トレーニングを積み重ね、成長し続けるリーダーへ

研修を通じて気付けたこと、今後に役立てられること

「感覚」ではなく「メカニズム」で捉える

これまでリーダーを務めることが多かったですが、「感覚」でこなしていました。その感覚でそれなりの成功体験を掴めていたことで、自分のやり方は正しいと感じていました。

しかし、コーチングやノルマとコミットメントなどを学ぶ中で、「自分のやり方は自分に都合の良い身勝手な方法であること」に気付き、「もっとこうすればよかった」という発見が沢山出てきました。

例えば、メンバーに業務内容を伝えるときにノルマとして押し付ける形だったこと、メンバーの成長ではなく自分の評価を上げるためにメンバーにタスクを頼んでいたことに気付きました。そのため、上手く行ったときは自分のおかげにして、上手く行かないときはやる気のないメンバーのせいにしていたと思います。経験則のみを用いて実践していたことで、メンバーの成長に誠実に向き合うことが出来ていなかったことを痛感しました。

今後は自分が提供できる価値を高めるために、感覚ではなく「メカニズム」で捉えることを意識します。メカニズムを応用して、どんな環境や立場でも使える力を育てていきます。

日々の鍛錬(トレーニング)が自己を形成する

この研修で、私はトレーニングの重要性を痛感させられました。自分では出来ていると思っていたこと、当たり前にこなせていると思っていたことが、実はそうでなかったと気付かされる瞬間に何度も出会ったからです。「自分は出来る」という傲慢な姿勢が、自己の成長を咎めていたと思います。研修中では他者への質問で答えられると思っていたものが、いざ指名されると答えられない(考えられていない)ことがありました。

また、自分との約束を守れていなかったことが自信の欠如に繋がり、更に挑戦・成長ができなくなってしまっていたのだと思います。人の人生を背負うことの怖さから逃げてしまった過去のリーダー経験から、人にも自分にも誠実に向き合わない「悪い習慣」が体に残っていることに気付きました。自分に不誠実で、困るのは自分です

今後は人として誠実であるため、ごまかさずに、おごらずに出来るまでトレーニングを何度も積みます。また、自分ができたと認知しても「習慣化」できなくては「出来ない状態」に後戻りしてしまうため、セルフチェックをします。

結果だけでなく「誠実な行動(姿勢)」を評価する

今まで、メンバーと自分の評価は結果のみで行うべきだと思っていました。結果が出なければ意味がないと考えたからです。この考え方を否定はしませんが、この考え方が正しいわけではないと痛感しました。結果で評価するということはその人のことを本質的に考えていないこと、ワークにて誠実な行動を評価されるとモチベーションの向上に大きく繋がるということに気付き、このように考えました。

実際に過去のリーダー経験ではメンバーの数値的な評価のみを褒めて、達成できていない人には「この人に言っても仕方がない」と妥協をしていたと思います。そのチームは最終的に、不安定で誰かに依存するようなチームになってしまいました。今後はチームとメンバーが強くなるように誠実な行動も評価します

※目標達成を出来ていない人を甘やかす、表面的な優しさにならないように注意します。

研修参加前後での心境の変化、研修講師やA&PROメンバーへのメッセージ

まずは、誠実に向き合ってくださった森口さん、研修の準備をしてくださった皆様、ともに2日間取り組んだメンバーに感謝申し上げます。2日間実りのある時間を過ごすことが出来ました。

研修を参加する前は「よくあるリーダーシップ研修の1つ」と捉えており、リーダー経験を何度も積み重ねた自分は「もう出来ているから復習」という気持ちでした。

しかし、メカニズムに基づいた研修、本気で向き合ってくださる講師の方のおかげで、「目をそらしていた自分の現状」に気づくことが出来ました。具体的には、自分の成長を促進するために問題であった、傲慢な姿勢や評価をされたいという姿勢、改善をしていない姿勢に気付くことが出来ました。そこからは心を入れ替えて、相手から学ぶ姿勢、身につけるまでトレーニングを試みる姿勢で行動することが出来ました。私にとってこの研修は、自分の「今」を見つめ、自分に今1番「足りていないもの」に気付かせてくれるものでした。

