学生と社会人で明らかに異なる、評価POINTとは。
2018.12.21
クレド9、最後まで成し遂げる
中途半端な仕事を拒み、期待以上の成果を上げ、信頼を積み重ねます。
良いアイデアを生み出しても、中途半端に終わっては意味がない。
“最後まで成し遂げる”と聞いて自分が一番感じることが、何事もやりきらないことには意味がない、もっと言えば最後までやり切った上で良い結果を出さなければならないということです。
学生時代は、一生懸命考え努力をすれば一定の評価・成績が与えられます。しかし社会人は、いくら良いアイデアが浮かびたくさんの時間や労力をかけ行動したとしても、中途半端に終わっては意味がありません。社会貢献や顧客への価値提供は、“最後まで成し遂げる”ことを徹底して初めて生まれます。 こうしたことを感じる場面が、直営塾ヘウレーカでいくつかありました。
1つ目は、石橋先生から授業準備が不十分と指摘を頂いた時です。自分では理解していても、生徒に伝えるときの説明の曖昧さや、説明の仕方の引き出しの少なさは授業のレベルを下げてしまいます。このような自分基準の妥協した準備は、中途半端な仕事につながってしまいます。生徒に“最後まで成し遂げる”ことを求めていく立場である以上、自分自身が中途半端を許さない姿勢で仕事に取り組むことは大前提です。2つ目は、川瀬先生に教えていただいた授業以外諸々の業務に関して、抜けがあるまま終えてしまい後々先輩講師の方の二度手間を招いてしまった時です。信頼を積み重ねるという観点からも、1つ1つ任された仕事をやりきることは大事になってくると思いますので、日々の些細な業務を大切にしていきます。
そして上記の経験に加え、生徒にとっても“最後まで成し遂げる”ことが大切であることを実感する経験がありました。数学でなかなか正しい計算結果を出せない生徒に自分がヒントを与えたことに関して、生徒が自力で解き切ることも大切にしてほしいという趣旨のアドバイスを荒先生から頂きました。これから自分が生徒にとっての手本となり、“最後まで成し遂げる”ことの大切さを伝えていければと思います。
生徒指導、そして社会人としてどう活かすべきか
生徒にとって“最後まで成し遂げる”ことは、答えまで完璧に出すこと、学習計画を忠実に実行すること、志望校に合格することなど様々です。だからこそ、生徒が学生のうちから“最後まで成し遂げる”ことの重要性を感じられるような指導をしていきます。
また、自分自身が1つ1つの約束や期限を守り、その時できる100%の仕事をする講師であり続けます。そしてより良いサービスを提供するために、周りの先輩方のアドバイスを積極的に受けつつ自分が納得できる準備をしたうえで授業に臨み、また1つ1つの仕事に関する報連相を徹底していきます。
そして社会人になってからは、“最後まで成し遂げる”姿を自分が見せていき、周りを巻き込んで組織をいい方向に引き上げられるリーダーとして活躍していきます。
田村稔行 早稲田大学 基幹理工学部 情報通信学科