メンバーの成長段階からチームの成長段階へ

今月の研修:社会人が持つべき習慣(私的成功)

スタートアップ企業のような少人数のチームを作るとき、他人に依存するような人をチームに入れることはないでしょう。チームの中に他人に依存する人が存在することはチームにとって負担となります。小規模なチームはそのような人を抱える余裕がありません。

そのため、今回は小規模なチームを運営することを考え、自立・自律しているが、相互協力をすることも相乗効果を発揮することもできていないメンバーを相互協力をし相乗効果を発揮できるメンバーに変化させる方法を考えます。

相互協力をし相乗効果を発揮するチームとは

トレードオンの関係を生み出せ

チームは所属するメンバーの質により3段階に分けられます。第1段階はメンバーが他のメンバーに依存している状態。第2段階はそれぞれのメンバーが自立・自律をしている状態。第3段階はメンバー達が相互協力をし相乗効果を発揮する状態です。第1段階から第2段階、第2段階から第3段階へと変化させることで、より良いチームへと改革することが出来ます。

第3段階の状態にある相互協力をし相乗効果を発揮するチームとはどのようなチームでしょうか。相互協力はお互いが自分の詳しい範囲内で協力することです。相乗効果はお互いが相手の詳しい範囲に関心を持ち、自身の影響の及ぶ範囲を超えて協力することで発揮されます。相互協力をし相乗効果を発揮するチームとは、自分の詳しい範囲に留まらず、相手の詳しい範囲に踏み込み、お互いを成長させていく関係を自発的に構築していくチームです。

自立・自律しているだけでは足りない

そのようなチームを作るには一人一人が自立・自律しているだけでは不十分です。

現在、A&PROではビジネス研修で学んだことを実生活に落とし込み、自分自身をブランディングしていくセルフブランディング研修を行っています。この活動では、一人一人が自分自身の責任で次回までの課題を決め、その課題を行ってきます。これは、一人一人が自分に責任を持った、自立・自律している状態であると言えます。

この状態では、毎回の活動を円滑に行うことができ大きな問題は発生しないでしょう。しかし活動がマンネリ化し、より良い活動へは繋がらない可能性があります。

セルフブランディング研修ではこれに留まらず、相互協力をし相乗効果を発揮できるチームを目指しています。そのためにはメンバーが自分に対し責任を持つだけでなく、チームに対し責任を持つことが必要になります。活動をチーム中心で見ることで活動内容の改良など、チーム全体の成長が見込めます。

現在、セルフブランディング研修では毎回A&PROの理念を確認することでチーム全体が目指す姿を確認し、理念に関係する経験を共有しています。これにより、私たちの目指す姿を確認し、他のメンバーにそこに至るための手助けとなる経験を伝えることが出来ます。この活動は数か月前までは習慣化されていませんでしたが、あるメンバーがチーム全体の成長を考え提案してくれました。このようにチームに対し責任を持つことでより良いチームを目指しています。

相互協力をし相乗効果を発揮するチームを作るために

メンバーがお互いの影響の及ぶ範囲を知り、そこに関心を持つ

メンバーが相乗効果を発揮するためには相手と協力できる部分を知る、つまり相手の影響の及ぶ範囲に関心を持つことが必要です。そのためにはメンバーが自分のやるべきことで満足せず、より良くするためにはどうすればいいのか考える姿勢を持つ必要があります。

リーダーの仕事の与え方がカギになる

相乗効果を発揮する関係性を作るには、メンバーを、どこまでやればいいのかとリーダーに確認するような受動的な態度をとるのではなく、自分からここまでやるべきだと判断し行動する能動的なメンバーにする必要があります。

そのためリーダーは、メンバーの育成が必要になります。メンバーにチーム全体の目標を達成するために自分はこれだけの仕事をしようと自発的に感じてもらうべきです。メンバーに与える仕事をノルマ型ではなくコミットメント型のものにすることでメンバーの意識を変えることが出来るでしょう。

その結果、メンバーのモチベーションが自身のノルマを達成することではなく、チーム全体の目標を達成することになったとき、そのチームは相互協力をし相乗効果を発揮できるようになります。

これから研修を受ける方々へ

今回の研修では社会人が持つべき習慣に関して理解を深めました。自分の生活習慣に満足しておらず、生活を変化させたいと感じている人は参加するべきだと思います。また、自分の生活だけでなく自分の所属するチームの習慣に満足していない方にもおすすめです。リーダーだけでなく、チームに所属する一人一人の習慣でチームに大きな変化を及ぼせることが分かると思います。

研修で学んだこと

  • 問題解決の本質はパラダイムの転換
  • 資源を広げることで相乗効果を発揮できる
  • 自分自身が理想的な動きをすることで組織変革が可能になる
  • インサイド・アウト
  • 影響の輪・関心の輪

この記事の著者/編集者

長谷川拓志 早稲田大学 創造理工学部 大学生 

東京都出身。高校時代はハンドボール部に所属していました。大学に入ってからはバドミントンサークルに所属しています。趣味はスノボや山登りなど、自然に触れながら体を動かすことです。毎回の研修で得たものを実践し、価値ある記事を作っていきます。

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