殻を破って新しい自分へ!

1.プロフィール

【所属組織】
早稲田大学政治経済学部政治学科 3回生

【主な活動】
・メインストリートFC(フットサル)
早稲田で最も歴史があるフットサルサークル。週2回の練習を中心に活動を行なっている。

・笹田栄司ゼミナール(憲法学)
 教授の研究分野は違憲審査制、裁判を受ける権利、最高裁判所。1回生の頃、教授が担当する授業を受けて、人柄に惹かれゼミに入りました。

・キャリア支援NPO法人エンカレッジ早稲田支部
 1・2年生向けのサービスを行う部署で、主にオンラインイベントを企画・運営するチームに所属。また、長期インターンの分野で学生と企業のマッチング事業の立ち上げのリーダーとして活動。

【これまでの就業経験】
・東京海上日動安心110番、OUTCOMスタッフ
自動車事故の相手一方と契約者や代理店への結果報告が主な業務。


【出身地】
東京都西東京市田無→東京都中野区→メキシコシティ(メキシコ)→静岡県浜松市→東京都文京区

【家族構成】
厳しくも家族を支えてくれる父、暖かく見守ってくれる母、4歳年下の弟と愛犬と暮らしています。

【趣味】
・サッカー、フットサル
幼稚園のサッカースクールに通い始めたのがきっかけである。そのまま中学校まで続け、高校入学とともに一回離れる。大学入学後はフットサルサークルに所属し、日々練習に励んでいる。

・スキー
5歳の頃より、家族旅行がきっかけでスキーを始める。以降毎年3回程滑りに行くようになる。高校では競技スキー部に入部。SL(スラローム)の競技を始める。今でも周囲の友人がスノーボードで滑る中、私だけスキーを選択するほどのスキー好きである。

【興味・関心】
・海外サッカー観戦
17歳の頃よりスペインのレアル・マドリードCFのファンになる。週末の深夜に起きてリアルタイム観戦をしている。好きな選手はイスコ。最も好きな試合は2016-2017CL決勝対ユベントス戦。2020年春にスペインに行き、現地観戦をしようと思い立ったもののコロナの影響で断念。大学在学中に一度は現地観戦をしてみたい。

2.繰り返しの転校で、私が得たもの

東京、静岡、メキシコ... 目まぐるしく変化する環境の中で

 私は小学校・中学校時代、父の仕事と病気の関係で4回転校を経験しました。この経験を通して私は自ら主体的に新たな環境へ一歩を踏み出すことの大切さと、周囲の環境が当たり前ではなく、感謝をもって接しなければならないことを学びました。
 これを強く感じたのは小学校のメキシコへの転校経験と中学校の東京への転校経験です。
 当時8歳だった私にとってメキシコへの転校はスケールの大きすぎるものでした。周囲の環境は日本と違い、未知のものでした。料理が美味しい、観光地にはピラミッドがあり興味深い、などもちろん楽しいこともありました。しかし、交差点にいる自分と同じくらいの年のストリートチルドレンを頻繁に見かけるなど残酷な光景を目の当たりにして、ショックを受けたこともありました。また、治安が悪いため子供一人では家の外に出ることができないなどといった不自由も経験しました。
 このときに初めて、日本で当たり前と感じていたことがそうなくなったことを経験しました。自分がどれほど恵まれていたか気づくきっかけになりました。

都内メキシコ料理レストランにて。昔を思い出して今でも時々食べに行きます。

 これを再認識させられたのは中学校の転校経験です。静岡で中学1年生が終わったタイミングで、突如父の病気の治療のため東京へ転向することが決まりました。この転校は今までの転校の中で一番精神的にこたえました。周りの交友関係、部活動の状況がリセットされてしまったことが大きな要因です。新しい中学校では男女比が1対3と大きく環境が変わり、静岡の中学校よりも真面目で硬派な人が多かったように感じました。また、今までは転校生への興味本位からか、周囲がかなり積極的に話しかけてくれました。しかし、中学校での転校ではこれがあまり感じられませんでした。
 この時いかに自分が周囲の環境に依存していたかに気づきました。また、今までの環境が当たり前でないことを再認識しました。同時に主体的に自分から新たな環境へアクションを起こさないと状況が改善しないことを学びました。

