでこれからもこのスタンスを忘れずに頑張ってください。

  • 谷 風花

    2022年07月22日

    組織に所属するリーダーとして結果を求めがちになる時にこそ読み返したい記事だと感じました。
    「自分の良さ」を活かした行動に対して、リスペクトの精神を持って評価することは、組織のリーダーとしてだけでなく今後社会に出て評価される身としてもこの姿勢を忘れずにいようと思います。

  • 左貫菜々子

    早稲田大学 2022年07月22日

    「結果だけでなく、行動も評価する」
    この言葉を須賀は実行していると心から感じる瞬間が脳裏に浮かびました。
    先日、私自身が活躍できる環境、2つの要素を提示してくれて、すごく納得できました。
    私のTLとしての行動を見てくれていたからこそ、言語化できたことだと思います。
    私自身も、須賀を見習って、メンバーの行動に着目し、言葉として評価を伝えられる人材になりたいと思いました。

  • 髙橋開

    早稲田大学大学生 2022年07月10日

    「互いに尊敬し合えるチーム」を作るにあたり、互いに馴れ合いを排除する勇気を持ち、メンバーに対して働きかけることの重要性をこの記事を読んで、改めて痛感しました。
    その働きかけを疎かにすると、その人だけでなく組織全体に「周囲を乱す行動をしても良い」という文化広がってしまうんだと思います。そういった文化を創り出さないためにも、メンバー一人一人の行動に今後も真摯に向き合いたいと思います。

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