自分の立場にかかわらず、チームを引っ張っていくために役立つ研修

研修を通じて気付けたこと・今後に役立てられること

理解することとできることは別物

この言葉自体は、過去にも聞いた事があり、意味も理解している心算だった。直前に理解したことであり、かつ参照できる状態であれば、ある程度はできると、それくらいの能力はあると自負していた。ただ実際、コーチングの実践というところでやってみたところ、思うようにできなかった。それも、実践中に「ここはどうすればいいのか。」と理解すら曖昧であるという状態で、決して”ある程度”と言える結果ではなかった。トレーニング不足と言えばそれまでだが、それより前の段階である”理解”の部分でも改善すべき箇所があったと思う。何か物事を理解する際、実際に自分がどう使っていくのか、自分事に落とし込みながら気づきを得ていくことの大切さを痛感した。気づきを価値として周囲に提供していくことを見据えた上で、自分事で理解をしていくことを心がけたい。

リーダーは準備できている人がやる

自身のサークルでの経験を振り返ると、「自分がリーダーをやりたい、だからやる。」ということが多々あった。リーダー経験を積むことで、自身が圧倒的に成長できると確信していたからだ。ある経験を振り返ると、自分だけが経験を詰んでおり、組織としての成果が出ていないということがあった。今回の研修の中で、「リーダーは組織のために責任を全うできる人がなるべき」と言われ、自分は組織のためではなく、自己満足のためにリーダーをやりたかったのだと気づいた。メンバーに対して、リーダーである自分が向き合えていなかったことに申し訳なさを感じつつ、現在の組織においてはリーダーを全うする覚悟を持っていく。自分のためというより、組織のためのリーダーを目指していきたい。

相手の時間を奪っていることの認識

聞き手の問いに時間内でわかりやすく伝える。この重要さを研修を通して強く感じることになった。特に、問いに対して答えられていない、結果として価値が与えられていない場面が多々あった。研修中の「香山、AかBどっちだ?」という問いに「自分の〇という経験から、△が大事であると考え...」と、自分が話したいことだけを話すことになっていた。これでは聞き手に価値を与えるどころか、聞き手の話を真剣に聞けていないことに繋がっている。もしエレベーター内で10秒程しか話せない場合に、このような話し方であると伝わるものも伝わらなくなる。常に、相手の時間をいただいている、という敬意と意識を持つことで、わかりやすく伝える話し方になる上、結果的にお互いに価値提供ができると感じた。

研修参加前後での心境の変化・研修講師やA&PROメンバーへのメッセージ

2日間、私自身と向き合ってくれた森口さん、この研修設計を事前に行っていただいたメンバーの皆様に、改めて御礼申し上げます。

正直、「自分には、自己の目標を達成するためのセルフリーダーシップがある。だからいつも通りで大丈夫だ。」と考えている節がありました。しかし、研修が始まって間もなく、それが甘えだということに気が付きました。具体的には「組織のリーダーは、自分だけじゃなく組織全体のことを考えていなければならない」という当たり前のことが理解できていなかったことです。

そしてこの2日間は、組織のリーダーがどうあるべきか、について人生で一番考えた時間でもありました。リーダーには何が必要か、自分はその準備ができているのか、それを何度も考えさせていただける、充実した時間でした。この研修のために時間を使っていただいた皆様、誠にありがとうございました。

これからリーダーシップゼミを受ける人へのメッセージ

「面接に備えて自分自身を言えるようにした人」

そういう方に一度受けてみてほしい研修です。理由は、とことん自分自身と向き合うことができ、それを応援してくれる人がいるからです。面接等の目先のことを考えてしまうと、どうしても「良い印象を与える弱み」や「良い印象を与える体験」「面接では深掘りしてくるから考えておこう」といった、他人基準で考えてしまいます。これだと本当に自分自身に向き合えているとは言えないと考えています。そういった意味で、このリーダーシップゼミでは、自分で考え、行動できる、その環境が揃っています。考え、振る舞い、言葉一つひとつに対して、批評をいただける環境です。

忙しい日常だからこそ参加する価値がある。断言します。

研修を通じて学んだこと

  • 理解することとできることは別物
  • リーダーは準備できている人がやる
  • 相手の時間を奪っていることの認識
  • 話すのではない、理解してもらうことが目的
  • 組織の違和感に我が事として取り組む
  • 自信は、”自身への約束を守ること”の積み重ねである
  • より説得力ある意見を受け入れる
  • あらゆる仕事がコミュニケーションと結びつけることで豊かになる
  • 価値はもらうものではなく、与えるもの
  • 「気づかなかった、知らなかった」で済まされない
  • 人と仕事の約束は天秤にかけるな
  • 挨拶は準備ができていることの確認
  • 相手の”存在”を信じる
  • 聞き手が参加できるコミュニケーションをしろ

推薦してくれた方へのメッセージ

山田さん。この度は推薦いただきまして、誠にありがとうございました。

推薦状にもありました、「自分自身と向き合う」ことについて、エンカレッジのリーダーとして準備することがまだまだあると感じました。だからこそ、今自分が選択したこの環境で全力を尽くし、より一層エンカレッジに価値を提供できるよう努めて参ります。加えて、2月時点で「安心して任せられる」と言っていただけるよう、毎日の積み重ねを大事にしていきます。

改めまして、貴重な機会をいただきありがとうございました。

この記事の著者/編集者

香山 渉 早稲田大学  

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新着コメント

  • 田村稔行

    早稲田大学 基幹理工学部 情報通信学科 2021年12月25日

    「自分のためというより、組織のためのリーダー」を目指す。

    記事を通して、自分に向き合う視点と、人として相手に向き合うことができているか、ひいてはリーダーとして組織への責任を果たせているかという視点の2つを、香山さんが研修中に意識していたことが伝わってきました。

    今後自分がどのような活動を行うか考える際にも、何のために自分はリーダーを務めるのかという自分の軸と、どのような姿が周囲のメンバーと接するのに誠実といえる姿かという軸を持ち、日々の行動で香山さんがそれを示して活躍されることを応援しています!

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研修参加前は、リーダーとしてチームを引っ張ることに不安を抱えていました。しかし参加した後は、リーダーとして働くことに対してポジティブに捉えられるようになりました。なぜなら、「今のチームにはこれが足りないのか」といった気づきや、「リーダーはこれが必要だったのか」というような実践に落とし込めるような内容であったからです。本研修に参加していなかったら、こうした心境の変化はなかったと思います。

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