自ら変わろうと決意した最後の転校

 転校を繰り返していくうちに私は個性を消し、人に合わせ続けるような芯のない人物になっていました。これが周囲に依存しすぎてしまうという状態を引き起こしていました。
 この性格を変えなければならないと感じたのは前述したように中学校の転校の経験です。林間学校の際にまずは同性の友達にガムシャラに話しかけたことがきっかけとなり、次第に友達の輪が広がりました。男子は人数比が小さいこともあり、仲間意識が強く皆温かで、自分が思っていたよりもずっとすんなり仲良くなれました。諦め掛けていたサッカー部の活動も、自分から見学を志願して、入部届けを提出しました。2年間という短い間で、部活動の仲間とは今でも連絡を取るような関係に仲を深められました。
 結果的に勇気を持って自分から変わろうとしたことで状況が好転したという経験から、新たな環境へ自分から一歩踏み出すことが重要であると感じました。

与えてもらうだけでなく、与えられるような人になりたい

 度重なる転校の経験を経て、私は新たな環境へ勇気を持って自分からアクションを起こすことの大切さを学びました。加えて、周囲の環境を当たり前だと思わないこと、そうであるからこそ周りの友人を大切にしたいと思うようになりました。
 このような2つの思いから、大学生になった私は所属しているサークルのために何かできないかと考えるようになりました。そこで、現在私はキャリア支援NPO法人に所属し、後輩に向けて将来へ向けた選択肢や何かきっかけを与えようと活動しています。1月末には就活を終えた先輩から話を聞く座談会を企画、開催し、後輩7人を招待しました。また、後輩やエンカレッジのユーザーから長期インターンに関する相談を多く受けました。これをなんとか支援できないかと考え、3月より1・2年生に向けた長期インターンの紹介を提案し、これを目指すチームのリーダーを務めています。

お世話になったサークルの先輩との写真。エンカレッジを知ったきっかけは当時1・2年生向けサービス支部の支部長を務めていた山口さん(写真右)でした。

3.私が目指すリーダー像

 転校生として周囲に暖かく迎え入れてもらった経験をもとに、今度は私が周囲に向けて良い影響を与えられるような人になりたいと考えています。
 エンカレッジのチームのリーダーとして、これを実現するため、私は3月のリーダーシップゼミに参加することにしました。3日間の厳しい研修の中で、私は自分の未熟さを痛感しました。チームを動かすには、人に影響を与えるには、何よりもまず自分自身にストイックであること、誰よりも努力し、準備しなければならないことを学びました。
 直近では1・2年生向け長期インターン紹介のプロジェクトを達成すること、加えて活動していくにあたり、チームに対して価値提供をし、メンバーが成長できるような環境を作ることが私の目標であり、使命だと考えています。
 私のチームは他とは異なり、2・3年生のインターン生で構成されています。私はインターン生は共通して、自身のキャリアに活かせるような経験を積みたいという思いがあると考えています。そこで、私は自身が周囲に貢献したいという思いと、メンバーの成長欲求から相乗効果を生み出すことを心がけています。単純にタスクを課すだけでなく、それをどのようにメンバーのモチベーションに変えるか日々考えながらリーダーとして活動に取り組んでいます。

この記事の著者/編集者

小川勇 早稲田大学 政治経済学部  

サークルの後輩や同期のキャリアの関心度が低いことを課題に感じ、それを変えるべくキャリア支援NPO法人『エンカレッジ』に加入。現在は1・2年生に向けてオンラインイベントを通してキャリア支援を行なっている。加えて、長期インターンの分野で学生と企業のマッチング事業の立ち上げのリーダーとしても活動している。

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