限られた時間内に価値を提供するための丁寧な事前準備

研修を通じて気づいたこと・今後に役立てられること

"限られた時間内"で相手に正しく情報を伝え、聞き取る

相手のニーズや考えを引き出すには、"限られた時間内"で相手に正しく情報を伝え、聞き取る能力がなければいけないと気づきました。

正しく聞き取ることでニーズを把握し、自分から価値提供ができるようになるからです。

自身が所属する組織(就活支援の学生団体)でユーザーと面談をする際には、限られた時間の中で正しく聞き取るために論点を追うこと、伝えるためにPREP法や伝達手段を意識し実践したいと思います。

約束を守る

信頼を築くため、自分に自信をつけるために自ら約束を作り守っていくことが近道だったということは、大きな気づきでした。

所属する組織やこれからの生活で一番に意識して実行していきたいと思います。

説得力のある意見が採用される

今までの学校では多数決で決断されることが多かったですが、それは正当ではないと気づきました。

また、発言するためには自ら事前に判断材料を集めることの重要性に改めて気づくことができました。

今後は、組織のチーム会議や面談で事前準備の精度を高め、仲間やユーザーが実りある時間を過ごせるように貢献していきたいです。

心境の変化

3日間本気で向き合ってくださりありがとうございました。

言葉一つ一つに重みがあり、気づきも沢山与えてくださいました。そこから、社会人として、人間として必要なことを学ぶことができ、もっともっと成長していきたいと思いました。

参加する前は、自分にあまり自信が持てない人間でしたが、どうしたら自信がつくのかといった方法もわかり、今何をすべきか明確になりました。

将来、学んだことを活かして人財となり、森口さんに恩を返します。

3日間の実践記録

研修で学べたこと

  • "限られた時間内"で相手に正しく情報を伝え、聞き取ること
  • 信頼の築き方
  • 自信のつけ方
  • 約束を守ること
  • 気づきは相手の関心の領域にある
  • 説得力のある意見が採用される
  • クレドの重要性
  • まず概念化し、構成要素を伝える→受け手も参加し理解しやすくなる
  • ノルマをコミットメントにシフトさせる
  • PREP法で伝える
  • のめり込むことの重要性
  • 正直と誠実の違い

Gmap-c(目標設定・成果と課題の把握)

研修全体を通した目的:相手のニーズや考えを引き出すコミュニケーションができるようになる

1日目:

  1. 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
    ・約束をつくり、実行していくこと
    →相手の考えやニーズを引き出せるコミュニケーションには信頼関係が大切だから
    仲間への約束:発言を通して気づきを与えられるようになる
    自分への約束:話を聞く中で気づきがある度に即実行する
  2. 実施内容Measure(現状・成果の把握)
    目標達成度:50%
    ・良かった点:発言者が自分で気づいたことに関して、さらに気づきを与えられるコメントをするように意識できた。
    ・改善が見込める点:多角的な視点が持てていないことや事前に考えをまとめてから発言ができていないと感じた。価値のある時間を相手に与えられていない。
  3. 考察Analyze(ギャップの分析。課題の抽出)
    ・多角的な視点が持てていない
    →他の側面から見る知識不足
    →勉強不足
    →他への関心が少ない
    ・価値のある発言ができていない
    →相手が伝えたいことを、正しく聞き取ることができていない
    →正しく伝えるために、事前に考えをまとめることができていない
    →順序を頭の中で組み立てられない
  4. 対策Plan(今後の対策・計画)
    明日までに今日学んだことをまとめ、明日の研修に活かせるようにする。
    例:質問やコメントを価値あるものにするために、事前に考えをまとめたり、質問の目的や背景を共有したりする。

2日目:

  1. 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
    ・価値ある発言をする。グループワークの際に相手に正しく情報を伝えることや、さらなる気づきを与えられるようにする
  2. 実施内容Measure(現状・成果の把握)
    目標達成度:30%
    ・良かった点:テキスト作成の際には、チームとの話し合いで自分の考えを伝えて相手に理解してもらうことができた。
    ・改善が見込める点:コミュニケーションのワークの際に認識の違いを把握できていなかった。また相手が理解できるような説明をすることができなかった。
  3. 考察Analyze(ギャップの分析。課題の抽出)
    認識の違いを把握できていない
    →自分の固定概念は常にあることに気づけていなかった
    →伝え手と聞き手が共通して持っているものに注目できなかった
    →相手への興味や理解が少なかった
  4. 対策Plan(今後の対策・計画)
    明日までに今日学んだことをまとめる。まず概念化して構成要素を伝えることや、PREP法などを無意識的に使えるようにする。

3日目:

