指摘してくれる人に感謝できていますか?

クレド1.周囲の人、物事全てに感謝

私たちが社会で生きていけるのは、周りの人・物事のおかげです。相手から感謝される人は自分自身が周りに感謝している人。すべてに感謝し、豊かな人間関係を構築し、社会貢献していきます。

はじめに

皆さんは知人、友人に間違いを指摘されたことがありますか?
また、そのときにどのような感情になりますか?

私は指摘されるときには凹んでしまうことが多いです。中には指摘そのものに反発してしまう人もいるでしょう。

今回のテーマである”周囲の人・物事すべてに感謝”というクレドについて考えたときに、私はもっと指摘されること自体と指摘してくれる人に対して感謝するべきだと強く感じました。

一回の注意が一生の教訓に

顧問からの指導

私はたった一度怒られたことで一生の行動が変わった経験があります。

私は中学校でバスケットボール部のキャプテンを務めていました。キャプテンになってからは試合に毎試合出場していましたが、骨折をしたときを除き、1回だけ試合に出られなかったことがありました。

それはある練習試合の日に、私が審判のジャッジに対して抗議をし、聞こえるように文句を言ってしまったときです。審判の大変さを知らず、正しいジャッジをできなかった審判が悪いという幼稚な考えからこのような行動をとってしまいました。

顧問からは

「試合ができるのは審判のおかげなんだ、試合ができるのは当たり前だと勘違いするな!」

と、ベンチにてとてつもなく怒られ、試合終了後も舞台の上で怒られ、その日は試合に出してもらえませんでした。

正直に言うと、当時は試合に出られなくなるという事態にまで発展するとは思っていなかったです。

この出来事は私が怒られた後に審判に謝罪しにいき、無事に解決することができました。そして顧問に怒られてからというもの、審判のおかげで試合ができていたのだと理解することができたため私のバスケットボール人生において一切審判に文句を言うことがなくなりました。

高校に入ってからは私も審判をすることになり、審判の大変さを身をもって経験しました。その中で審判に文句を言っている人に対して「文句を言うことはおかしい」という思いも強くなっていきました。審判を経験したことで、顧問が言っていたことを理解するだけではなく、共感できるようになったのです。

顧問に対して真に感謝できたのは7年後のことだった

顧問から怒られたことに対して真に感謝できたのは7年も後のことでした。

なぜ7年後かというと、大学4年生になり、教育実習に行った際に教師という立場としてなかなか怒りにくかったということを経験したからです。

教師は生徒指導をする立場と分かってはいますが、生徒に対して怒る上で「これまでと同じ接し方ができなくなるのではないか」「嫌われてしまうのではないか」と考えてしまい、予想以上にかなりのエネルギーが必要でした。

だからこそ、そんな今では顧問が私に怒ってくれたこと、そして気づかせるために試合に出さないという判断をしてくれたことに対してすごく感謝しています。

もし、あのとき怒られていなかったら、私は試合ができることが当たり前と感じて審判に敬意を示さない人であり続けていたかもしれません。怒られたことを真摯に受け止めて自分を変えることができて本当に良かったと思っています。

高校生の頃、私が審判をしているときに文句を言われるたびに中学生の頃のエピソードを思い出しました。

指摘してくれていることに感謝

クレドで書いてある”周囲の人・物事すべてに感謝”というのはこのように耳が痛い話だとしても、しっかり指摘してくれる人に対しての感謝を忘れず向き合うという意味でとても重要だと考えています。

ほとんどの人は全く無関心な相手にわざわざ怒ったり指摘しないでしょう。
逆を言えば、指摘してくれる人は私の行動を本当に直してほしいと思うからこそ指摘してくれているわけです。

確かに指摘されると100%いい気持ちはしないかもしれません。ですが、大体の指摘は正しいことが多いです。指摘されたというところだけを切り取ってしまい、"相手がしっかり自分のことを考えてくれていること"、そして"それをしっかり伝えてくれること"に対して感謝を忘れてはいませんか。

さいごに

22歳になった私にも、コミュニケーションの取り方という面で悪い癖を指摘してくれる友人がいます。指摘してくれる人は皆さんの周りにもいると思います。彼らに対しての感謝を忘れてしまうと、そのように私のことを考えて指摘してくれる友人はいずれ周りからいなくなってしまうでしょう。

私は全てに感謝することを心がけることで、自分のことをしっかりと考えて指摘してくれる人に対しての感謝を忘れないようにしたいです。そして、指摘を真摯に受け止めることで、より人間的に成長していきたいです。

この記事の著者/編集者

中都智仁 早稲田大学 教育学部数学科 

早稲田大学在籍。サークルとバイトだけの大学生生活を送っていたが、コロナ禍になり自分のキャリアを見つめ直し、ビジネススクールに入校。
『もっと早くからキャリアを考えればよかった』という後悔からキャリア支援団体のen-courageで早稲田生のキャリア支援をしている。1、2年生向けのイベントを企画する部署のリーダーを務めたり、メンバー採用の最終フェーズの担当者を務めたりしていた。
メンバーの成長を促進する一流のリーダーになるべく、リーダーズカレッジに参画。

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