仕事内容を知っているだけでは不十分!?
2019.10.26
8.人のせいにせず、常に自分ができること・できたことを考え、最善を尽くす
組織は常にフラットであり、常に全メンバーが危機意識を持ち、自分にできること・できたことを考え、改善。自分に都合の悪いことが起きても、人のせいにせず、自分にも原因を求め、サービスの質を高めます。※顧客のせいにするなどもってのほか。
実際に行動しないと、気付かないことがある
組織内で起こることを、どれだけ自分自身のことして捉えられるか。当事者意識とも言われる大切なマインドですが、いざ行動に反映するためにどんなことが有効かと問われると、はっきりとした答えはないのではないかと思います。そんななか私は、実際に業務に関わることの重要性を今回の記事で伝えたいと思っています。こう考えるエピソードをこれから紹介します。
先月から、塾全体の在庫管理の仕事を引き継ぎ、実際に業務をする中で「知っている」と「関わっている」の違いを明確に実感しました。その違いというのが、改善点に気付くかどうかです。毎週のトイレ掃除で何気なく使っている洗剤ですが、今までは在庫として管理されていませんでした。これは、在庫管理として全体の備品に目を通すという業務を実際に行ったからこそ、気付けたことであり、結果として上司から感謝の言葉を頂くこともできました。
こうした経験から実感したのが、実際に業務に関わることの重要性です。自分が果たせる責任がどこまでか、ということと上手にバランスをとりながら、積極的に様々な業務に関わり、チームに対してプラスの価値を与え続けていきたいと思います。
生徒指導、そして社会人としてどう生かすか
実際に業務に関わって初めて分かることがある、ということを先ほどまで述べてきました。しかしいざ社会人になると、いきなりそうした権限を持てるとは限りません。だからこそ大切したいのが、周囲の人の仕事を細かく観察することです。直接関わっていないからこそ気づく部分があり、改善策を提案できるのではないかと考えています。
川瀬 響