私にとって1番重要なこと(足りていないこと)はトレーニング(わかるではなく、できるにすること)なので、まだ「私は変われた!」というわけではありません。研修で学んだことを生かして、「私は変われた!」と心から伝えられるように日々の自分を磨いていこうと思います。また、「私は変われた!」と思った日ほど、おごらず、その変化でとどまることなく「更に変わりたい、行動しよう」と成長し続ける人間になりたいと思います。

これからリーダーシップゼミを受ける人へのメッセージ

この研修は「あなたがどんな人間であり、成長には何が必要か」ということに誠実に向き合ってくださいます。学歴や学年、今までの成果ではなく、「あなた」という1人の人間に向き合い続けます。研修の中では他人に見せたくないような自分の弱みや出来ないことに向き合い、辛い時間もあると思います。ただ、そのような時間に誠実に向き合うことで今までとは違う自分を手に入れることができると思います。

「今とは違う自分になりたい方」、「成長したいと強く思う方」、「なんとなく自信を持っている方」、「自分にはまだ早いと不安に思っている方」など多くの方にまずは参加してみてほしいと思います。濃密な2日間を過ごすことが出来ると思います。ぜひ一歩踏み出してください。

推薦してくれた方へのメッセージ

山田飛翔さん、この度は推薦して頂きありがとうございました。

今回の研修では、今の自分を真摯に受け止め、「自分はまだまだ物足りない人間である。変わりたい」と思う機会を得られました。研修中では変われたところ、変われなかったところがあります。今後は変われたところを継続し、変われなかったところを変革させ続けたいと思います。

改めまして、素晴らしい2日間を過ごせるチャンスを提供して頂きありがとうございました。最大限活かします。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

研修を通じて学んだこと

  • 「感覚」ではなく「メカニズム」で捉える
  • 日々の鍛錬(トレーニング)が自己を形成する
  • 約束を積極的にして、それを守ることが自信になる
  • 不誠実で苦しむのは自分である(自立、自責思考)
  • エゴや慢心を捨て、「相手にとって」良いかで行動する
  • あらゆる仕事はコミュニケーションと結びつけると豊かになる
  • 「責任を取る」とは「対応、適応すること」である
  • 準備ができているものがリーダーである
  • 自分の行動は「リーダーとして尊敬できるものであるか」を意識する
  • 説得力のある意見に従う
  • 結果だけでなく「誠実な行動」を評価する
  • 目的・目標とモチベーションを結びつける
  • コーチングの決定権は「受け手にある」
  • 表面的な優しさが相手のためになるとは限らない(過去の苦しい出来事に触れないと強くならない)
  • 返報性の原理と共通点探しの重要性
  • リーダーはノルマをコミットメントに変える
  • コミュニケーションの量と質が変われば成果は向上する
  • 相手の時間を使っているからこそ、正しく理解し、正しく理解してもらうことが大事

この記事の著者/編集者

須賀渉大   

政治経済を専攻する早大4年。
学生時代は海外インターンシップ事業の運営、国内外ボランティア、教育系の長期インターンなど様々な活動に尽力。現在は日本最大のキャリア支援団体にてユーザー獲得部署のリーダーとして活動。ボランティアで深刻な社会課題を目の当たりにした経験から「日本を課題解決先進国にしたい」と考えており、将来は社会的価値と企業的価値を両立した事業創造に携わり、社会問題の解決及び日本の変革に貢献したい。

するとコメントすることができます。

新着コメント

  • 本田花

    早稲田大学 2022年05月13日

    同じエンカレッジ(キャリア支援団体)で活動する中で、須賀さんがリーダーシップをメカニズムとして学び、それを実践されている姿を日々拝見しています。
    研修で学んだ内容を原動力に、課題に誠実に向き合い続ける姿勢を強く尊敬しています。今後も共に学び、実践を通して、学びをエンカレッジに還元していければと思います。

