指摘を確実に受け入れてもらうコミュニケーション

今月の研修:アサーティブコミュニケーション

はじめに

良かれと思ってした指摘が受け入れてもらえなかったり、逆に、人に指摘をされて素直に受け入れられなかったりすることってありますよね。このような状況を抜け出せる方法として、アサーティブコミュニケーションがあります。

今回の研修ではこのアサーティブコミュニケーションについて学びました。私は来年からマネジメントをする立場になります。フィードバックをする機会が増えるので自分が指摘をすんなり受け入れられた経験とアサーティブコミュニケーションを結び付けて書こうと思います。

アサーティブコミュニケーションとは

アサーティブとは相手の権利を侵害せずに、誠実・率直・対等に表現することです。コミュニケーションにはアサーティブコミュニケーションを含め、3つの傾向があります。

  • アサーティブコミュニケーション:自分の要求や意見を相手の権利を侵害することなく、誠実・率直・対等に表現
  • アグレッシブコミュニケーション:判断材料もなく、説得力がないのに一方的で強引なコミュニケーション
  • パッシブコミュニケーション:遠慮してしまい、自分の考えを伝えられない

3つのうちアサーティブコミュニケーションがお互いにとって最も良いコミュニケーションです。

冒頭のような指摘が受け入れてもらえない時はアサーティブコミュニケーションにおける「相手の権利を侵害しない」部分、つまり相手への配慮が足りておらず、アグレッシブよりのコミュニケーションになっている時だと思います。

相手の権利を侵害しない指摘

指摘は相手のことを思ってすることであり、指摘をされることは非常にありがたいことだと思います。しかし、それが相手に受け入れられなければ指摘をする意味がなくなってしまいます。

私はバイト先で笑顔がたりない。姿勢がよくない。などの指摘をしていただくことがあります。誰にしていただいても非常にありがたい指摘なのですが、指摘の仕方や時と場合によってはすぐに受け入れられない時があります。

しかし!

渡辺さん(仮)に指摘された時だけは、どんな内容でもその瞬間から素直に従おうと思えます。指摘の内容自体はほかの方と近いものですが、コミュニケーションの仕方が違います。

例えば、以下のようなコミュニケーションをとってくださいます。

  • 他の人の前ではなく、1対1で話す
  • 自分の考えを押し付けず、渡辺さんが感じたことと矢後の認識がずれていないか確認する
  • 優しい表情で話す
  • 指摘をする際に目的とセットで伝える

これだけ配慮してコミュニケーションをとっていただけると、「自分のことを考えてくれてるな」と心から思うことができ、どんな指摘もすぐに受け入れることができます。

指摘をしている時点でアサーティブコミュニケーションの「自分の主張を表現する」部分はできており、「相手の権利を侵害しない」ことを意識すれば相手に確実に受け入れてもらえるいい指摘ができると思います。

アサーティブコミュニケーションを心がける

これから社会人になるにあたって自分が指摘されたり、逆に指摘することが多々あると思います。自分が指摘する時にはアサーティブコミュニケーションを意識します。アサーティブネスに欠ける指摘をされた際には、自分だったらどう指摘するかを考え、常にアサーティブコミュニケーションを意識したいと思います。

これから研修を受ける方々へ

今回の研修ではアサーティブコミュニケーションについて学びました。私の記事では指摘をするとき・されるときにフォーカスを当てて書きましたが、アサーティブコミュニケーションが力を発揮できるケースはまだまだあります。パッシブ、アグレッシブなコミュニケーションをとってしまう人、周りにそういった方がいる人に強くすすめたい研修です。

今回の研修で学んだこと

コミュニケーションの7つの基本姿勢

  1. 自分の気持ちや感情を自覚し、本当の要求は何かを明確にすること
  2. 相手の言葉を繰り返し確認する、そして気持ちを聴くこと(聞く・聴く・訊く)
  3. 相手の要求に肯定し、気持ちにこたえること(自他肯定)
  4. 相手に話すときは主語は、「私は、」にすること
  5. 相手に認められようとせず、自分に誠実であるために言うこと
  6. 感情中立的に相手を認め尊重しながら、必要ならば何度でも繰り返し言い続けること
  7. 相手を良く観察し、言語・非言語的メッセージを合わせること

この記事の著者/編集者

矢後慶樹 早稲田大学 商学部  

3月からユニクロに入社し世界一を目指す大学4年生。早稲田大学商学部・国際ビジネスマーケティングトラック所属。ゼミではダイバシティマネジメントと日本企業の業績の関連性について研究している。大学1~3年生まで大学受験塾で多くの受験生を合格に導き、4年生では大学3年時の広告会社でのインターンの経験を生かし、日本最大のキャリア支援団体でHPを運営する部署のリーダーを務める。

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