盲目的な大変さを抜け出し、熱量高く物事に取り組む自分を取り戻すために

クレド6.大変なことこそ率先して楽しむ。守るな、攻めろ!

サービス深化・成長に近道なし。大変なことこそ深化・成長のチャンス。悩みながらも楽しむことで人生が豊かになります。

「大変なこと」に向き合い続ける日々

皆さんは日常の中でどんなことに「大変」だと感じますか?大切な会議や取引が続く仕事へのプレッシャーや大量の文献を精査して創り上げる卒業論文など、大変だと思うことは日々沢山あるのではないでしょうか。そして「大変」だと感じることが続く中で、心身ともに疲弊していくこともあるのではないでしょうか。

みなさんが「大変なこと」だと思う背景には頑張りたいという強い思いなど、何か素敵な理由があると思います。一方で、頑張りすぎる過程で徐々にモチベーションが低下し、何のために頑張っているか分からなくなる瞬間もあると思います。

そこで本記事では「大変なこと」との付き合い方について考えます。心身を擦り減らしながら日々大変なことに向き合うのではなく、熱量を高く持ち充実しながら大変なことに向き合えた方が良いでしょう。日々頑張る皆さんに「大変なこと」への向き合い方を私なりにお伝えします。是非御覧ください。

「大変なこと」を見過ごして後悔したこと

大変なことを見過ごすと更に大変なことが起きる

皆さんは「大変」だと感じることから目を背けたことや目を背けようとしたことはありますか?私はあります。そして、その結果物事が良い方向に動いたことはないように思えます。大変だと感じることが自分1人で責任を取れることであれば問題はありませんが、仕事や課外活動の多くは他者との協働で成り立ちます。誰かが大変であることから目を背けてしまえば、その責任者が最終的に巻き取る必要があります。また、大変なことを見過ごす中で問題は肥大化していくこともあります。

大変なことに常に向き合う

大変なことは連鎖していきます。出来る限り問題が肥大化する前に対応することが良いでしょう。私は現在学生団体の支部長を務めておりますが、後悔が残る対応をしてしまい、「あの時もっとこうすればよかった」と思う瞬間が沢山あります。特に支部長であれば最終的な責任を担う立場であるため、後悔が残る対応は自身の首を絞めるもの、そして多くの関係者に迷惑をかけるものになります。大変なことと常に誠実に向き合うこと、非常に難しいことですが是非大切にして欲しいです。

次章では、本記事の本題である「大変なことへの付き合い方」に関して執筆します。後半では問いを投げ掛けながら文章を進めていきますので、是非ご自身の考えを整理しながら御覧ください。

「大変なこと」との付き合い方

「大変」だと感じることが続く中で、心身ともに疲弊していくのは何故でしょうか。私はその理由の1つに「達成感」を得られていないことがあると考えています。いつ終わるのか分からない、どうしたら終わりといえるのか分からない状況。そんな盲目的な大変さにありふれた日々を続けていたら、疲弊していくことは当然でしょう。大きなコストをかけているのに、成果が可視化出来ない状況かもしれません。大変さを乗り越えたといえるゴールを仕事毎に設定することで達成感を得られる環境を構築すること、1つ1つクリアしていくことで前に進む実感を得られるようにすることが大切です。

「大変なこと」と付き合う前に3つの問いに向き合う

先程、ゴール設定の重要性をお伝えしましたが、その前に行うべきことがあります。それは「意義」を整理することです。モチベーションの向上は行動の質・量にも影響します。また、心折れそうな瞬間があったとしても取り組む意義が明確で、自身が納得しているのならば、再起できるでしょう。意義が見えない中で無理やりゴールを設定するのではなく、まずモチベーションの源泉を確認しましょう。

①その「大変なこと」はあなたにとってどんな意義があるのですか?

1つ目の問いで、先述したように「意義」を確認する問いです。組織として何を目指すか、自身がどうなりたいかなど、あなたにとっての目的を整理してみてください。是非、曖昧な言葉で終わらせるのではなく、自身が納得できるように言語化を徹底してみてください。あなたの支えになるはずです。

②その「大変なこと」はどうしたら終わりといえるのでしょうか?