  • 星野歩華

    早稲田大学 文化構想学部 2022年02月04日

    須賀くんが研修を通して本気で自分自身と向き合ったからこそ、今1番足りていないことに明確に気づくことができたのだと思います。その姿勢が素晴らしいです!
    最も必要だと感じたトレーニング、是非日々のエンカレッジの活動で意識し続けていってほしいです。「私は変われた!」と須賀くんが胸を張って言えるようになることを応援しています。

  • 山田飛翔

    2022年02月12日

    研修を通じた学びから本気で自分を変えようという思いを強く感じました。リーダー経験が豊富な須賀さんだからこそ過去の自分と重ね、より多くの学びを得られたのだと思います。ぜひこの研修での学びを実践に落とし込み今後リーダーとしての更なる成長に繋げてくれることを信じています。

最新記事・ニュース

more

早稲田大学商学部の4年生。 "新たな価値観を知りたい"という思いのもと、幼少期から多くの挑戦を重ねてきた。 大学時代は様々な方法で将来の進路に悩む中高生のサポートに力を入れてきた。大学四年時は自らができる価値提供先を増やしたいと考え、キャリア支援団体にて就活生の自立支援をおこなっている。団体においては人事部署のリーダーを務め、組織力の向上を目指している。

報告・連絡・相談。 言葉だけを知っていても意味がない。 報告・連絡・相談の違いと「判断力・決断力」の関係 報告・連絡・相談のタイミングと「マネジメント・人材育成」の関係 これらを理解し、効果的に使い分けることが重要。 理屈と機能を理解することでチームワークが大きく向上したいリーダーのための研修です。

荒 諒理 川瀬 響 本田花 須賀渉大 上野美叡 19Picks

リーダーシップゼミやビジネス基礎研修で学んだことを、机上の空論とせずに実践し続けることが重要。プロジェクト年間計画をもとに毎月、リーダー同士でチ…

本田花 西本 明希 谷口 宗郁 香山 渉 古屋大和 15Picks

単なる就業体験では意味がない。 単なる発表会でも意味がない。参加者の能力開発にこだわった集中プログラム。 今のうちに自身の限界にチャレンジし、社…

嶋田 夏生 草野柾樹 原駿介 星野歩華 伊藤純希 65Picks

今回の研修で弱みを初めて言葉にし、弱みが単に触れたくないものから、本気で克服したいものへと変わっていきました。自分の弱さと向き合うことはその瞬間は苦しいですが、本気で自己変革をしたいと思う原動力になります。今後は自身の弱さから目を背けず、向き合って準備をやりきり、自分にも相手にも約束を積極的にして守り続けられる人になりたいと強く思っています。

須賀渉大 古屋大和 2Picks

世の中の商材は有形商材と無形商材に大別されます。それぞれの長所を理解し、活かすことで生産性の高いサービスを作り上げましょう。

研修前の自分は正直、リーダーの経験はこれまでたくさんやってきたし、ノウハウなんてどうせ知っているものだろうと思っていました。しかし、この研修をしてみて自分のリーダー力はまだまだだなと心の底から思うことができました。

研修講師の森口様は、私を学生扱いして甘やかすことなく、社会人としてできているところは褒め、できていないところはしっかりできるように宣言させてくださった。2日間で学生としての甘えについて顧みて向き合うことができた。学生だから」という理由で社会人に甘やかされてきたり、時間が有り余っていることが当然であると感じたりしている人がほとんどだと思う。そのような人にこそ研修を受けてほしい。

田村稔行 1Picks

メンバーの主体性を引き出すためには戦略的にメンバーを育成する必要があります。メンバーの主体性を引き出したいリーダーにはぜひ読んでほしい記事となっています。

星野歩華 信宗碧 原駿介 3Picks