準備し過ぎるということはない、OJTで得た教訓。

これまで受けてきた採用試験とは明らかに基準が異なる

 自分がこれまで受けてきた研修や授業、あるいは他のアルバイト採用時の面接とOJTで大きく異なり、かつ大きな気づきであったことが、事前に自分の課題を明確にして、双方が共有することの大切さです。事前の課題確認を徹底することで、その日自分は何ができるようにならなければならないのかを強く意識するようになり、より充実した時間になったと感じています。

 また、これは評価する側(今回はコーチの方々)にとっても有益であると思います。なぜならば、事後の振り返りにおいて、ただやみくもに自身が感じたことを伝えるよりも、課題に対して〇〇はよかった、△△では改善の余地があるといったアドバイスの方が、相手に伝わりやすいからです。以上のことから、これから仕事をしていく上では常に、自分の課題、相手の課題を共有していき、互いの更なる成長に結び付けていきたいと思っております。

コーチへのメッセージ

 石橋先生、川瀬先生、ありがとうございました。毎回の反省の中で、周囲への目配りや生徒の成長を考えた声掛けができていなかったことなど、多くの課題点を認識することができました。と同時に、改善できた部分に関しては、良くなったとお声掛けいただき、自分の自信にもなりました。

 そして何よりも、コーチの先生方が自分に本気で向き合ってくださっていることを常に感じ、期待に応えたいと思い続けていました。まだまだ力不足ですが、将来的にコーチの先生方に引けを取らない実力をつけて、自分がコーチの先生方にして頂いたことを、後輩講師の方々にできるように、日々成長していきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

これから研修を受ける方々へ

 OJTに臨むうえで、大事にしていただきたいことが、謙虚な心と感謝の心です。自分はOJTに参加する中で、世間一般のアルバイトの採用試験とは明らかに基準が異なることを再認識しました。コーチの先生方は、本気で私たちに向き合ってくださいます。だからこそ、時には厳しい指摘もあるかと思います。そんな時ほど、アドバイスに素直に耳を傾ける謙虚な心と、コーチへの感謝の心をもってください。きっと自分自身の更なる成長がその先に待っています。

 最後に、OJTは自分自身を見つめ直すとてもいい機会です。参加者の方一人ひとりがそれぞれの経験の中で成長し、よりよい塾を作っていく仲間として一緒に働くことを心待ちにしております。

この記事の著者/編集者

萩原佑太 早稲田大学 基幹理工学部  

高校まで10年間野球に打ち込み、一浪の末、早稲田大学理工学部へ

大学では、個別指導塾や引っ越しアルバイトを経験後、大学2年次からA&PROに所属している

A&PROでは塾講師を務め、4年次からはキャリア支援の学生団体にて顧客開拓部署のリーダーも務める
現在はA&PROと学生団体とのコラボプロジェクトに取り組み、日々相乗効果を目指し奮闘中

趣味はカラオケで、全国採点1位を獲得したことも!

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