2つ目の問いで、こちらは達成感を得られる環境を構築するための問いです。「それは、どのような状態になったら理想的といえますか?」という問で表現することも出来ます。ゴールは曖昧なものではなく、何を持って達成といえるのか、測定可能な状態にする必要があります。そうでなければ、改善なども行えません。また、ゴール自体も細分化することが大切です。例えば、「卒論を完成させる」という大きなゴールではなく、「教授から序章の推敲許可をもらう」「文献を◯個読み、2章を完成させる」などという小さなゴールを立ててみましょう。1つ1つクリアしていく達成感を感じながら、目的達成を実現することが出来ます。

③その「大変なこと」はいつ終わりといえるのでしょうか?

3つ目の問いで、こちらも達成感を得られる環境を構築するための問いです。「それは、いつまでに成し遂げたいですか??」という問いで表現することも出来ます。ただ、②番は測定可能な状態にすることを目的としている問いですが、こちらは期限を明確にするための問いです。期限を設定しないことで、ダラダラと作業をするなど生産性の低い行動をしたこともあるでしょう。期限を設定することで目標への意識を高めたり、他者と協同しやすい体制を創ることが出来ます。

紹介した3つの問いに一度自身の活動を当てはめてみてはいかがでしょうか。目の前の業務などに追われている中で、このような自分の内面に向き合う機会は少ないかもしれません。一方で、仕事などの常に高いパフォーマンスが求められ続ける環境は内面の整理が出来ていなければ、モチベーションの低下などが頻繁に生じ、継続していくことは難しいように思います。充実しながら大変なことに向き合えるようにセルフマネジメントをしていきましょう。

最後に

「大変さ」で自身を擦り減らすのではなく、自身の成長に変えていく

何かよくわからないけれど大変な状態。そんな盲目的な大変さを感じながら日々を過ごすのではなく、熱量を高く持ち充実しながら大変なことに向き合えた方が良いでしょう。そのために意義を整理することや目標の設計方法(期日・測定可能であるか等)を見直すことが効果的です。取り組み方によっては自身を擦り減らすものにも、自身の成長を促すものにもなります。

また、熱量を高く取り組むあなたに周りの方も良い刺激を受けるでしょう。物事への取り組み方・考え方1つで自身・そして周囲への影響は大きく変わります読者の皆さんには、本記事で記載した3つの問を有効活用し、周囲に良い影響を与える方として活躍することを祈っております。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

この記事の著者/編集者

須賀渉大   

早稲田大学政治経済学部政治学科卒。大学3年時までは海外インターンシップ事業の運営、国内外ボランティア、教育系の長期インターンなど様々な活動に尽力。大学4年時には日本最大のキャリア支援団体の早稲田支部長として100人を超える仲間と、事業・組織共に持続的な成長を遂げる団体の基盤創りに挑戦。ボランティアで深刻な社会課題を目の当たりにした経験から「日本を課題解決先進国にしたい」と考えている。社会人では金融とデジタルの分野で専門性を磨き、将来は社会的価値と企業的価値を両立した事業、組織創りに携わり、社会問題の解決及び日本の変革への貢献を志す。

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新着コメント

  • 上野美叡

    2022年11月11日

    小さなゴールを立てて、1つ1つクリアしていく達成感を感じながら、目的達成を実現すること、ぜひ実践したいと思いました。プロジェクトの課題、日々の実習、試験対策、アルバイト、、、たくさん問題を抱えて大変だと盲目的になっていた気がします。目の前のことを、ただこなすことに必死になっていました。こなすのではなく、達成する。これができるように、今一度、自分が抱えているものについて考え直したいと思います。

  • 香山 渉

    2022年11月11日

    本日も記事の投稿ありがとうございます。
    「SMARTな目標設定の重要さ」について改めて気付きました。私自身、メディア部署のリーダーであるため、部署全体のSMARTな目標設定を改めて見直していきます。加えて、メンバーが「大変なこと」に疲弊してしまっている場合は、「意義や達成したと言える目標は何か」を一緒に考え伝えていきたいと思いました。

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