時には厳しいことも言って、気付きを与えられるような人間になりたい

研修を通じて気付けたこと

①リーダーは準備ができている人が行う

私は、小学校から大学まであらゆるコミュニティーでリーダーを経験してきました。しかし、どこかで「なぜ自分がリーダーなのだろうか」「リーダーの資格があるのだろうか」とモヤモヤしている部分も正直ありました。そして、そのような状態でリーダーをしていることに漠然とした不安を抱えつつも、他人にその気持ちをなかなか打ち明けられずにいました。この研修では「リーダーはやりたい人や目立つ人がやるのではなく、『準備ができている人』が行う」と学びました。私はこの言葉を聞いたときに、自分はまだまだ準備が足りていないなと気づかされました。

今回の研修で、その準備に必要な材料(スキル)は数え切れないほど得られたと感じています。しかし、それを自分のものにできるかどうかは、今後の自分次第です。今後この材料をどのように使うのか、エンカレッジの活動、そして社会人になり仕事をする際に、落とし込んで活用していきたいと思います。研修を通してこのことに気づけたことは大きなチャンスだと捉え、今後準備ができている人間であり続けたいと思います。

②自信とは、自分に対する目標を達成し続けることで得られるものである

①にも付随することですが、私は自分自身に対してあまり自信がありません。自分に自信がないことが悩みでもありました。

研修を通して自信のつけ方を教わり、過去に自分が自信を持てていたことは何だっただろうかと思い返してみました。真っ先に思い浮かんだのは、高校時代にミュージカル部で男役主役を演じた時の出来事でした。私は男役主役を演じたくて、日々男性の動きを観察したり、洋画からリアルな話し方を学んだりと自分なりに様々な工夫をしていました。そして自分の動きを撮影して客観的に見ることで、改善を常に行っていました。当時、自分自身がやると決めたことを愚直にやり続け、自分との約束を果たせていたからこそ、主役をいただくことができて本番でも自信を持って演じられていたと感じます。

今自分に自信が持てていないのは、自分の中でこれだけは守ろうという確固たる想い・約束を決められていなかったからだと気付きました。リーダーとしての理想像・1人の人間としての理想像とは何か、そしてそのために日々自分は何をすべきか、約束事をしっかりと決めて守っていこうと思います。

③真の誠実さ・優しさとは、相手に対して厳しいことも言えることである

私は、自分の強みは誠実さや人に寄り添う力だと思っていました。人が好きで、誰かのために価値提供をしたいという気持ちが強いです。しかし、私は相手にとって厳しいことを言うのをためらってしまっていました。本当の意味で相手のためを思えていなかったです。

今回の研修では、森口さんに厳しいお言葉もたくさんいただきました。自分自身の怠慢や配慮の足りなさが引き起こしたことだと強く後悔しましたし、自分のことを本当に考えてくださっているからこそのお言葉だと感じました。だからこそ、研修で強く心に残っていることは自分に対して厳しい言葉をいただいた瞬間が多かったです。3日間という短い期間でここまで多くのことを得られたのは、森口さんが本気で向き合ってくださって自分のできていない部分に気づくきっかけを与えてくださったからです。

私はこれから、本当に相手のことを想って、時には厳しいことも言って気付きを与えられるような人間になりたいです。そうすることで、真の信頼関係を築いていきます。

研修参加前後での心境の変化

私は研修に参加する前、相手の話を真剣に聞いて寄り添える人が誠実だと思っていました。しかし、A&PROの研修に参加して、優しい言葉も厳しい言葉もかけて相手に向き合える人が誠実だと学ばせていただきました。

森口さんは、私に本気で向き合ってくださり、私が欲しい言葉ではなく、私に必要な言葉を常にくださりました。私は褒められて伸びるタイプだと思っていましたが、結果的に心に残っているのは褒めていただいたことよりも厳しく指摘してくださったことばかりです。それは、森口さんが意地悪で厳しいことを言っているのではなく、私にとってそれが気づかなければならない大切なことだからだと心から感じ取ることができたからです。

このように、厳しい言葉もかけることが本当の優しさだと学びました。私は、本気で向き合ってくださった森口さんを心から信頼しています。大学生のうちに森口さんに出会うことができ、学ばせていただけたことが本当に自分にとって大きな価値だと感じます。私も、相手と本気で向き合うことで信頼される人間になりたいと思います。本当にありがとうございました。

これからリーダーシップゼミを受ける人へのメッセージ

自分に自信がないけれども変わりたい、リーダーとして不安を抱えている…そんな人に強くオススメしたいです。私自身もまさにこの2つに当てはまっていました。そして、単なる座学ではないこの研修を通して、本当に身になる学びをたくさん得られました。挫折も味わうことができ、その分大きな学びを得ることもできる3日間は他にはなかなかないと思います。自分を変えたい、成長したいという想いがある大学生の方は是非参加して欲しいです。

研修を通じて学んだこと

  • リーダーは準備ができている人が行う
  • リーダーはゴールが見えていて、そこに向かって導いていく人
  • 結果だけでなくプロセスも重視する
  • 目標はSMARTに基づいて設定する
  • いつでも顧客志向を忘れない
  • ティーチングは効率的、コーチングは効果的
  • マズローの欲求5段階に合わせて適切なコミュニケーションを設定する
  • 相手の存在を認めて話をする
  • リーダーは、仲間たちの思考をノルマからコミットメントにシフトする
  • 報告連絡相談を怠らない
  • 自信とは、自分に対する目標を達成し続けることで得られるものである
  • 成果を出した人には報酬を、努力をしている人には機会を与えることで評価する
  • 真の誠実さ・優しさとは、相手に対して厳しいことも言えることである
  • 素直なことと誠実なことは違う
  • 基準化・標準化を行う
  • 日々義務を果たすことで権限を得ることができ、責任を全うすることができる

この記事の著者/編集者

星野歩華 早稲田大学 文化構想学部  

早稲田大学文化構想学部複合文化論系所属。
大学1年次から3年次まで、下駄を履いて踊るという唯一無二のパフォーマンスをするダンスサークルの活動に熱中。広報部長を務め、コロナ禍だからこそできる新たなパフォーマンスを企画・発信した。
現在はキャリア支援団体にて1学年下の就活生の支援をしつつ、一緒に活動するメンターたちが一人前になれるようサポートを行っていくエントランス・育成に携わるセクションのリーダーを務めている。

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新着コメント

  • 信宗碧

    早稲田大学 文学部 美術史コース リーダーズカレッジ リーダー 2021年05月07日

    リーダーに選ばれたからリーダーを頑張ろう、メンバーに対して責任があるからとにかく最後まで頑張ろう、星野さんはリーダーに選ばれてからこのように考えたことがあったのではないでしょうか?
    しかしこのような状況では永遠に自信は生まれません。なぜならそれは外部要因によるものであり、内発的な動機付けになっていないからです。自己発信の約束を重ねていくことで自信をもつことに繋がります。

    今回の研修で星野さんは今まで考えていた自分像といくつかギャップを感じたと思います。人にひたすら優しくすることは必ずしも誠実な向き合い方ではないということに気づけたのではないでしょうか。今回のリーダーシップ研修を経て、本当の意味で相手のことを思いやれるリーダーになってくれることを期待しています。

  • 草野柾樹

    早稲田大学商学部 2021年04月25日

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