  1. 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
    ・相手に正しく伝え、正しく聞き取る。伝える時はPREP法を意識し、聞き取る時は常に話の論点に注目する。
  2. 実施内容Measure(現状・成果の把握)
    目標達成度:50%
    ・良かった点:テキスト作成の時は、PREP法を意識して行うことができた。
    ・改善が見込める点:ケーススタディの際、本質をつかむことが難しかった。客観的に見ることや、視点を変えてみることが必要だと思った。
  3. 考察Analyze(ギャップの分析。課題の抽出)
    本質をつかめていない
    →客観視できていない
    →自分の中でゴールまでの道筋が描けていなかった
  4. 対策Plan(今後の対策・計画)
    ・今日学んだことを整理してテキストを作る
    ・次回のユーザーとの面談で学んだことを活かせるように事前準備をしっかりとやる

これから研修を受ける方々へ

リーダーとしてだけでなく、人としてどうあるべきか学ぶことができる研修です。

教えてくださる講師の方は一人一人に本気で向き合ってくれますし、そこに本気で向き合う人程沢山学びが得られます。

将来、自分だけでなく他人にも幸せになってほしい方や、本気で人の人生を良い方向に導きたい方は参加するべきだと思います。

A&PROより

自信をつけるためにはどうしたら良いのでしょうか。

他人にどう評価されようと、結局自信は自分の過去の行動からしか生まれないと思うのです。その一つが、秋光さんも挙げている「約束の達成」でしょう。着実に約束を守ることは相手からだけでなく、自分から自分への信頼も生まれると思います。

また、研修中の秋光さんは謙虚に努力されていたとお聞きしています。そうした行いも自信に繋がっていくのではないでしょうか。

自信を得るために何をしたら良いか明確になったとのことですし、自信と謙虚さを兼ね備えたときの秋光さんは立派なリーダーになるのでしょう!

応援しています!

(リーダーズカレッジ:藤原)

この記事の著者/編集者

秋光 陽菜里 早稲田大学 教育学部  

最新記事・ニュース

more

「メラビアンの法則」や「真実の瞬間」と向合い、各メンバー自身がブランド形成の重要要素であることを自覚していきます。 「目配り」「気配り」「心配り」の各段階を理解し、「マナー」「サービス」「ホスピタリティ」「おもてなし」の違いについて研究。 「マニュアル」「サービス」を理解・実践するのは当然。 「ホスピタリティ」「おもてなし」を顧客・メンバーに提供したいリーダーのための研修です。

島元 和輝 荒 諒理 川瀬 響 3Picks

行き過ぎた完璧主義は仕事を停滞させるだけでなく、自分自身を苦しませてしまいます。本記事ではプロジェクトマネジメントを題材に、自分の良さをかき消さず、最大限発揮する仕事への取り組み方を考えます。完璧主義で悩んだことのある皆さんに是非ご覧になって欲しい記事です。

左貫菜々子 藤井裕己 谷 風花 大庭彩 4Picks

プロジェクトマネジメントを機能させる土台となるのが『理念のマネジメント』 プロのリーダーは、「権威のマネジメント」を避け、「理念のマネジメント」を構築し、維持し続ける。 「好き・嫌い」や「多数決」ではなく、説得力ある提案を互いに尊重する文化を構築したいリーダーのための研修です。

荒 諒理 木藤 大和 島元 和輝 川瀬 響 4Picks

復習回数を闇雲に増やしたり、ノートいっぱいに何度も書かせる記憶法は、社会に出てから通用しない。 多忙なリーダーは、重要事項を一発で覚える。 たとえそれができなくても、復習回数を最小限にし、効果的・効率的に記憶することが大切。

「やばい、キャパオーバーしていて仕事を回しきれていない・・・。」成果を生み出すためにリーダーを務め、多くの責任を引き受けたのはいいものの、こうした悩みを抱く方は少なくないと思います。本記事は、リーダーの方の中でも、「仕事を回しきれていない。」と実感している方、経験した方、キャパオーバー対策したい方に届けていくことを想定して進めていきます。キャパオーバーは解決できます!

そもそもプロジェクトとは何か。それを知ることによって、あなたが現在取り組んでいる活動をもっと豊かにすることができるはずです。プロジェクトの基本を学び、そのプロセスについて考えてみましょう。

大庭彩 上野美叡 2Picks

タスクには明確に優先順位が存在し、正しい優先順位でタスクに向き合うことが締め切りへの余裕につながります。緊急度と重要度のマトリックスを用いて改めてタスクへの優先順位をつけることを意識したいです。

大庭彩 1Picks

皆さんがリーダーを務める組織にはMVVやスローガンと言ったメンバー全員が認識している「共通目標」はありますか? そして、今その「共通目標」を何も見ずに口ずさむことができますか? もし、一度決めたことがある共通目標が形骸化してあまり浸透していない場合は私と同じ苦悩を経験するかもしれません。

大庭彩 1Picks