たった一言、「ありがとう」の大切さ
2022.12.13
クレド1.周囲の人・物事すべてに感謝
私達が社会で生きていけるのは、周りの人・物事のおかげです。相手から感謝される人は自分自身が周りに感謝している人。すべてに感謝し、豊かな人間関係を構築し、社会貢献していきます。
好意を素直に受け取れなかった経験
私は医学部合格を目指して4浪していた経験があります。その当時は両親に本当に支えられていました。
朝起きてこないと「起きなくていいの?」と聞きに来てくれるところから始まり、雨の日の送り迎え、朝ごはん、昼夜用の2つのお弁当、夜食の用意、お風呂の用意、洗濯、部屋の掃除、毎回の受験会場への付き添い、さらに膨大な予備校代、受験料、入学費の用意......感謝してもしきれないくらいのことをしてもらっていました。
今でこそ感謝の気持ちでいっぱいですが、当時はそうではありませんでした。
私に受かってほしいから、その期待を込めて応援をしているんだ、とプレッシャーに感じてしまい、素直に好意を受け止めることができませんでした。
「私が、自分の将来のため、自分の夢のために勝手に頑張っているだけだから、期待しないでほしい。応援しないでほしい。ほっといてほしい。」とよく口癖のように言っていたのを覚えています。
これでは豊かな人間関係を構築することなど、到底できません。
私も両親も一緒にいるときにお互い居心地の悪さを感じていたことが多々あったと思います。
今の好意の受け取り方
大学生になった今でも、私は実家にいて、学費も出してもらっているし、食事の用意もしてもらっているし、雨の日は送り迎えをしてもらうこともあるし、たくさん支えられています。
しかし浪人時代と違い、お互い居心地の良い関係を築けていると思います。
その違いは、たった一言ですが、「いつもありがとう」と、よく言葉にして伝えているところです。
浪人時代に素直に両親に感謝できなかった理由は、自分は両親に色々してもらっているのに、私は両親にしてあげられることがないと感じていたからでした。
もちろん今でも、できることは限られています。してもらっていることの半分も、自分は両親に対してできていないかもしれません。浪人時代とその状況は変わらないでしょう。
でも今は、「できることからしよう、感謝の言葉を伝えることは、今からでもできる」と考えています。こう考えることで、素直に好意を受け取ることができ、私自身も日々過ごしやすくなりました。
感謝を言葉にして伝えることは、いつでもできるはずなのに、できていないという方は多いのではないでしょうか?
この記事をきっかけにでも、今日、今からでも、感謝を伝えるべき相手にぜひ伝えてみてください。
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新着コメント
2022年12月30日
人からの好意を何故か素直に受け取れず、深読みしたり、プレッシャーに感じてしまったりしていた時期がありました。本記事を読み、「好意の受け取り方」を勉強させて頂き、自分が悩んだ原因を理解することが出来ました。ありがとうございます。
また、周囲の方に感謝の気持ちを持ち、またそれを言葉や行動にしていき、豊かな関係性を私も築いていきたいと思いました。
*いつも私の記事にコメントを下さりありがとうございます。コメントから学ぶことも多く、とても嬉しいです!引き続き宜しくお願い致します。