誠実に向き合い、成長し続ける

研修を通じて気付けたこと、今後に役立てられること

①「気付き、価値を提供するということ」

社会人の学びとは価値を提供することである。
私は以前から感じたこと、考えたことを自身の中で留めてしまう人間であるという自覚をしていた。研修を通して、自身が価値を提供できない原因について、他者の時間を奪うだけの価値がある発言をできないという自信のなさ、そもそも相手に気付きを与える意識でコミュニケーションに臨めていなかったという気付きを得た。気付きや価値を与えることが真の誠実さであるということを学ぶことができたため、今後は価値を提供することの意義を認識し、自身の考えや気持ちに自信をもってコミュニケーションをすることを心がけていきたい。

②「約束を積極的にして守ること」

自分との約束を積極的にし、守ることで自信を得る。
他者との約束を積極的にし、守ることで信頼を得る。
従来私は約束をすることを避け、守ることに対して軽視していたということを実感した。本研修を通して、約束を守ることは、自身・他者と誠実に向き合い、信頼関係を構築することに繋がるということを学んだ。今後は、意識的に自身の行動を約束として捉え、着実にこなし、守った自分を認めることで自信を得ていきたい。また、他者との約束を決して破らずに誠実に向き合うことで信頼を得ていきたい。

③「スタンス・マインドを鍛える」

従来私は、メンバーとのコミュニケーションをとる際、目標と具体的なアクションを設定することで実行に移すためのサポートができていると満足をしていた。しかし、それではメンバーの成長につながらず、モチベーション低下をもたらす可能性があるということを学んだ。今後は、メンバーがどんな気持ちで仕事に取り組んでいるのかを把握をし、ポジティブな気持ちを賞賛することでスタンス・マインドを強化するためのコミュニケーションを取りたいと考える。

研修参加前後での心境の変化、研修講師やA&PROメンバーへのメッセージ

研修参加前の私は「誠実さ」ということに目を向けられていない、または、優先度を低くしていた。自身の気持ちに正直に、他者に対して正直にということを意識していたため、時に自身、他者に対して甘えが生じていた。しかし、研修後は「誠実さ」を常に心がけて行動することができている。自身の気持ちに正直に行動した結果、誠実さに欠けたものになっていないかということを常に振り返ることで、より良い人間関係の構築ができるという意識が芽生えている。


森口さん、常に誠実に全力で向き合ってくださりありがとうございました。誠実さを常に体現していらっしゃる姿を見て刺激になりました。また、時に耳が痛くなるようなことも、成長を真に応援してくださっているということを感じられたため、研修を全力で取り組み、成長に繋げるという意識を持ち続けることができました。学びの詰まった貴重な機会をくださり、本当にありがとうございました。
A&PROメンバーのみなさん、私たちのために時間、労力をかけて準備をしてくださりありがとうございました。みなさんのおかげなくして、このような学びは得られなかったです。本当にありがとうございました。

これからリーダーシップゼミを受ける人へのメッセージ

この研修は、リーダーシップに対する心得だけではなく、日常における自身や人間関係に対するスタンスを見直し、改善するきっかけになります。研修中でさえも成長を感じられますが、研修後に努力を継続することで計り知れない学びを得ることができ、自己実現に繋げることができると実感しています。自身の弱みに向き合う覚悟や本気で自分の成長につなげたいという気持ちを持って取り組むことをお勧めします。

推薦してくれた方へのメッセージ

須賀さんへ
この度は推薦をいただきましてありがとうございました。本研修を通して組織に貢献するための無数の材料を得ることができたと感じています。また、須賀さんが本研修を実践、体現していることを感じることで自身も努力を積み重ねてこの研修での得た材料を自身の構成要素にしていきたいと強く感じました。部署に還元し、貢献する姿を見守っていただければと思っております。本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いします。

研修を通じて学んだこと

  • 準備ができている人がリーダーになるべき
  • あらゆる仕事はコミュニケーションと結びつけると豊かになる
  • 正直は当たり前、誠実であれ
  • SMART +Cで目標設定をする
  • 資源を増やしシナジーを生み出す
  • 他者との約束を積極的に行い、守ることで信頼を得る
  • 自身との約束を積極的に行い、守ることで自信をつける
  • PREPなコミュニケーション
  • 概念化し、構成要素を伝える
  • 知恵を使うために気づく
  • 自分の価値基準ではないかと考え直す
  • 責任をを任されると同時に義務を提案し権限をもらう
  • 判断材料を得る必要はない
  • 判断する必要はない
  • 提案を行い、相手に決断をさせる
  • ネガティブを裏返してポジティブにフォーカスする。

