連載リーダーシップゼミ -参加者の声-

自分自身を見つめ直した三日間

研修を通じて気づけたこと・今後に役立てられること

今回の研修を受けて、自分が最も考えさせられたのは自分のとるべきスタンスに関することでした。その中でも特に印象に残った三つのとるべきスタンスを挙げます。

まず、ノルマもコミットメントも同じく一つの目標です。しかしそれぞれの性質は異なります。他人が目標を決定するノルマ型の課題は、他人が決めているため責任を他人に求める傾向にあります。そのため、主体性が失われ困難な状況に陥ると、他人に責任転嫁し課題をあきらめやすい傾向にあります。一方でコミットメント型の課題は自分自身で目標を設定しているため、主体性が生まれ誠実に取り組む傾向にあり、困難な状況においても建設的に取り組みやすいです。そのため、他人に与える課題はコミットメントになるよう工夫し、自分に与えられたノルマは自分の中でコミットメントに変えていくことで成果を最大化できます。普段の生活において、私に課される課題はノルマのものが多かったのですが、自分の中で意識を変えるだけで成果に大きな変化を与えられることに気づきました。

次に、私は普段の生活で周りの人々に対して平等に接することを心掛けて来ました。しかしそれは非効率であることにも気が付かされました。同じことを行った人々に対し、人により得る報酬が異なっていると不平等に感じられます。しかし、人により欲求は異なっており、活動の報酬として金銭を求めている人も達成感を求めている人も存在します。そのため、人により得る報酬が異なっていた場合もそれぞれの人の欲求に準じている場合は不平等にならない場合があります。人はそれぞれ異なる欲求をもつため、人により基準を変えて接することで上手く他人とコミュニケーションをとることが可能です。

最後に、やりたいと言っていることに真摯に向き合っている人の行動は習慣化されます。習慣を見ることで人のやる気を測ることが出来るのです。例えば、宇宙開発を行いたいと言っている人がいたとします。実際には研究活動を行うための時間が予定されていない場合、行動が習慣化されていません。このとき、活動意欲が低いことや計画が立てられていないことが考えられます。協力関係を作る相手は意欲や行動力のある人々であることが望ましいため、相手の習慣を見ることは非常に参考になります。

心境の変化

私は今回の研修に参加する前、やりたいことを成し遂げるために自分を改善しなければならないことは分かっていましたが、どこをどのように改善すればいいのか分からない状態でした。自分に変化を与えるためにこの研修に参加させてもらいました。全ての改善点が明らかになったわけではないですが、自分の改善しなければならない点を見つけることが出来ました。実際に私が発見できた改善すべき点の一例を挙げます。

相手に何かを伝える際には一方的に話すのではなく、相手も会話に参加できるようにすることで正しく伝えやすくなります。なぜなら、ただ聞くのではなく頭を使い主体的に会話に参加すると、情報を正しく聞き取ろうと努力できるからです。例えば、伝えることの構成要素を先に伝えておくことで相手にどの内容から話してほしいか発言を求めることが出来ます。これにより、相手は話の流れを理解し、順を追って内容を把握することが可能になります。そのため、相手に正しく理解してもらいたいときは相手が会話に参加できるよう工夫して会話することが有効な手段になります。
このような考え方は研修に参加する以前の私には備わっておらず、普段何気なく行っているコミュニケーションにおいて正しく伝わるように伝え方を改善する必要があると感じました。

研修後、やることがいくつも見つかり、日々の生活を暇だと感じることはなくなりました。三日間という短い期間でしたが非常に内容の濃い研修を受けさせていただきありがとうございました。

三日間の実践記録

研修を通じて学べたこと・感じたこと

  • 人により求めるものは異なる 
  • 質問は本質に迫り、深掘りするためのもの
  • SMART
  • 言葉より目や手に真意が表れる
  • 発言、考え、行動は一致させる
  • 概念化し全体像を伝える
  • 数値化、基準化はコミュニケーションの土台
  • コーチングはティーチングではない
  • コーチングでは相手に決断させる
  • ノルマをコミットメントにシフトさせる
  • ポジティブポイント、共通ポイントを目指す
  • コーチングは相手のことを相手以上に考える

これから研修を受ける方々へ

A&PROの研修は非常にハードなものでした。学び取りたいことや成し遂げたいことなどしっかりとした目的を意識しながら参加して欲しいです。教えてもらうのではなく主体的に学ばなければ折角の機会がもったいないです。相当な集中力を使いますし、全身全霊で取り組むことができ、充足感を得られました。やりたいことはあってもそれが深まっていない人や、今の自分を変えなければいけないと感じている人にとって最高の機会です。私もそうでしたが、先ほど例に挙げたコミュニケーションのことのように自分に足りない部分を発見できます。

A&PROより

三日間の研修、お疲れ様でした。長谷川さんが印象に残ったとして挙げている内容はいずれも学校で教えてもらえることではありません。A&PROで人間が成長できるのは、そうした内容をただ教わるだけではなく、学ぶ、つまり使える状態にしようとする努力があるからだと思います。全身全霊で取り組んだ長谷川さんなら、その成長を実感できているのではないでしょうか。これからも三日間で培った努力の姿勢を忘れずに励んでください。

(リーダーズカレッジ:藤原)

この記事の著者/編集者

長谷川拓志 早稲田大学 創造理工学部  

この連載について

リーダーシップゼミ -参加者の声-

連載の詳細

1DAY体験後は、実際に自身がどれだけ成長できるかを実感してもらいたい。

単なる就業体験では意味がない。 単なる発表会でも意味がない。

参加者の能力開発にこだわった3日間の集中プログラムです。

今のうちに自身の限界にチャレンジし、社会で本当に役立つ自身の強みを見つけ、今後の学生生活や就職活動に大いに役立ててほしい。

(1)コミュニケーション研修
社会に出ると様々な職業や年齢の方々と仕事をすることになります。
A&PROの主なクライアントでもある企業の経営者や幹部などを想定しビジネスで使えるコミュニケーション方法を理論とゲームを通して学びます。

(2)コーチング研修・アサーティブ研修
たとえ意見が対立しても、プロのコンサルタントやコーチは相手を導くことができる。
科学的なメカニズムから築き上げた実践型コーチングについて、ロールプレイを中心に活用方法をトレーニングしていきます。

(3)リーダーシップ研修
人は何に対して導かれるのか、「パワー理論」「信頼のメカニズム」「影響力の種類」について体系的に研究し、その場で実践。


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※A&PROと提携する大学・企業から推薦されたメンバーのみが参加可能

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