やるべきこと、あるべき姿に向き合う
2020.10.27
研修を通じて気づいたこと・今後に役立てられること
現在自身が所属する組織(就活支援の学生団体)のチームリーダーとして自分に不足しており、今後のテーマとして取り入れたい3点を挙げます。
約束を守ることが信頼に繋がる
自分自身が約束を守ることを徹底的にやらないと、プライベートを超えて“リーダー”としての信頼はしてもらえません。
チームとしてもやるべきことはやるというスタンスがないと、メリハリのないチームになってしまうので、そこは自分にもメンバーにも同等に厳しくします。
また、目標設定や約束を作る機会も日々意識的に増やしていきます。
本来あるべき姿から目をそらさない
現状、自分自身もやるべきだけど適当にしている事や、チームメンバーの甘えを許してしまっている場面があります。
本来あるべき姿と向き合うと同時に、弱みにも向き合いたいです。
のめり込むこと
目の前のことに本気でのめり込むことが、自分のチームに一番足りていない要素だと改めて気づかされました。
自分一人で頑張ってもチームは良くならないので、周りを巻き込んでのめり込ませる、最後の4ヶ月にします。自分にも周囲にもそれだけの覚悟と楽しさを感じさせます。
心境の変化
研修参加前は、リーダーとして成長したいとは思いつつも、具体的な改善点やイメージは持てていなかった上に、覚悟も足りていませんでした。
3日間、自分自身に深く向き合い、自分の甘さや弱さを実感しました。
リーダーである以上、組織におけるメンバーの活動や人生に責任を持つことになります。そのため、本気で取り組まなければ自分の成長も見込めないし、メンバーを成長させることができないと改めて痛感しました。
おかげで地に足をつけ、学びを実践し、組織のメンバーや将来関わる人に還元する覚悟ができました。
3日間一切妥協することなく向き合ってくださり本当にありがとうございました。
3日間の実践記録
研修で学べたこと
- 約束を守ること→信頼
- 弱さと向き合うリーダーシップ
- 本来あるべき姿から目をそらさない
- コミュニケーションの深度
- チーム全員がのめり込むことの重要性
- 正直と誠実の違い
- 4つの人「ザイ」
- 自分の問題点を隠さない
- 弱さを指摘してくれる人が本当の仲間である
- コミットメントとノルマの違い
- MTGの3つの種類
Gmap-c(目標設定・成果と課題の把握)
研修全体を通した目的:相手に期待を込めた改善点を伝えるコミュニケーションについて考える。リーダーとして足りていない部分を理解し、具体的な改善策と行動を3つ決める。
1日目:
- 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
自分の(特にリーダーとしての)コミュニケーションの改善点を理解し具体的にする。特に、相手の改善点を期待を込めて伝えるコミュニケーションに対し、自分が変えられることを考える。 - 実施内容Measure(現状・成果の把握)
目標達成度:70%
【学び】:信頼=約束を守るという考え方
メンバーや自分の適切な目標設定(=約束)ができていないかもしれないと思った。そこをできていない場合は指摘し、自分が相手を考えきれていない場合は向き合う。
深度2の土台があるかを振り返り、深度3のコミュニケーションができるようにする。 - 考察Analyze(ギャップの分析。課題の抽出)
【課題】
①日々のチームマネジメントで目標設定(=約束)を実行できている場面が少ない
→相手の改善点も見えないし、期待を込めて動かすコミュニケーションが取れない
②深度3のコミュニケーションを目指しているが、意外と深度2のコミュニケーションが抜けている
→そもそもメンバーが1プレイヤーとして機能しない - 対策Plan(今後の対策・計画)
明日から、まず自分自身の目標設定と約束の質を高める。チームでは改めてチーム全体、個人の目標設定を行う。
メンバーと深度2のコミュニケーションを土台にした深度3のコミュニケーションができるように、明日のコーチング研修で吸収する。
2日目:
- 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
コーチング研修を通じて、昨日の課題として挙がった深度3のコミュニケーションやメンバーの正しい目標設定(=約束)を導くために自分に足りない部分の気づきを得ること。 - 実施内容Measure(現状・成果の把握)
【気づき】
・本来あるべき姿はわかっているのにごまかしている。その状態では本当の目標を立てることができない、自分に向き合えない。
・組織のチームメンバーとコミュニケーションを取るときに全体の概要を伝える→前提を揃え、相手が参加できる状態にする - 考察Analyze(ギャップの分析。課題の抽出)
【課題】
・メンバーが本来あるべき姿から逃げていたとしても、そこに対して自分が踏み込んで向き合えていない。
・コミュニケーションを取るときに概念化して全体を伝えることができず、チームメンバーの足並みを揃えられていない - 対策Plan(今後の対策・計画)
・メンバーが本来あるべき姿を改めて考え、再認識できる機会をつくる。1on1の時間。
・チーム全体で概念化したことを周囲に伝え、土台を揃える機会をつくりたい。
3日目:
- 目標Goal(本日の目標と計画の宣言)
相手の本来のあるべき姿と向き合うコミュニケーションについて深める。 - 実施内容Measure(現状・成果の把握)
・ノルマからコミットメントへのシフトにより、相手が「自分の中に目標を落とし込む」ことが主体的に取り組むためには重要
・相手が弱い部分と向き合うには、自分に対しても弱みと向き合う力が必要 - 考察Analyze(ギャップの分析。課題の抽出)
口ではやると言っていたり、頭ではわかっていても、メンバーが目標を自分のものとして捉えられていない。自分も弱みと向き合い、メンバーに開示する必要があり、またメンバーも弱みに向き合う必要がある。
チームで一緒に向き合う。 - 対策Plan(今後の対策・計画)
メンバーと1on1で話し、弱みやあるべき姿と向き合う。
チームで共有する場をつくる。(チーム合宿を設計したい)
これから研修を受ける方々へ
自分の弱みと正面から向き合えた、非常に有意義な3日間でした。
本気で自分自身と向き合い、成長する意欲のある大学生に是非参加していただきたい内容です。
A&PROより
研修の様子やアンケートの内容からR.S.さんの責任感の強さが伝わってきました。おそらく私だけでなく一緒に研修を受けた周囲のメンバーも感じたことでしょう。
だからこそ、ここからが真のリーダーとしてR.S.さんが成長するスタートです。
真のリーダーは、不安・悩み・問題点を一人で抱え込んだりはしません。気負わず、メカニズムに基づいたリーダーシップを発揮していきます。
素晴らしい可能性を秘めたR.S.さんだからこそ、周囲を巻き込むための実践的ビジネススキル・スタンス・マインドを習得し、素敵な学生生活、そして社会人生活を送ってもらいたいと思います。
R.S.さんがその力を余すことなく発揮できますように。A&PROは『さらなる成長』を提供します。
(リーダーズカレッジ:久保井)
田村稔行 早稲田大学 基幹理工学部 情報通信学科