この記事の著者/編集者

するとコメントすることができます。

新着コメント

  • 髙橋開

    早稲田大学大学生 2022年09月23日

    「約束を積極的にして守ること」を学びの1つとして書かれてありますが、前野さんは§での活動においてそれらを実践できていると感じていて、いつも感謝しています。セクションのメンバーが当たり前のように会議に参加すること・当たり前のようにスケジュール通りにプロジェクトを進めることができているのは、前野さんをはじめとして多くの§メンバーが「約束を守り続け」組織のスタンダードを高く維持してきたからだと思います。
    これからは§として再び重要な時期であり、領域としても新たな施策を実施していくので、引き続き一緒に頑張っていきましょう。

  • 本田花

    2022年08月05日

    気づきを提供すること、誠実さの大切さを本研修を通して学んでくださったのだと思います。また、日々の活動の中でも、自身の気づきを発信しながら、あるべき姿に向き合い誠実さを実現されていて、本研修での学びを実践しているのだと感じました。
    今月から始まった、チームリーダーとしての活動の中にも、多くの学びの実践の機会があると思いますので、ぜひ研修を振り返りながら学びを体現してみてください。
    私も学び、実践し続けたいと前野さんを見て改めて感じました。今後も一緒に頑張っていきましょう。

  • 川村杏

    2022年08月05日

    目標と具体的なアクションを設定するだけでなく、メンバーの気持ちを理解し、モチベートしていくコミュニケーションについて、学ぶことができたのだと思います。そして、前野さんは日頃のコミュニケーションにおいて、メンバーと真摯に向き合い、学びを生かしながら活動をしていると感じています。メンバーをモチベートできるリーダーとして活躍できるよう、共に頑張っていきましょう。

最新記事・ニュース

more

そもそもプロジェクトとは何か。それを知ることによって、あなたが現在取り組んでいる活動をもっと豊かにすることができるはずです。プロジェクトの基本を学び、そのプロセスについて考えてみましょう。

大庭彩 上野美叡 2Picks

タスクには明確に優先順位が存在し、正しい優先順位でタスクに向き合うことが締め切りへの余裕につながります。緊急度と重要度のマトリックスを用いて改めてタスクへの優先順位をつけることを意識したいです。

大庭彩 1Picks

皆さんがリーダーを務める組織にはMVVやスローガンと言ったメンバー全員が認識している「共通目標」はありますか? そして、今その「共通目標」を何も見ずに口ずさむことができますか? もし、一度決めたことがある共通目標が形骸化してあまり浸透していない場合は私と同じ苦悩を経験するかもしれません。

大庭彩 1Picks

たとえ意見が対立しても、プロのコンサルタントやコーチは相手を導くことができる。 基礎1~3を通じて、科学的なメカニズムから築き上げた実践型コーチングについて、ロールプレイを中心に活用方法をトレーニングしていきます。 現場の活動と有機的に結びつける知恵と、今後のプロジェクトに活かす行動力。 これらを大切にするリーダーのための研修です。

たとえ意見が対立しても、プロのコンサルタントやコーチは相手を導くことができる。 基礎1と基礎2を通じて、科学的なメカニズムから築き上げた実践型コーチングについて、ロールプレイを中心に活用方法をトレーニングしていきます。 現場の活動と有機的に結びつける知恵と、今後のプロジェクトに活かす行動力。 これらを大切にするリーダーのための研修です。

「自分と仕事をしたいか」と思われているかどうかは他者の言動を大きく変化させます。相手方の時間を頂いているという認識があなたの評価を変えるでしょう。適切な準備を行うことで周囲と豊かな関係性を築きたい方に必見の記事です。

大庭彩 香山 渉 谷口 宗郁 3Picks

たとえ意見が対立しても、プロのコンサルタントやコーチは相手を導くことができる。 基礎1と基礎2を通じて、科学的なメカニズムから築き上げた実践型コーチングについて、ロールプレイを中心に活用方法をトレーニングしていきます。 現場の活動と有機的に結びつける知恵と、今後のプロジェクトに活かす行動力。 これらを大切にするリーダーのための研修です。

「周りの声を意識して思っていることを伝えられず、自分だけが辛い思いをしている...。」「それもあって、周りに対して愚痴が溜まっている...。」この悪循環を引き起こすコミュニケーションを、A&PROではPassive(受身的)なコミュニケーションと捉えます。そして悪循環を解決させるには、「Passive(受身的)」を「Assertive(自己主張的)」へ変容させていくことが重要です。

矢後慶樹 前田佳祐 大庭彩 3Picks